「灘のけんか祭り」３年ぶりにみこし激突　兵庫・姫路

「灘のけんか祭り」として知られる兵庫県姫路市の松原八幡神社・秋季例大祭が１５日、本宮を迎え、勇壮な神事「みこし合わせ」が披露された。新型コロナウイルス禍の影響で、３年ぶりの開催となった。

締め込み姿の男衆が、みこしや屋台を担いで神社から「御旅山(おたびやま)」までを巡行。五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する。みこしを激しくぶつけ合うみこし合わせは、途中の「練り場」で行われた。

大観衆が見守る中、３基のみこしが何度も激突。みこしが横倒しになったり大きな音をたてて壊れたりするたび、拍手が湧き起こった。