歯ぎしりの危険性について

食事をしていない時間は、上下の歯は接触しておらず、唇を閉じた状態でも2~3mmの隙間が歯と歯に空いているのが正常です

しかしかみ合わせが悪かったり、ストレスが原因で歯ぎしりが起こることが知られています

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歯ぎしりには

①ギーっとくいしばるもの (噛み締め)

②下あごをギシギシ動かすもの(歯ぎしり)

③カチカチと上下の歯を噛みあわせるもの(タッピング)

の3種類あり、①と②が多いと言われています

 

歯ぎしりのほとんどは寝ている間に起こりますが、①の噛み締め」は起きている間でも、無意識に起きることがあります


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歯ぎしりは体重の2~3倍もの異常な力が加わるため、

歯や被せ物のすり減り、歯の割れなどが起こります

 歯がすり減るとたいものや甘いものなどがしみるようになり、日常生活に支障をきたすことがあります

 

ひどい方はご自身の歯ぎしりの力によって歯を支える骨が破壊され、歯がグラグラ動くことがあります

 

また朝起きて肩こりや偏頭痛があったり、お口を開けると顎が痛いなどの関節症状が出る方もいるので注意が必要です

歯ぎしりをしている人のお口の中

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エナメル質が削れる

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歯が割れる

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歯の根元がえぐれる


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上顎の骨が出っ張る

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下顎の骨が出っ張る

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舌に歯型がつく


ほっぺたに歯型がつく


歯ぎしりから歯を守るには

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歯ぎしりは無意識の時に起こることが多いので、自分でやめることは難しいと言われています

 

歯ぎしりが長期間続くと、自分の力で自分の大切な歯を削ったり、歯を失うため、ナイトガードと呼ばれる患者さん専用のマウスピースを装着する必要があります

 

1回目に型取りを行い、2回目にセットになります

当院の場合、型取りをしてから最短で次の日にセットすることが可能です

 

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ナイトガードは透明な柔らかいゴムの素材でできており、目立たず違和感は少ないです

 

基本的に睡眠中に装着しますが、読書や仕事中、勉強中でも歯ぎしりをする方は日中も装着することをおすすめしています

 

歯科医院で作成するナイトガードは上の歯の型をとり、患者さんの歯にぴったり合ったものを作るので、睡眠中に外れて飲み込んでしまうなどの危険性はありません


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歯ぎしりのひどい方は写真のようにマウスガードに穴が開きます

 

マウスピースが削れることでご自身の歯が守られ、歯が削れてしみたりするのを防ぐことが出来ます

 

歯ぎしり予防のナイトガードは保険適応で約3000円で作成することが出来ます

 

朝起きて舌をベーっとした時に、舌に歯型がついている人、糸切り歯や奥歯の歯がすり減っている人はナイトガード着用をおすすめいたします