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ノルウェージャン・フォレスト・キャットの保険 | 性格や寿命などの基本情報も解説

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、古くから北欧に生息していた猫で、北国を生き抜いてきたふわふわした長い被毛とがっしりした体格が特徴の品種です。優しく穏やかな性格から飼いやすく、高い人気を誇ります。長く大事に育てるためには、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴やかかりやすい病気・ケガなどを理解し、今後発生しうる医療費を考慮してペット保険を選びましょう。この記事では、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの性格や寿命、ペット保険の選び方などを解説しています。

ノルウェージャン・フォレスト・キャット

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの特徴

ノルウェージャン・フォレスト・キャット、グレー

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの歴史

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、北欧に古くから生息していたと言われる品種です。女神のソリを引いていたとして、北欧神話にも登場しています。農場や船上でネズミ退治をするために飼われていたこともあり、人間と生活することも多かった猫です。

1970年代からノルウェーでノルウェージャンフォレストキャットの本格的な育種・保存が始まり、1977年に品種として登録されました。その後アメリカでも育種が始まり、アメリカでは1984年に品種として登録されたのです。

基本的性格

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、優しく穏やかな性格の持ち主です。社交的でスキンシップを好み、信頼している飼い主には甘えん坊になります。猫を初めて飼う方にもおすすめです。また、遊び好きな一面もあり、高いところに登るのを好みます。特に子猫の時期は、活発に動き回るのが特徴です。

サイズ・体重などの身体的な特徴 どこまで大きくなる?

ノルウェージャン・フォレスト・キャットのボディタイプは、ロングアンドサブスタンシャルタイプに分類されます。猫の中では最もサイズが大きいタイプであり、がっしりした体型が特徴です。

大きさの目安は以下のとおりです。
・体長:約40cm
・体重:オスは4.5〜7kg、メスは3.5〜5.5kg

中には、体重が10kgを超えるノルウェージャン・フォレスト・キャットもいます。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットが人気な理由

猫、寝顔


ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、猫を初めて飼う方にも飼いやすい品種であり、その穏やかでフレンドリーな性格から人気を集めています。辛抱強く、子どもがしつこく構っても怒らず相手をしてくれます。また、頭が良いため、しつけや簡単な芸をすぐに覚えてくれるのも魅力です。十分に体を動かせる環境を整えれば、室内だけでも飼育できます。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットをお迎えする方法・準備は?

キャットフード、皿、スプーン

ペットショップやブリーダーでお迎えする

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、ペットショップやブリーダーでお迎えできます。ノルウェージャン・フォレスト・キャットは人気の品種であり、扱っているペットショップも多いです。ペットショップなら、必要なグッズを一緒に揃えられるため、スムーズにお迎えの準備を整えられます。

親猫や兄弟の姿を見たい場合や、これまでの成長の様子・特徴などを直接聞きたい場合は、ブリーダーから紹介してもらうことがおすすめです。ブリーダーは生まれた時から育てているため、安心してお迎えできます。

必要なグッズを準備する

ノルウェージャン・フォレスト・キャットのお迎えが決まったら、必要なグッズを準備しましょう。以下のようなグッズを揃える必要があります。

・食事用のグッズ:食器、給水器など
・トイレ用のグッズ:固まる猫砂トイレ、システムトイレなど
・就寝用のグッズ:猫用ベッド、ハウスなど
・運動用のグッズ:キャットタワー、おもちゃなど
・外出用のグッズ:キャリーバッグ

また、部屋の環境を整えることも大切です。落下や脱走防止対策、滑り止め、室温管理など、ノルウェージャン・フォレスト・キャットが安全かつ快適に過ごせる環境にしましょう。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの飼い方のコツ

猫、鍋


ノルウェージャン・フォレスト・キャットは長毛種であるため、毛玉ができやすいです。日頃からこまめにブラッシングを行い、抜け毛を取り除きましょう。また、被毛が皮脂で薄く覆われているため、こまめにお手入れをして、清潔に保つ必要があります。

また、高い所に登るのを好むため、キャットタワーやキャットステップを用意することがおすすめです。安全に遊べるよう、滑り止めや落下防止対策も忘れないでください。猫が届く範囲に、壊れやすいものや、口に入れると危ないものなどを置かないことも大切です。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの寿命

猫、顔、アップ


ノルウェージャン・フォレスト・キャットの平均寿命は約12〜13歳です。猫の平均寿命は約14歳と言われており、平均よりも寿命が短いことがわかります。ノルウェージャン・フォレスト・キャットは肥満になりやすいと言われており、ほかにもさまざまな病気に注意が必要です。長く一緒に過ごすためには、かかりやすい病気・ケガについて理解しましょう。

かかりやすい病気・ケガ

猫、ノルウェージャン、顔


ノルウェージャン・フォレスト・キャットがかかりやすい病気は以下のとおりです。

・肥大型心筋症
・糖尿病
・皮膚疾患
・毛球症

肥大型心筋症

肥大型心筋症は、心臓の筋肉が肥大化し、血液を送り出す機能が弱まってしまう病気です。はじめは無症状ですが、進行すると血栓症や後ろ足の麻痺、呼吸困難などの症状が見られます。命に危険を及ぼすため注意が必要です。元気がなくなったと感じたら、すぐに受診しましょう。

糖尿病

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは肥満になりやすいため、肥満による糖尿病には注意が必要です。糖尿病には、白内障や腎臓・肝臓の疾患といった合併症を引き起こすリスクもあります。初期は多飲多尿や体重減少、進行すると嘔吐や下痢などの症状が見られます。日頃からおしっこの量や体重をこまめにチェックし、すぐに異変に気付けるようにしましょう。

皮膚疾患

ノルウェージャン・フォレスト・キャットの被毛は長毛で皮脂で薄く覆われており、特に湿度が高い夏は雑菌が繁殖しやすいです。そのため、皮膚疾患に注意しましょう。悪化すると、皮膚の炎症やかさぶた・脱毛などが見られます。定期的にシャンプーをしたり、飼い主が手洗いを徹底したりして清潔に保ちましょう。

毛球症

ノルウェージャン・フォレスト・キャットは長毛種であるため、毛球症を発症しやすいです。毛球症とは、毛づくろいの際に飲み込んだ体毛が胃や腸などに溜まり、食欲不振や下痢・嘔吐などを引き起こす病気です。飲み込んだ体毛は通常排出されますが、飲み込む量が多いと絡まって溜まってしまいます。手術が必要になるケースもあるため、注意が必要です。日頃からブラッシングを行い、抜け毛を減らして予防しましょう。また、毛球症の予防につながるえさやサプリメントもあります。

ノルウェージャン・フォレスト・キャットに必要な補償内容

猫、床、肉球

傷病別の必要な補償内容

肥大型心筋症

肥大型心筋症を発症すると、継続的な投薬治療が必要になります。薬にはさまざまな種類があり、不整脈の予防や心拍数のコントロール、血栓形成の抑制など、完治ではなく進行を遅らせることを目的に治療を行うのです。投薬治療は生涯行い、場合によっては入院が必要になります。そのため、通院の日数や回数に制限がないプランや、入院治療まで対応できるプランがおすすめです。


糖尿病

糖尿病の治療方法は、基本的にはインスリン注射です。一時預かりや数日間の入院で注射後、定期的に血液検査を行い、問題なければ自宅で飼い主が注射を行います。特に初期は頻繁に通院が必要になるため、通院の日数や回数に制限がない補償がおすすめです。

糖尿病は、さまざまな合併症を引き起こしたり、重篤化すると集中的な検査・治療が必要になる高血糖状態に陥ったりします。万が一のリスクに備えて、通院・手術・入院を幅広くカバーできる補償プランがおすすめです。

ペット保険の選び方のポイント

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ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、皮脂に覆われた長い被毛や肥満になりやすいという性質などから、さまざまな病気に注意する必要があります。継続して治療が必要になるものや、手術を伴うものもあるため、ペット保険に加入すると安心です。

ペット保険にはさまざまな補償プランがあります。備えたいケースや経済力などに応じて、適切なものを選びましょう。

年齢ごとの病気・ケガの注意点まとめ

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子猫(0-1歳)

子猫の時期は、感染症にかからないよう、混合ワクチンを打ちましょう。最初の予防接種は、母猫からの免疫が切れる生後2ヶ月頃に受けます。

また、遊んでいる際のケガや異物の誤飲リスクが高いです。ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、子猫の時期に特に活発に動き回ります。滑り止めや落下防止対策を行う、飲み込むと危険なものは手の届く範囲に置かないなどの対策を行いましょう。さらに、子猫の時期は猫風邪を引く可能性も高いため、風邪の症状が見られたらすぐに受診してください。

成猫(1歳- 6歳)

成猫の時期は、体重管理とこまめなブラッシングを心がけましょう。ノルウェージャン・フォレスト・キャットは肥満になりやすいため、日頃から運動量の確保が大切です。また、体重増加が気になったら、体重管理用のフードを選んでください。

さらに、毎日の丁寧なブラッシングや毛玉の排出を促すフードに変更するなどして、皮膚疾患や毛球症を防ぐことも重要です。

老猫(7歳以降)

高齢期は、さまざまな病気・ケガが発生しやすいため、体調の変化に敏感になりましょう。定期的に動物病院で検診を受け、早期発見・治療を行うことが大切です。

特に老猫がなりやすい病気は、肥大型心筋症や、膀胱や尿道に石ができてしまう尿石症です。尿石症を予防するためには、水をたくさん飲めるよう水飲み場を数カ所設置したり、ドライフードをウェットフードに変えて食事から水分を取れるようにしたりしましょう。

まとめ

ノルウェージャン・フォレスト・キャット、横顔


今回は、ノルウェージャン・フォレスト・キャットについて、特徴や寿命・かかりやすい病気や飼い方のコツなどを幅広く解説しました。穏やかで優しく人懐っこい性格から、ペット初心者にも飼いやすいノルウェージャン・フォレスト・キャットですが、病気やケガに注意する必要があります。ペット保険に加入することで、万が一の事態にも安心して対応可能です。ペット保険にはさまざまなプランがあり、補償内容が異なります。ノルウェージャン・フォレスト・キャットがかかりやすい病気を理解し、ニーズに合ったペット保険を選ぶことが大切です。

アルファ動物病院院長鍋島先生

監修獣医師

鍋島淳 (アルファ動物病院院長)

東京大学卒業後、同大学付属動物病院にて研修。
1979年東京都葛飾区に動物病院を開院、院長に。現在に至る。
東京都獣医師会所属。

<アルファ動物病院>

猫種分類表

猫は猫種によってサイズによって保険料のちがいはございません

下記は大まかな猫種を記載させていただいておりますが未記載の猫種であっても保険料は同じです。

猫種