女優の小泉今日子(57)が、27日放送のJ-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」に出演し、SNS上で物議をかもした自身の発言について言及した。

小泉は、自身の発言がしばしばネット上で議論を巻き起こすことについて、「よく怒られるんですけど、でもとにかくどんなことでも思っていることを言って、それに対して“炎上”みたいな言葉を使われるけど、人がワーッと来て、明るいところでバトルでもなんでも行われた方がいいんじゃないかなと思うし、そのことで初めて考えるきっかけになる人もいるだろうから、大人はそういうふうに自分の言ったことに対して覚悟があればいいんじゃないかな」との思いを語り、「(意見を交わすきっかけになれば)それでいいんじゃないか。だって別に良いこと言おうが悪いこと言おうが『クソババア!』みたいなのはどっちにしても言われるんで」と笑った。

小泉は10日発売の「文藝春秋」2月号で「バラエティー番組はくだらない」といった趣旨の発言をしたことで物議をかもしたが、記事が出る前に原稿をチェックするも、あえて修正はしなかったという。「ちょっと言葉、強かったかな、と思ったけど、あえて直しませんでした。『(実際に)言ったしなぁ』と思って、(修正するのは)ちょっと男らしくないと思って」と振り返った。

話題となった発言について、「私はテレビが本当に大好きだったの。小さいころもテレビさえ与えておけば幸せそうなぐらいテレビっ子だったの。ずーっとドラマも全部見ていたし、バラエティー番組のお笑いとかも好きで、だからこそ言ってるんです。大好きだったこそ、パンッて背中をたたくじゃないけど、そういう気分なんですよね」と真意を説明。「本当に1日中、寄席に居てずっと見たりとか、漫才とか落語とかも大好きな上で言ってるってことも分かってほしい」と話した。