路面に投影された秋季限定の妖怪影絵=境港市大正町、水木しげるロード
路面に投影された秋季限定の妖怪影絵=境港市大正町、水木しげるロード

 境港市の観光スポット・水木しげるロードで5日夜、秋季限定の妖怪影絵の投影が始まった。故水木しげるさんの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪たちがスポーツや芸術、月見、秋の味覚を楽しむ絵柄五つで、秋の夜長を楽しませる。11月30日まで。
 影絵は、市が2018年のロード新装に合わせて導入。今回は66のうち五つを変えた。
 日没に合わせて投影され、市民や観光客は立ち並ぶ177体の妖怪ブロンズ像とともに、秋を満喫する鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘などの影絵を楽しみながら散策。
 近くの会社員、西尾晃平さん(40)は夜景を撮影し「新型コロナ禍で帰郷できない同級生たちにふるさとの今を伝えたい」と話した。
 (松本稔史)