タレント、高田純次(76)が2月28日に配信されたタレント、関根勤(69)のユーチューブチャンネルに出演。1980~90年代に放送され、人気を博した日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の裏話を語った。
今回は関根のチャンネルの登録者数が10万人を突破したメモリアルとして高田が登場。関根が印象に残った場面として問いかけたのは、高田が出演していた「元気が出るテレビ!」のひと幕だった。
宝石鑑定士の資格を持つ高田が、女優、清川虹子さん(享年89)の家を訪れて、3000万円の指輪を鑑定するという企画。清川さんが家宝にしているという指輪を、高田はいろいろな角度から見ていたが、なぜかパクッと口に入れてしまった。清川さんが「あんた何しているのよ!出しなさいよ!」と何度もビンタをし、高田の口から吐かせようとしていた様子に、お茶の間は爆笑となった。
関根が「清川虹子さんの指輪を口に入れたやつ…最高でしたね!」と聞くと、高田は「あー…。あれはちょうど僕がノイローゼの時」と冗談交じりにいって笑わせ、「とにかく僕と兵藤ゆきが全然ギャラがなかったんですよ。ゼロだったってわけじゃないけど、(共演者である)ビートたけしさん、松方弘樹さん、野口五郎さん…有名な人ばっかり。その人たちが全部ギャラ持っていっちゃってて。どこの馬の骨かわからない俺と兵藤ゆきだけ、ほとんどなかった」とぶっちゃけた。しかも、当時は同番組のロケばかり。「訳がわからない」状態だったという。
指輪を口に入れた瞬間について、関根は「アドリブですか?」と質問。高田は「ディレクターから『高価なものだけど、好き放題やって。口の中に入れちゃっていいから』って。でも、人のつけた指輪、汚いじゃない? 嫌だなと思った。しょうがないからやったんだけど、その後、気分悪いから口の中ゆすぎましたよ」と振り返っていた。