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ムグンファの豚足（王豚足）

午前6時10分起床。浅草は晴れ。風邪気味なのか寒気と頭痛の朝だ。昨晩は（あたし的）浅草最強の韓国家庭料理屋――ムグンファで宴席。そこで出会ったのは、はじめての豚足の食べ方であった。

豚足の食べ方は種々あるだろうが、昨日はソウル風の食べ方を教わった（教わるのである）。豚足にサンチュ味噌をつけ、ニンニクのスライス、青唐辛子を添え、サンチュとエゴマの葉で包んで食べる。

つまり、サムギョプサル（三段バラ焼肉）とほぼ同じ食べ方なのだけれども、これはお世辞抜きにうまい。サッパリとネットリのハイブリッドに辛さが加わる快速な快感、だれでも一度だけ経験するのよ、誘惑の甘い罠、チャミスルとの相性はばつぐんにいけてるのである。

ただ、これが可能であるには、豚足がちゃんとスライスされていなければならない。けれどちゃんとスライスされた豚足はあるようでないのである（2丁目の焼肉街のはスライスされていない）。それでうちの近所の2軒はちゃんとスライスされているわけで、と町内会を自慢するのだ。

追記：2008年12月27日の夕餉。王豚足。