モルダウ川 プラハの春 モルダバイト スメタナ「わが祖国」 True Stone



チェコ共和国

日本人にあまりに馴染みのないおとぎの国に付いて調べて見ました。

面積  78,866平方キロメートル(日本の約5分の1)

人口  1,055万人(2016年3月)

首都  プラハ(人口127万人/2016年3月)

民族  チェコ人95.5%、その他ウクライナ人、スロバキア人等(2011年国勢調査)

言語  チェコ語



こんな人がチェコ人!

ヤン・レッツェル(Jan Letzel, 1880年4月9日 - 1925年12月26日)
明治末期から大正にかけて主に日本で活動したチェコ人の建築家。
広島市の広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)の設計者として有名です。

フランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883年7月3日 - 1924年6月3日)
「変身」「審判」「城」「失踪者」実存主義的見地から注目されたことによって世界的なブームとなり、現在ではジェイムズ・ジョイス、マルセル・プルーストと並び20世紀の文学を代表する作家と見なされています。

イワン・レンドル(Ivan Lendl, 1960年3月7日 - )は、チェコスロバキア・オストラヴァ出身の元男子プロテニス選手、テニス指導者。
グランドスラム通算8勝の男子テニス歴代9位タイ記録、ATPツアーのシングルスでいずれも男子歴代2位のツアー94勝、シングルス1071勝などの大記録を持つ。
※余談
錦織圭選手のコーチ、マイケル・チャンが17歳の時、当時1989年、世界ランク1位のイワン・レンドルを下し全仏オープンを優勝しました。

ダニエル・スワロフスキー(Daniel Swarovski, 1862年10月24日 - 1956年1月23日)
チェコ生まれのガラス製造業者、スワロフスキーの創業者。

オットー・ウィフテルレ (コンタクトレンズ発明者)
ソフトコンタクトレンズはチェコの発明家オットー・ウィフテルレが1961年に開発、その特許をアメリカ特許開発協会に売却、1971年に販売が開始された。
日本では1972年12月に販売の許可が下りています。

チェコ人の男性平均身長は、世界第10位で 180.3cmあります。(世界第一位オランダ人183.3cm)
日本人は、170.7cmですから約10cmの差ですので大人と子供位の差でしょうか。
やっぱり、足が長くて背が高い方が見た目がカッコよく、身体能力も高いですもんね。

と見た目の良い所をご紹介しましたが見た目が気になる所、NO.1もあります。
それは、男性の薄毛率なんです。
薄毛世界一は、チェコ共和国でした。
※2009年にアデランスが発表した「世界の成人男性薄毛率」を元にされています。
(調査期間:1998~2008年)日本は薄毛ランキング14位



チェコ共和国の歴史

15世紀前半、ボヘミア(チェコスロバキア)がオーストリアとハンガリーを中心に栄えたハプスブルク家の支配下に置かれると、
チェコ民族にとっては、長い暗黒時代が始まりました。
公式にはチェコ語を使うことすら許されなった長い暗黒時代を経て、市民が立ち上がったのは、18世紀末から19世紀にかけてでした。
フランス革命を支えた自由と平等の思想や、ドイツ・ロマン主義の影響を受けたチェコスロバキアの知識人たちは、チェコ語の復権とチェコ文化の再生に情熱を傾けたと同時期にスメタナが音楽を通してチェコの民族的独立を促し「モルダウ(The Moldau)」を作りました。

そして第一次世界大戦が終結した1918年、ついにチェコスロバキア共和国が誕生します。
初代大統領には、哲学者マサリクが選ばれました。
しかし、独立したのもつかの間、隣国ドイツにヒトラー政権が誕生すると、チェコスロバキアは解体の憂き目にあってしまいます。
第二次世界大戦後、ドイツ支配からは解放されましたが、今度はソ連主導による共産化が進み社会主義国家となりました。
共産党一党支配のチェコスロバキアが、1989年11月、民主化を求める学生のデモが発端となり、チェコスロバキアの共産党政権が崩壊します。
無血で革命が成功したため「ビロード革命」と言われています。
ビロード革命に至るチェコの民主化への道は非常に長い道のりでした。



ワルシャワ軍

ビロード革命の前に起きた1968年の自由への革命、※「プラハの春」は旧ソ連の軍事介入で実ることなく終結しました。
チェコの人たちは、この時どれだけ涙を流したことでしょう。
それから20年、「プラハの春」以降、国内に自由を求める気運が静かに脈々と流れ続けていました。
その基盤があったからこそ勝ち得たチェコスロバキアの自由です。
「プラハの春」で積極的に改革を推進した劇作家ヴァーツラフ・ハヴェル(Vaclav Havel)が大統領に就任し、この国は今度こそ本当に自由を手にしました。
島国日本は経験したことのない、隣国に翻弄されたような壮絶な歴史をもった国がチェコなのです。

※プラハの春
自由を求めるチェコスロバキアの人々の動きと政権の動きに共産主義ブロック崩壊の萌芽を感じたソ連が、※2「ワルシャワ条約機構」軍を動員して1968年8月に戦車で武力介入し、自由主義的傾向のドプチェク政権を打倒して※3「傀儡政権」を樹立した事件です。

※2「ワルシャワ条約機構」
ソビエト社会主義共和国連邦を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟

※3「傀儡政権」かいらいせいけん 
ある領域を統治する政権が、名目上には独立しているが、実態では事実上の支配者である外部の政権・国家によって管理・統制・指揮されている政権



日本人、誰もが聞いたことがあり、好きな方が多い曲は、チェコで一番有名な交響曲、スメタナ(B.Smetana/1824~1884)による連作交響詩 モルダウ(The Moldau)「わが祖国」第2曲ではないでしょうか。

モルダウ川は、ボヘミアを南から北に流れ、エルベ川に合流する全長430kmの重要な河川です。
交響詩「モルダウ」は、モルダウ川の源流"Pramen Vltavy"からプラハ市内へ続く情景が非常に鮮明に描写されている音源です。



始まりにフルート奏者二人が交互に演奏する場面は、大河モルダウの源流、「森のせせらぎ」
をイメージしています。
チェコの山奥、モルダウ川の水源から雪が溶けて水が集まり小さな川となっていきます。
モルダウは、森を抜け、動物達が川を横切ります。
そして角笛(つのぶえ)が響き渡り、村の結婚式の傍を行き過ぎ、月明かりの静寂の中、水辺を妖精が舞い踊る。
やがて、徐々に水量が増えていき、突然の急流に水しぶきが吹き上がる。
そして首都プラハ市内に入り、勇壮な古城を讃えるかのごとく華やかな演奏が続き、モルダウ川はプラハ市内を抜け悠然と流れ続ける
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モルダウ川流域で産出するモルダバイト(緑色のテクタイト)

今から1,500万年前、宇宙から巨大な隕石が地球の大気圏内に突入し、燃えさかりながら東ヨーロッパの大地に激突しました。

隕石の衝撃によって超高温状態になった岩石と隕石が溶解しあい、ガラス質に変異したものがモルダバイトです。


このモルダバイトの不思議さは、その色合いです。
普通、テクタイトは、黒色ですがモルダバイトは、グリーンなのです。
それも光にかざすとエメラルドグリーンに変化します。
なんと美しいのでしょうか。
それは、モルダウ川の源流の水の色に似ています。
神秘的な色合いのグリーン。
ライトにかざしてモルダバイトを見ていると何故かスメタナ「わが祖国」が聞こえてきます。
宇宙のエネルギーと地球で実在した緑色の鉱物?が融合することでできたモルダバイト。
その中には、宇宙と地球だけでなく、チェコ人の生き様まで感じ取る事が出来ます。
これは、 ※アカシックレコードがモルダバイトにも刻まれているからこそ感じるのかもしれません。
自分自身の心の奥底に存在するアカシックレコードとモルダバイトの持つアカシックレコードが同調すると言えばいいのでしょうか。
同調することで見えなかった物がはっきりと見えてきます。
アカシックレコードのリーディングを試したいならリラックスした状態で自分が大好きな音楽を聞きながら光にかざしたモルダバイトに語り掛けてください。
安心感に包まれた穏やかな自分と今(この瞬間)を生きている自分を実感し、確認することが出来るはずです。
答えを求めるのではなくその美しいエメラルドグリーンを見ることで何らかのアイデア、ヒント、インスピレーションが浮かんで来るものです。
モルダバイトは、アカシックレコードそのものですので何時も身につけ大切にすることは、自分自身も大切にすることに繋がります。
モルダバイトを好きになることは、自分を好きになる事です。
自分自身を大好きになることによりアカシックレコードへのアクセスが安易になりより良い生活と健康があなたを待っています。

※アカシックレコード
宇宙が生まれた時からの植物や動物の進化、人類が誕生し、進化したこと、戦争の歴史などこの宇宙に起こったすべての出来事の記憶です