「Windows Phone IS12T」は8月25日発売

KDDI（au）は2011年8月23日、マイクロソフトの最新OSを搭載したスマートフォン「Windows Phone IS12T」（富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製）を8月25日から順次発売すると発表した。7月27日の製品発表時点では、9月以降に発売するとしていたが、前倒しする。発売日には、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、ビックカメラ有楽町店の2店舗で、発売記念セレモニーと体験イベントを開催する。

IS12Tは、マイクロソフトのスマートフォン向けOSの最新版「Windows Phone 7.5」（開発コード名は「Mango」）を搭載した端末。同OSの特徴は、「Metro（メトロ）」と呼ばれるユーザーインタフェース。タイル状のアイコンを配したスタート画面には、メールの新着通知や写真などアプリの情報が動的に表示され、「Peopleハブ」と呼ばれる横方向にスクロールして見る画面には、アドレス帳やメール、SNSなど"人"に関連する情報が集約される。クラウドとの連携機能も充実していて、カメラで撮影した写真を即座にオンラインストレージ「SkyDrive」に保存したり、SkyDriveに保存されたOffice文書をモバイル版のWordやExcel、PowerPointで開いたりできる。

ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは、25日の午前8時40分～9時10分に、発売記念セレモニーが開催される。日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏、KDDI執行役員 商品統括本部長の牧俊夫氏、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の大谷信雄氏らが登壇し、タレントの片瀬那奈さんがゲストとして登場する予定だ。

ビックカメラ有楽町店でも同日午前9時40分～10時に、同じ4人を迎えた発売記念セレモニーを実施する。

実勢価格は新規/機種変更の場合で約7万4000円、MNP（番号継続制度）利用の場合は約5万8000円。購入時に「ISフラット」に加入して「毎月割」を適用した場合の実質負担金は、新規/機種変更が約3万5000円、MNP利用の場合は約2万円。

（日経パソコン　田村規雄）

[PC Online 2011年8月23日掲載]