横浜F・マリノスなどでプレーした元日本代表松田直樹さん(享年34)が11年8月4日に急性心筋梗塞で亡くなり4日、12回目の命日を迎えた。

最後に所属したJ3松本山雅はSNSで「松田直樹選手が亡くなって12年。トップチームの練習前に黙とうを行いました」と報告。松田さんの死をきっかけに、横浜やJリーグではスポーツ中の心臓突然死をなくすため、AEDの啓蒙(けいもう)活動など「♯命つなぐアクション」の活動を続けている。松本山雅をはじめ、セレッソ大阪、コンサドーレ札幌、アルビレックス新潟などJリーグの各クラブが、SNSで松田さんの命日であることをつづった上で「♯命つなぐアクション」とともに、AEDの大切さを呼びかけた。

X(旧ツイッター)では「♯松田直樹」「♯命つなぐアクション」がトレンド入り。サポーターからは「マツさん今年の8月4日も暑いよー気が付いたらマツさんの年齢超えちゃったよ…。ずっと憧れ」「今日は直樹をたくさん思い出す」「毎年8月4日を忘れたことはありません。マツのようなことが2度と起こりませんように」「あの時も熱かったけど今はもっともっと暑くなってる」「マリノスに関わる人にとって今日は忘れてはいけない日。永遠に」と追悼のコメントがつづられた。