Chromeのキャッシュ削除方法!設定からショートカットまで解説
Chromeのキャッシュ削除方法!設定からショートカットまで解説
PCやスマホの動作が重くて、ストレスを感じたことはありませんか?
画面が固まったりカクカクとした動きになったりするのは、もしかすると「キャッシュの容量がたまっていること」が原因かもしれません。
この記事では、ブラウザの中でも特に利用者が多い「Chrome」のキャッシュクリア方法を解説します。
キャッシュとは何なのか、削除するとどうなるのかについても、事前に知っておきましょう。
キャッシュって何? 削除・消去するとどうなる?
ウェブサイトを閲覧しているときに「キャッシュ」「キャッシュクリア」といった用語を見たことがあるはず。 まずはその意味を知っておきましょう。
キャッシュとは
キャッシュとは、一度見たウェブサイトの情報を一時的にブラウザに保存する機能のこと。データは毎回自動で保存されます。
キャッシュが保存されたウェブサイトは、画像などの情報を読み込むのではなく、端末に保存してあるデータを再表示してくれるため、読み込み時間が短縮されます。
快適にインターネットを楽しむためには欠かせない機能といってもいいでしょう。
キャッシュクリアとは
端末に保存されているキャッシュデータを削除・消去することを「キャッシュクリア」といいます。
ウェブサイトが正しく表示されないときや、PCの動作が重いときなどにキャッシュクリアを行うことで問題が改善されることも。
キャッシュは、ウェブサイトを見れば見るほど増え続けるため、いずれ容量がオーバーしてしまいます。
これが「スマホやPCの動作が遅い」と感じる原因にもなるため、定期的に削除してあげましょう。
Chromeのキャッシュクリア方法
キャッシュクリアの主なやり方は以下の三つ。
▼キャッシュクリア方法
- アプリの設定からキャッシュクリア
- ブラウザの拡張機能(アドオン)でキャッシュクリア
- ショートカットキーでキャッシュクリア
ブラウザの設定画面で条件を設定してクリアする方法や、キャッシュを自動で削除してくれるアドオンの追加、ショートカットキーを使用して簡単に削除する方法があります。
Googleのブラウザアプリ「Chrome」を使用している人は、以下のやり方でキャッシュをクリアすることが可能。
今すぐ試せる三つの方法を紹介します。
アプリの設定でキャッシュクリアする方法
Chromeのキャッシュクリアは、アプリ内の設定画面から行います。
▼スマホアプリ
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」の項目から「Chrome」をタップ
- 「ストレージとキャッシュ」を選択
- 「キャッシュを削除」を選ぶ
以上でキャッシュクリアは完了です。
▼PCアプリ
- Chromeを開く
- 画面右上のその他アイコン「その他」をクリック
- 「その他のツール」を選択
- 「閲覧履歴を消去」をクリック
- 削除する期間を選択
- 「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスをオンにする
- 「データを削除」をクリック
PCでキャッシュクリアを行う場合は、削除する期間を選択できるのが特徴。
「1時間以内」「24時間以内」といった直近のデータのみを削除したり、これまでに閲覧した「全期間」のデータを消したりできます。
その後「キャッシュされた画像とファイル」を選択すると、キャッシュを削除することが可能。
ここで「Cookieと他のサイトデータ」を削除すると、ログイン用のIDやパスワードは記憶されたままですが、各ウェブサイトからログアウトした状態になります。
また「パスワードとログインデータ」を削除すると、パスワードごとログイン情報が消えてしまうため、誤ってクリックしないようご注意ください。
拡張機能(アドオン)でキャッシュクリアする方法
PCのブラウザに拡張機能を追加することで、キャッシュクリアがより手軽になります。
例えば、Chromeのウェブストア上にある「Clear Cache」を使用すると、ブラウザのツールバーに拡張機能のボタンが追加されます。
「キャッシュがたまって動作が遅い」といったときは、このボタンをクリックするだけでキャッシュが削除されるように。
設定を変えることで、キャッシュの他にもCookieや閲覧履歴、ダウンロード履歴などのデータを同時に削除することもできて便利です。
削除対象となる期間も指定すれば、いちいち設定画面を開かなくても全てワンクリックで対処可能。
ショートカットキーでキャッシュクリアする方法
設定画面でキャッシュクリアするのは少し手間……、というときに試したいのがショートカットを利用した削除方法。
キーボードで以下のボタンを同時に押すことで、簡単にキャッシュクリアが行えます。
ただし、この方法ができるのはWindowsのChromeのみです。
▼WindowsのChrome
- [Ctrl]+[Shift]+[Delete]
キャッシュをためずにウェブサイトを閲覧する裏技
キャッシュを保存せずにウェブサイトを閲覧する方法もあります。
それが、Chromeの「シークレットモード」を利用すること。
シークレットモードは、閲覧中のみキャッシュが保存されますが、ページを閉じたタイミングでキャッシュが破棄され、閲覧履歴はもちろん、Cookieなどのデータも残りません。
キャッシュを残したくない場合は、シークレットモードを活用するのもいいでしょう。
まとめ
ウェブサイトの情報が正しく読み込めなかったり、動作が遅くなったりしたときに試したい「キャッシュクリア」について解説しました。
本記事で紹介したように、キャッシュの削除方法はいろいろあるので、やりやすい方法を取り入れてみましょう!
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