朝日に輝くダイヤモンドダスト 厳冬の北海道・美瑛町

北海道美瑛町で、朝日に照らされ輝くダイヤモンドダスト=15日朝
北海道美瑛町で、朝日に照らされ輝くダイヤモンドダスト=15日朝

氷点下28・1度の厳しい寒さとなった北海道美瑛町で15日朝、空気中の水蒸気が氷の結晶となって輝くダイヤモンドダスト(細氷)が見られた。朝日に照らされ、キラキラと舞う光の粒に、居合わせた写真愛好家たちが次々とシャッターを切っていた。

旭川地方気象台によると、ダイヤモンドダストは1月から2月にかけ、氷点下10度以下となり、晴天かつ風が穏やかな早朝に見られることが多い。15日は道内上空に強い寒気が入り込み、地表面の熱が逃げる放射冷却現象が発生。内陸部では氷点下30度を下回ったところもあった。

美瑛町でのダイヤモンドダストは1時間ほど続き、千葉県から友人と訪れた男性(49)は「映画を見ているような美しさで感動しました」と話していた。

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