東京スカイツリー、大人料金を最大400円値上げ 7月から
東武タワースカイツリー(東京・墨田)は29日、東京スカイツリーの入場料金を値上げすると発表した。7月1日から大人料金を最大400円引き上げる。団体料金や子供料金は据え置く。同社は物価や人件費の高騰など様々な社会的情勢を考慮したためとしている。
2023年度のスカイツリーの来場者数は443万人を見込み、新型コロナウイルス禍前の18年度を上回る来場者数となっている。
7月からは地上350メートルにある「天望デッキ」と、地上450メートルにある「天望回廊」に入場できるセット券を、大人料金(当日券、18歳以上)で平日3500円、休日3800円で販売する。それぞれ従来価格から400円引き上げる。天望デッキと天望回廊のそれぞれの入場券についても値上げする。
同日、4月1日からスカイツリーの展望台の営業時間を最大2時間延ばすと発表した。月〜土曜日は午前10時から午後10時まで、日曜・祝日は午前9時から午後10時まで営業する。新型コロナの影響で21年から営業時間を短縮していた。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
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