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昭和を代表する歌手で俳優の鶴田浩二さん(享年62歳)の23回忌『鶴田浩二さんを偲ぶ会』が10日、都内のホテルで行われ、北島三郎をはじめ松方弘樹、梅宮辰夫ら親交のあった俳優、歌手、業界関係者らおよそ300人が参加した。終始、鶴田さんを“先輩”と呼んだ松方は「悪いことも教えてくれた。僕も浮き名を流しましたが、最近はおとなしくなった。でも、先輩はその100倍かな?」と“武勇伝”を回想して恩人を偲んだ。
鶴田さんは1924年の静岡・浜松生まれで、甘いマスクを生かした俳優業と独特の歌唱法で“昭和の大スター”として君臨する一方、数々の俳優をスターへと育て上げた。出席者の代表としてあいさつした松方は「背中の芝居とか、いろいろ教えて頂いた方。初めて会った時は『ワシに似ているのはお前か』と名前すら呼んでもらえなかった。そんな方と、石原裕次郎さんが共に23回忌なのは何とも言えない気分。今でも足元にも及ばないし、あと何年、足腰や滑舌がしっかりしてるのか判らないが、先輩に追いつけ追い越せで頑張りたい」と神妙に語った。
草野球を一緒にやっていたという八名信夫も「とても可愛がってもらった。(鶴田さんからは)『女優に騙されるな!』とか、悪いことも教えてもらった」と懐かしそうに笑う。自らの役者人生には「『お前は悪役をやって主役を引き立てるんだ!』と教えられ、今も悪役をやらせて頂いてます」と大きな転機を迎えるきっかけとなった大先輩に「オヤジ、ありがとう!」と感謝を募らせていた。
ドラマで共演のある水谷豊は「本当に怖かった。役柄でつっかかってたが、いつも逃げる準備をしてました。その時(鶴田さんは)『好きにぶつかってこい。全部受け止めるから』と声をかけてくれて、今でもそういう俳優になりたいと思っています」。松方や八名同様に「『女で格を落とすなよ』って言われていたので、これだけは守りたいですね」と女性にまつわるエピソードを披露して懐かしんでいた。
そのほか会場には八千草薫、五木ひろし、錦野旦、加藤和也氏らも駆けつけた。
昭和を代表する歌手で俳優の鶴田浩二さん(享年62歳)の23回忌『鶴田浩二さんを偲ぶ会』が10日、都内のホテルで行われ、北島三郎をはじめ松方弘樹、梅宮辰夫ら親交のあった俳優、歌手、業界関係者らおよそ300人が参加した。終始、鶴田さんを“先輩”と呼んだ松方は「悪いことも教えてくれた。僕も浮き名を流しましたが、最近はおとなしくなった。でも、先輩はその100倍かな?」と“武勇伝”を回想して恩人を偲んだ。
鶴田さんは1924年の静岡・浜松生まれで、甘いマスクを生かした俳優業と独特の歌唱法で“昭和の大スター”として君臨する一方、数々の俳優をスターへと育て上げた。出席者の代表としてあいさつした松方は「背中の芝居とか、いろいろ教えて頂いた方。初めて会った時は『ワシに似ているのはお前か』と名前すら呼んでもらえなかった。そんな方と、石原裕次郎さんが共に23回忌なのは何とも言えない気分。今でも足元にも及ばないし、あと何年、足腰や滑舌がしっかりしてるのか判らないが、先輩に追いつけ追い越せで頑張りたい」と神妙に語った。
草野球を一緒にやっていたという八名信夫も「とても可愛がってもらった。(鶴田さんからは)『女優に騙されるな!』とか、悪いことも教えてもらった」と懐かしそうに笑う。自らの役者人生には「『お前は悪役をやって主役を引き立てるんだ!』と教えられ、今も悪役をやらせて頂いてます」と大きな転機を迎えるきっかけとなった大先輩に「オヤジ、ありがとう!」と感謝を募らせていた。
ドラマで共演のある水谷豊は「本当に怖かった。役柄でつっかかってたが、いつも逃げる準備をしてました。その時(鶴田さんは)『好きにぶつかってこい。全部受け止めるから』と声をかけてくれて、今でもそういう俳優になりたいと思っています」。松方や八名同様に「『女で格を落とすなよ』って言われていたので、これだけは守りたいですね」と女性にまつわるエピソードを披露して懐かしんでいた。
そのほか会場には八千草薫、五木ひろし、錦野旦、加藤和也氏らも駆けつけた。
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2009/08/11