Snowflake

Snowflakeは、Snowflake社が提供するクラウドデータプラットフォームです。

2.3.4.1. ODBCドライバーのインストーラを取得

Snowflake用のODBCドライバーは、Snowflakeの公式ホームページから取得できます。64ビットWindows用のインストーラの最新バージョンをダウンロードしてください。

以降では、64ビットWindows用のインストーラ「snowflake64_odbc-3.0.1.msi」を基に説明します。

2.3.4.2. ODBCドライバーをインストール

インストーラを起動し、インストールを開始します。インストーラの起動画面は次のとおりです。

2.3.4.3. ODBCデータソースを作成

  1. 「ODBC データソース アドミニストレーター (64ビット)」を起動します。

    「ODBC データソース アドミニストレーター (64ビット)」は、ショートカットキー[Windows]キー+[R]キーで開かれる次の画面「ファイル名を指定して実行」内に「ODBCAD32.EXE」を入力して、「OK」ボタンを押すと表示されます

  1. 次の「ODBC データソース アドミニストレーター (64ビット)」画面で、「ドライバー」タブを選択し、SnowflakeのODBCドライバーが登録されていることを確認します。

  1. 次の「ODBC データソース アドミニストレーター (64ビット)」画面で、「システム DSN」タブを選択し、「追加」ボタンを押します。

  1. 次の「データソースの新規作成」画面で、「SnowflakeDSIDriver」を選択し、「完了」ボタンを押します。

  1. 次の「Snowflake Configuration Dialog」画面で、次の内容を入力します

    • 「Data Source」には、作成するデータソース名(この例では「snowflake_odbc_driver_test」)
    • 「User」には、Snowflakeサーバのアカウント名(この例では「user0」)
    • 「Password」には、Snowflakeサーバのアカウントのパスワード
    • 「Server Name」には、Snowflakeサーバが稼働しているマシン名またはIPアドレス(この例では「lvmkgzz-ns45584.snowflakecomputing.com」)
    • 「Database」には、デフォルトのデータベース名(この例では「TEST_DB」)
    • 「Warehouse」には、デフォルトのウェアハウス名(この例では「TEST_WH」)
    • 「Role」には、既定のロール(この例では「ACCOUNTADMIN」)
    • 「Tracing」には、ドライバートレースファイルに記録される詳細レベル(この例では「4」)

各項目の詳細はSnowflakeのODBCドライバーの接続パラメーター(2023/09/01現在)を参照ください[外部のWebサイトに移動します]。

  1. 「Test」ボタンを押して、入力内容に基づいてSnowflakeサーバに接続できるか確認します。接続できた場合は、次の「Test Results」ダイアログが開き、「SUCCESS!」と表示されます。接続できた場合は「OK」ボタンを押してください。接続できない場合は、入力内容、または、Snowflakeサーバの設定を見直してください。

  1. 次の「ODBC データソース アドミニストレーター (64ビット)」画面で、「システムデータソース」にSnowflakeのODBCデータソースが追加されていることを確認します。

  1. MSIPサービスを再起動してください。MSIPサービスを再起動の方法については、「MSIPドキュメント」の「4.9. MSIPサービスの操作方法」を参照ください。

SnowflakeのODBCドライバーを利用する手順は以上です。