2009年12月31日木曜日

来年こそ目指したいシンプルライフ

来年は3月に今の家(戸建)の契約が切れる。更新はしないで引越しの予定だ。2LDKくらいのこじんまりした賃貸マンションを考えている。当然スペースは大幅に狭くなる。これを機にシンプルな生活をしたい。少なくともその一歩にしたい。

本を捨てる。
読書は好きなので、結果本が増えて困る。しかもどうも本を捨てられないたちだ。ここは心機一転して、古い本は捨てる。どうしても捨てられない本は実家に送る。Kindle以外では本を読まないことにしよう。これで書斎のスペースが大幅に小さくなるだろう。

服を捨てる。
そんな服があるわけではないが、これも貧乏性で破れでもしないとなかなか捨てられない。3年以上着ていない服は無条件に捨てることにしよう。

トコロテン式に収納する。
例えば書斎の収納は書架とキャビネット一つづつと決めて、入りきらなければ捨てる。捨てられないなら買わないようにしよう。

情報はデジタル化する。
言い古された言葉だが、デジタル化すればスペースは取らない。本のKindle化しかり。写真のPicasa化しかり。スキャナ機能付きのプリンタを買ったので、それをフル活用しよう。

2009年12月29日火曜日

今年も終わり-1年を振返る-

今年もあと二日だ。今年を振返って見ても、特に大きなことはなかった気がする。

健康についてはハイキングに凝り出した。このブログもかなりの部分はその記録になった。以前は自転車、水泳、ジョギングに凝ったこともある。どうやら持久系の運動が好きなようだ。一人だけで、マイペースでできるのが性に合うのだろう。



今年だけではないが、ダンベルも3年以上続いている。入浴後にテレビを見ながらシットアップに始まってサイドレイズ、アームカール、チェストプレス、フレンチプレスなど10種類ほどの運動をする。使う筋肉によって二種類に分けて一日交代が基本だ。前後のストレッチとで40分くらいかかる。

あとは自転車が少し復活した。知人に折りたたみ自転車をもらったのがきっかけだ。10年以上乗っていなかったロードバイクを近所の自転車屋でチューンしてもらった。ロードバイクでは多摩川サイクリングロードへ行ったり、折りたたみ自転車で立川や神奈川県の大和まで行ったりした。

おかげで体重も随分と減ったし、筋肉も付いて引き締まってきたと思う。健康診断でもメタボとはまったく無縁との結果だ。

SNSはまったく興味がなかったが、今年はTwitterとFacebookを始めた。Twitterは携帯電話にアプリを入れてから結構ポストするようになった。Facebookは時々ポストするくらいだが、来年はもう少し力を入れようかと思う。それとKindleを買ったので、一時少なくなっていた読書量が再度増えてきた。来年はKindleで毎月2冊は本を読みたい。

仕事についてはあまり変化はない。技術的にはシンクライアントやら仮想化やらとそれらしいことをやっているが、95%くらいはルーチン化している。もう仕事を面白いとかやりがいとかだけで捉えるほど若くはない。贅沢はできないが、生活するに十分な収入はあるので、これからも淡々とこなして行くだろう。

26日(土曜日)から年末休みなので昨日今日と一人で家にいる。今日は家中の照明を外して掃除した。明日もそのあたりをちょこちょこと掃除するとしよう。

2009年12月27日日曜日

高尾山登山記録その21

今年最後の高尾山。前日は午前中少雨の予想だったが、当日その気配がなかったので決行。雨は結局降らなかった。陣馬山の手前から晴れ間が見えるようになった。

いつものように高尾山口から1時間10分ほどで高尾山頂へ。雲が厚く、富士山は見えない

高尾山頂から陣馬山頂までは尾根沿いに約4時間。陣馬山頂から一の尾根を下って約1時間で落合という集落にたどり着く。ここから藤野駅行きのバスが出ているが一時間に一本もないので大抵は歩く。駅まで30分ほど。このころには天気は回復していた。

2009年12月20日日曜日

高尾山登山記録その20

記念すべき20回目は快晴。ほぼ一ヶ月ぶり。

今年はハイキングに凝りだしたのが大きな出来事だった。最初は高尾山の頂上で満足していたが、すぐに物足りなくなり、城山、景信山とどんどん距離が伸びて行き、7月にはワイオミング州のグランドティートン連山に遠征。8月には京王高尾山口駅、高尾山頂から陣馬山、JR藤野駅まで、全長25キロ、7時間の縦走コースが定着した。気分転換に他のルートに挑戦することもあるかもしれないが、当面はこのルートで行くだろう。そして年に一回は海外(多分ほとんどアメリカ)に挑戦するつもりだ。

2009年12月6日日曜日

電動アシスト自転車買いました

我が家は車がない。不便と言えば不便だが、慣れるとどうということもない。食料品の大半は生協の宅配だし、その他もたいていネットショッピングだ。それでも100%とはいかず、特に食料品の一部はどうしても近くのスーパーに行かねばならず家内が大変だ。それで電動アシスト自転車なるものを購入した。ここ数年は原付よりも売れているそうだ。

乗ってみると非常に快適だ。急な坂でもグングンと上れる。平地を走っているのとまったく変わらない。平地でも、スタートして最初の数メートルはアシストが働いてすっとスピードが出る。これなら荷物カゴにかなり重い荷物を載せても楽ちんそうだ。もっと早く買えば良かったと思う。

一応自転車なので免許証は不要だし、歩道を走ることもできる。税金も掛からない。自賠責もない。ただし、傷害保険には入った。自転車で人を跳ねて大怪我をさせて慰謝料7000万円という判例もあるそうだし。値段も10万円近くするので、盗難保険にも入った。


2009年11月21日土曜日

高尾山登山記録その19

めっきり寒くなった。歩いているときはそうでもないが、山頂などは吹きさらしで随分と冷える。やや厚手のフリースを着ていったがそれでも寒いところもあった。

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅 

20キロくらかと思っていたが、気になって地図で調べると25キロくらいありそうだ。これを7時間だと我ながらかなりのペースだ。

今日は快晴で、富士山が非常によく見えた。このルートは何箇所もビューポイントがあって楽しめる。

2009年11月19日木曜日

寒い今日この頃-アリゾナ行きたい-

ここ数日寒い。雨も降っている。何年か前にアリゾナへ行ったことがあるのだが、暖かいし、雨もほとんど降らない。アメリカでも有名な避寒地で、冬は人口が大分増えるらしい。

マイレージが7万マイルほどあるので、北米往復はタダでできる。行きたい気がするが、でもこのマイレージは来年ユタへハイキングへ行くために取っておこうと思っているのだが・・・。多分アリゾナへは行かないだろうが、気まぐれな僕のことだから、ふと行ってしまう可能性はゼロではないか。

2009年11月14日土曜日

e-Taxに挑戦!

僕はフリーのエンジニアなのだが、会社組織にしているので毎年1月に法定調書を、2月に法人税の確定申告を税務署に提出する必要がある。支払い給与や源泉徴収税額、財務諸表や各種の附表を決められた書式で提出するのだ。持参でも郵送でもよいのだが、今度はe-Taxに挑戦することにした。

ソフトは財務省のウェブサイトからダウンロードできる。もちろん無料だ。それ以外に住民基本台帳カード(住基カード)と、電子証明書、住基カードリーダー・ライターが必要だ。住基カードと電子証明書の取得には市役所へ行く必要がある。料金はそれぞれ500円で、合計1,000円。住基カードのICチップに電子証明書がインストールされる。昨日行ってきたのだが、けっこう待たされて1時間もかかってしまった。受付のおばさんの話では確定申告のころはもっと時間がかかるとか。住基カードの有効期限は10年だが、電子証明書は3年。どちらも更新の度に500円必要だそうだ。顔写真付きにすれば身分証明書としても使えるそうだが、その場合は同じ市内でも住所が変わると再度申請が必要で500円かかる。写真無しなら市内なら転居しても有効だ。もちろん写真無しにした。

住基カードリーダー・ライターは安いのなら2,000円未満である。が、せっかくなのでSony製のFelica対応のものを購入。アマゾンで2,680円。これならSuicaの利用履歴とかが参照できるし、EddyなどのFelica対応の電子マネーのチャージもできる。申告時に最大5,000円までの税額控除が受けられるので実質的な負担はない。

さっそくe-Taxのソフトをダウンロードしたところだ。正常に起動はする。これからマニュアルはまだ見ていないが、操作は簡単そうだ。とりあえず、一年分の給与の集計をするところから始める必要がある。こちらはエクセルでまとめてある。実際の申告は来年の1月31日までなので、まだ時間はある。

僕の場合は法人としての申告だが、個人でも確定申告をする人は利用できる。締め切り直前の税務署の人の列を見るとチャレンジする価値はありそうだ。

2009年11月13日金曜日

Kindleで芥川龍之介

Kindleでは日本語の書籍は売っていないと書いたが、訂正する。Kindle Storeで芥川龍之介の本が買えるからだ。

日本語のフォントがないことは間違いないので、画像として表示しているようだ。他にも日本語の本はあるが、種類は少ない。いずれも著作権切れの古い本のようだ。ちなみに芥川龍之介と与謝野晶子はかなりあるようだ。写真は「邪宗門」だが、ルビまでふってある。サンプルをダウンロードしたが、意外と時間がかかったのは画像ファイルでサイズが大きかったからだろう。

2009年11月8日日曜日

Kindle に日本語は必要?

Kindleのインターナショナル版が出て一ヶ月も経たないのに、ネット上では日本語化の方法が出回っている。ハックすることで日本語の表示ができるようにするというものだ。と言ってもAmazonから日本語の電子ブックが発売されている訳ではないので、テキストモードのウェブがブラウズできたり、日本語の書籍・文章をスキャナで読み取ってKindleで見えるようにできるに過ぎない。まあ、技術てきにはそれなりに興味深いことではあるが、僕はリスクを取ってまで日本語化する気はまったくない。Kindleを買ったのはあくまで「英語の本」を気楽に簡単に読むのが目的だからだ。もちろんAmazonが正式に日本語化するならそれは大歓迎だ。

Kindleを手にして誰もが思うことは、音楽があっという間にダウンロード販売が中心になったのと同じように、いやそれ以上のスピードで本が電子ブック化されるのは間違いないという事だろう。もちろん僕は本のインクの匂いが大好きだ。趣味の良い装丁はティーカップのように中身を一層引き立たせると信じている。物心が付いてからひたすら本を読み続けてきたノスタルジーもある。

暇な日曜日の午後など、壁一面の本の背表紙を眺めていると、ふと10年以上も前に読んだ本が目に留まり、もう一度手にしてぱらぱらとページをめくってみる。そして、興が乗れば再読する。電子ブックではなかなか経験しそうもない至福の時間だ。それは認めよう。しかし、それでもKindleは素晴らしい。

iPodの最も素晴らしい点の一つは、所有する全ての音楽を持ち歩ける事にある。Kindleも同じだ。そしてKindleはPCや携帯電話と繋げることもなく、スタンドアロンでいつでもどこでも欲しい本を買うことができる。本好きにとってこれ以外の選択肢はもはやない。

Kindleなどの本の電子化で、本を読む量(時間)は増える。つまり、著作権者は印税が増えて儲かるだろう。日本の著作権者の皆さん、旧態依然たる出版社にひきづられているとビジネスチャンスを失いますよ。

2009年11月3日火曜日

いまさらだけどFAXサーバーを作る

随分と使用頻度が下がった家庭用FAXだが、ないと困ることもある。さらさらと手書きをした紙を気軽に送れる便利さは電子メールもかなわない。我が家のFAXも一ヶ月に一度使うか使わないかだが、健在だ。しかし、困るのはインクシートだ。かなり高価だし、切れたら切れたで買いに行くのも面倒だ。

先日そのインクシートが切れたのを機会に、いまさらだがホームサーバーにFAXモデムをつけてFAXサーバー化することにした。押入れの片隅に半ばすててあったアナログモデムが確かFAXにも対応していたことを思い出したのだ。これなら受信したら見るだけで、印刷は必要なときだけプリントすればよい。もちろん送信はサーバーからもでも従来のFAX電話からでもできる。

ソフトウェアも特に購入する必要はない。Windows 2003 Serverに標準でついているFAXサーバー意外と高機能なのだ。受信したFAXは自動的にメールする設定にしてみた。電話の留守電機能と併用できないのは不便だが、これとてほとんど使わない。FAX以上に使用頻度は低いので諦めよう。

会社のFAXから送信すると、無事内容が添付ファイルとしてメールで受信できた。FAXはプリンタとして認識されるので、送信も簡単だ。

2009年11月2日月曜日

高尾山登山記録その18

ほぼ一ヶ月ぶりの高尾山。コースはいつもと同じ。

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅

ずいぶん気温が下がったために、体力的にはかなり楽。いつも高尾山口を6時過ぎに出て、陣馬山に着くのは11時10分から20分なのだが、今日は10時53分と新記録。水筒の水の減り方も随分と違う。

でも景信山では、ダウンジャケットを着ている人がいるかと思えば、陣馬山頂では暑くてTシャツになった。やはり山の気温は変化が大きい。

久しぶりに富士山が見えた。前回は雪がなかったが、今回は山頂が雪を被っている。この時期の富士山は本当に美しい。紅葉にはまだ少し早い。次回が楽しみ。

2009年10月30日金曜日

インターネットラジオは面白い!

スマートフォンの良いところは、いろいろなアプリケーションをインストールできることだ。最近インストールして気に入っているのがインターネットラジオだ。

iTuneでも聞くことができるが、スマートフォンにインストールするといつでもどこでも聞けるので便利だ。僕はWunderRadioというアプリケーションを使っている。世界中の何十という放送局が最初かジャンル分けして登録されているので、それをタップするだけでよい。面白いのはGPS機能を使うと、近くにあるラジオ局をリストアップしてくれる。ただ、日本の場合は日本にあるすべてのラジオ局が選択されるようであまり意味はない。

僕が主に聞いているのはワシントンDCのラジオ局で、24時間365日ひたすらニュースを流している。ラジオ放送はテレビ以上にすごい早口だ。集中して聞かないと何を言っているのかわからないが、それだけに最強のリスニング教材にもなる。それ以外にはポップスやクラシックロックの専門局をお気に入りに登録してあって、気分が向けば聞いている。

大抵は通勤時間に聞くのだが、ここのところ、KindleやらポータブルDVDプレイヤーにインターネットラジオと、やたら電車の中が忙しい。欠点は当然だが、携帯電話の圏外、特に地下鉄の中では聞けない。

いずれにしても、これを聞き出してからiPodをほとんど持ち歩かなくなった。

2009年10月24日土曜日

Amazon Kindleを使う

Amazonの電子ブックリーダーKindleがようやく日本でも使えるようになった。さっそく申し込んで、一昨日に届いた。

紙の本と比べるために既に持っているペーパーバックと同じものを購入してみた。MenuからKindle Storeに移ると、Amazonの過去の購買履歴から推奨本が表示されている。ウェブと同様にカテゴリから選ぶこともできるし、検索してもよい。既に登録してあるAmazon.comのアカウントが最初から組み込んであるので、IDやパスワード、クレジットカード情報を入力する必要もない。本を選んでワンクリックで即ダウンロードされる。時間はほんの数秒だろうか。携帯電話のネットワークを使っているが、通信料はAmazonが負担するので契約も何も不要だ。

モニタは非常に見やすく、目にも優しい。紙の本よりずっと読みやすい気がする。最近は年のせいか、目を酷使する職業のせいか(多分前者)、目がしょぼつくことが多いのでフォントの大きさを変えられるのは非常にありがたい。単語にカーソルを合わせると自動的に内臓辞書が起動し、下部の小さな窓に意味が表示される。

Kindleにはベーシックウェブブラウザが付いていて、内臓辞書や全文検索機能と同様にいつでもシームレスに使うことができる。テキストだけで画像などは見えないが、Wikipediaや辞書サイトなら不自由なく見られるし、Googleを使って用例を調べらることもできる。その他にも自分でストックした例文集をウェブにアップしてあるのだが、これもいつでも参照できる。いずれも今までは携帯で見ていたが、小さくて見にくかった。Kindleの美しいモニタで見られるのは素晴らしい。

本好きの人の多くが何冊かの本を平行して読んでいるだろう。僕もそうだが、持ち歩くのが大変だ。特にコンピュータ関係の本は分厚くてそれをカバンに入れてしまうと、他の本を一緒に持ち歩く体力はとてもない。Kindleならそんな心配は無用だ。また、都会のマンション住まいで、一杯になった本は時々実家に送っているが、10年前にすでに3000冊を上回っていて、これ以上は送れない。ということで電子ブックには大いに期待している。

Kindle自体は259ドルと円高とは言え決して安くはない。しかし、電子ブックリーダーとしての使い勝手、手軽さ、省スペースだけでなく、モバイル・インターネットデバイスとしても魅力的だ。ちょっと奮発してオリジナルレザーカバーも購入。29.99ドル。

2009年10月18日日曜日

イーモバイルな旅行記

この季節に家内と二人で温泉旅行へ行くことがここ数年、恒例になったいる。今年も金曜日に休みを取って仙台へ行ってきた。東北は初めてだ。一泊なので荷物もごく少ない。一番重いのはネットブックだ。普通のノートパソコンに比べると軽いが、他の荷物が軽いのでやたらと重く感じる。

東京駅を出て上野を過ぎるとネットブックを開いて、イーモバイルの携帯とBluetoothで繋いで仙台の観光スポットなどをチェックする。リラックスするのが目的なので観光地巡りするつもりはないが、とりあえず青葉城くらいは行くことにしよう。あと牛タンを食べねば。専門店が駅ビルにたくさんありそうだ。しかし、新幹線はトンネルが多いので、インターネットがその度に切れる。ちょっとイライラする。でもイーモバイルは本当に便利。

東京を出て約2時間で仙台着。地下のレストラン街にあるレストランへ直行。牛タンステーキを注文する。楽天がクライマックスシーズン出場を決めた直後だったので、食後のドリンクが何でも無料とかで僕はビール、家内は赤ワインを頼む。ラッキー :-)

食事の後はバスで青葉城まで。約20分。山城なので仙台の中心街が一望できる。なかなか良い眺めだ。定番の伊達政宗公の銅像前で写真を撮る。仙台市立博物館へ行ったがなんと改装のため長期休刊中。ちょっとがっかり。あとは散歩がてらぶらぶら歩いて仙台駅まで。

泊まりは作並温泉という、仙台駅から40分ほどの所だ。途中イーモバイルしていたら、ぷっつりと切れてしまった。作並のあたりはイーモバイルのサービス地域外なのだ。イーモバイルは田舎ではほとんど使えない。家内のauとかは全然使えるのに。着いたらあたりはすっかり暗くなっていた。送迎バスで5分ほどの旅館まで。さっそく風呂へ入って、部屋で食事。まずまず。無線LANはなし。まあ、いいか。

翌日は、ゆっくり朝風呂。周辺を散策後に再び仙台駅まで。お土産に牛タンと笹かまぼこを買ってから、再度新幹線で東京まで。

作並温泉はかなり山深いがこれでも仙台市内にある。宮城県の人口のほぼ半分が仙台市に住んでいるとか。

2009年10月14日水曜日

無料の国際SIMカードをGetする

GSM携帯電話も持っている。3バンドと言われる携帯電話で、SIMカードさえ挿せば南米と日本・韓国を除く、世界中で携帯電話が使える。4バンドなら南米でも使える。もっとも持っているSIMカードはアメリカ国内専用のものなので、アメリカでないと使えない。レンタルや日本の携帯電話の海外ローミングよりもずっと安い料金で携帯電話を使える。

最近はアメリカ以外の国、例えばオセアニアや東南アジアにも行ってみたいと思うようになった。そのためにはその国のSIMカードを使えば良いが、GSMは世界規格なので、全世界共通で使えるSIMカードもある。モベルという会社が無料(送料は必要)で配布していたので、申し込んだ。

電話番号はイギリスのものだ。通話料金ははっきり言って高い。例えばオーストラリアへ行った場合だと、

受信料金 オーストラリア国内通話料金 日本への国際通話料金 その他の国への通話料金 SMS(ショートメッセージ)
160円 140円 290円 400円 90円


これがイーモバイルの海外ローミングだと、

受信料金 オーストラリア国内通話料金 日本への国際通話料金 その他の国への通話料金 SMS(ショートメッセージ)
100円 100円 300円 300円 50円


という具合だ。これだとローミングが全然安い。利用可能エリアは国際SIMカードがずっと広い、というか全世界なのでそれがメリットと言えばメリットだろう。まあ、SIMカード自体は無料だし、通話料金で利益を出しているのだろう。

今のGSM携帯電話も古くなってきたので、4バンド+WCDMA対応に買い換えようかとも思っている。それだとまさしく世界中どこでも使えることになる。もちろんホテルとかでインターネットが使える環境ならSkypeで電話するので格安だ。ただ、日本へかけたり、日本からかかってくるにしても時差もあるのでホテルからかけられるとは限らないし、現地の番号へかけることもなくはない。やはり携帯電話は必須だ。

これは以前使っていた、アメリカ(T-Mobile)のプリペイド用のSIMカード。通話料金はこれが一番安いが、現地でないとリチャージできないなど不便なので今は使っていない。

 


2009年10月11日日曜日

国際SMS利用のためのトリビア

日本では携帯電話間のメッセージのやり取りは電子メール(インターネット・メール)が中心で、いわゆるSMS(ショート・メッセージ・サービス)は日本では異なる携帯電話業者間のやり取りができないことも手伝ってほとんど使われていない。しかし、国際的に見ると電子メールよりずっと安価だし、電話番号だけわかれば世界中のどこの携帯電話にでもメッセージが送れるので完全にSMSが中心だ。これも日本の携帯電話のガラパゴス化の象徴の一つだ。

前から何とか海外の知人・友人の携帯電話にSMSメッセージを送れないかと思っていたが、Skypeを使えば良いことに気づいた。

僕の携帯電話はイーモバイルなのだが、他の携帯電話会社と同じく日本国内の携帯電話にSMSを送信することはできない。海外の携帯電話にも送れない。ところが、仕様上、海外から送られたSMSは受信することができる。さらに僕の携帯電話はWindows MobileなのでSkypeをインストールしてある。SkypeにはSMS送信機能があるから、世界中の携帯電話に送信できる。ただし受信機能はないので、それでだけでは受信した側が、その携帯電話番号に送信できない。つまり一方通行になる。これでは意味が文字通り半減する。

ところがSkpeには送信元の電話番号を設定する機能がある。それを自分の携帯電話の番号を設定するのだ。相手はSkypeから受け取ったSMSを僕の携帯電話からと認識するので、それに対して送信もできるという事になる。

このあたりの仕組みはNTT DocomoやSoftbankも同じらしい。つまりau以外の携帯電話ならSkypeがインストール可能なスマートフォン+Skypeの組み合わせで自由にSMSを送受信できる。ただし相手が送信できるのは海外の携帯電話だけだが。

2009年10月10日土曜日

高尾山登山記録その17

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅

先々週行ったときは「まだまだ夏だなぁ」と感じたが、今日は完全に秋の気配だった。七時間ほどのハイキング中に曇ったり晴れたり、寒くなったり、暑くなったりと寒暖の変化が激しい。やはりそれなりのウェアが必要だなぁ。

台風明けだったので折れた小枝があちこちで散乱していた。一丁平では大きな木が折れて倒れていた。

2009年10月8日木曜日

蘇ったノートパソコン

現在はEee PCのネットブックに外付けの20インチモニターとキーボードを付けてメインのPとして使っているが、以前はIBMのThinkPad X30というノートパソコンを使っていた。あまりに遅いので、書斎の片隅で埃を被っていたのだが、ふと思い立ってUbuntuをインストールして見た。ウェブサイトからISOをダウンロードしてCDに焼いて、ブートし、ものの十数分でインストールは完了。

マシンが古い上にメモリ512MBではサクサクとまでは行かないが、Windows XP よりはずっとストレスなく動く。さっそくSkypeとTwitterアプリをインストールした。いろいろな周辺機がつながっていて機動性が悪くなっているネットブックに変わって、自宅内携帯端末として快適に動き回っている。まさしく蘇った。

実はThinkPadには別のLinuxをインストールしようとしたことがある。しかし、NICがうまく認識できず結局断念していうた。Ubuntuはデスクトップ用Linuxとして最も普及しているだけあって、特別な設定は何もせずにインストールできたのはさすがだ。Bluetoothも挿すだけで認識した。最新版(8.10)になって随分良くなったようだ。ただ、ウェブの情報では電源管理がやや悪く、バッテリーの寿命はWindowsより短くなるらしい。

現状ではどうしてもWindowsではないとダメなソフトもある。例えば弥生会計を捨てるわけには行かない。ただし、自宅のWindowsサーバーに移行して、リモートデスクトップでアクセスして使うことはできるので、それも含めて考え中だ。

2009年10月4日日曜日

折り畳み自転車の話

友人に折り畳み自転車をもらった。アメリカのDAHON(ダホン)という折り畳み自転車の専業メーカーのものだ。恥ずかしながらDAHONという会社も、この世の中に折り畳み自転車の専業メーカーなるものがあることも知らなかった。

都心のマンション暮らしで、新しい自転車を買うと置く場所がないとかで「あげましょうか?」「あっ、いいですね。下さい」という軽い乗りでもらったのだが、一見して高級品であることがわかる。それもそのはず、126,000円もしたとか。もちろん全体の作りも個々のパーツもしっかりしている。ブレーキは油圧、21段変速。恐縮、恐縮。

それで今日は立川まで行ってきた。片道約12キロ。往復で2時間だった。なかかな快適だ。タイヤも太めだし、サドルにサスペンションが付いているので、多少の段差は気にせずにどんどんと行ける。街中では歩道を、郊外では車道と変幻自在。スピードも意外と出る。21段変速なのでアップダウンも何のそのだ。

僕は今までロードバイク一辺倒だったが、どうしても車道になるし、ドロップハンドルは視界が悪いので街乗りには適さない。車の通行量が多い都会ではどうしても乗るのが億劫になる。しかし、これは気楽に乗れるし、ママチャリと違って10キロや20キロ程度の距離なら十分だ。良い運動にもなる。愛車になる予感だ。

 
 




2009年10月3日土曜日

自転車の最高速度は?

タレントの長島一茂も自転車乗りらしい。テレビで「ロードバイクなら60キロや70キロは簡単に出ますよ」と言ったとか。実際自転車の最高速度はどのくらいだろうか。僕もロードバイクを持っているが、平地での瞬間最大速度は50キロちょっとくらい。40キロ以上を維持できるのはせいぜい数十秒だろう。下り坂なら60キロ台を出したことはある。ものすごいスピード感と、落車したら死ぬかもしれない恐怖感で、止まってしばらくは指が強張ってハンドルから離れなかった。ロードレースの最高峰、ツールド・フランスの山岳コースでは時速100キロを超える。

しかし平地では競輪選手でも時速70キロ台くらいまでらしい。自転車は空気抵抗が大きすぎて、そのくらいが限度なのだ。30キロで推進力の80%は空気抵抗に取られる。70キロを超えると95%以上になる。それ以上はいくら脚力=推進力があっても空気抵抗に奪われてスピードが出ないのだ。

時速80キロ以上の記録の場合は、例えばトラックの後ろを走るとか空気抵抗が極端に少ないような状態で走ったものだ。それなら130キロ超の記録があるそうだ。

長島一茂は元とは言えプロ野球選手だから、かなりの脚力があるだろう。その意味で60キロや70キロという主張は正しいが、「簡単に出せる」というのは、「その気になればそれ以上出せる」という意味にも取れる。そうなると眉唾というか嘘になる。

 

2009年9月27日日曜日

高尾山登山記録その16

相変わらず飽きもせずに

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅

堂所山から八王子城山まで7.5Kmという標識がある。一度行ってみたい気もする。藤野駅までより一時間くらい余分にかかりそうだ。しばらくは今のルートで気が向いたら行くかもしれない。

それにしても陣馬山は人が多すぎるなぁ。行楽シーズンなので特にそうかもしれない。もうしばらくすると少なくなるか。高尾山も昼前後はやたら多い。普段僕が通るのはいつも7時過ぎなので気にはならないのだが。一度南山稜ルートの帰り、1時過ぎくらいに高尾山口駅から帰ったが、すごい人出で、しかも町に行くのとほとんど変わらない服装の人ばかり。ストイックな服装の僕がすごく浮いていた。

2009年9月25日金曜日

二酸化炭素25%削減は可能か?

鳩山さん=日本の国際公約になりそうな2020年までの二酸化炭素排出量の25%削減。かなりの国民負担は避けられそうにない。これは普段の生活のシステムを大幅に変えないと達成できない数字だ。

ガソリン自動車には高額の税金をかける。税金を払えない庶民は全て電気自動車だ。火力発電などとんでもない。太陽発電では全然足りないだろうから原子力発電所をがんがん建てる。ホワイトカラーは在宅勤務を義務化する(これは良いかも)。負担を嫌がる製造業の海外移転が加速され、空洞化がますます深刻になる。

それにしても、あと10年しかない。鳩山さんは工学博士なので、技術的なことは分かって言っているのだろうが、大変な約束をしたものだ。

2009年9月21日月曜日

高尾山登山記録その15

完全に定番になった高尾山口駅から藤野駅まで約20Kmの縦走ルート。

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅

随分と涼しくなったせいか、汗の量=補給した水の量が全然少なくてすんだ。疲れ方も真夏とは大分違う。

陣馬山頂は徒歩一時間くらいの所まで車で来られるらしい。連休中のせいか家族連れでかなり混雑していた。昼食のおにぎりだけ食べて早めに退散。いつもより少し短い約7時間の行程でした。

2009年9月19日土曜日

ショルダーシーズンとバカンス

今日からシルバーウィークだ。とは言っても特に予定はない。今晩家族と食事に行くのと、月曜日くらいに多分ハイキングへ行くくらいだろうか。ああ、それと季節の変わり目なので秋物の服を買いに行くかもしれない。車でもあれば、「特にする事もないのでドライブでも・・・」となるのだろうが、持っていないのでそれもない。

行動するのはバカンスシーズンの前後1ヵ月だ。オン・シーズンが8月ならその前後の1ヵ月、7月か9月となる。これを英語ではショルダーシーズンと呼ぶ。頭をピークとして、その両肩=前後という意味で分かりやすい。そのころは旅行の費用も安く、予約も取りやすい。現地もあまり混んでいない。幸いにもわりと休みが取りやすい職場なので、わざわざ混雑する時に旅行へ行く必要もないのだ。だからゴールデンウィークも年末年始もお盆もたいていは家でゆっくりと過す。

家内とは旅行の趣味が違うので、最近は別々に行くことが多い。今年はワイオミングへ一人でハイキングへ行ったのは7月だったし、家内は来年6月(ゴールデンウィークのショルダーシーズン)に友達4人でハワイへ行くらしい。

二人で行くのは2-3年に一度、趣味が一致したときくらいだ。2年前にニューヨーク・ボストンへは二人で行った。再来年くらいにはフィリピンのセブ島へ行ければいいなと話し合っている。

2009年9月13日日曜日

オンライン・ストレージサービスを使う

自宅のPCのバックアップは取っていない人が多そうだ。僕は仕事柄できるだけ取るようにしているのだが、ついつい面倒になる。一応イメージバックアップ系のソフトをインストールしてあるのだが・・・。メール、ワードや、エクセル、写真などはGmailやGoogle Docs、Picasaなど使ってクラウド上にバックアップしてあるので心配ないのだが、それ以外にも大切なデータはある。これをロストすると復旧はほとんど不可能だ。

昨年末に買ったネットブック(Asus EeePC 1000H)におまけのサービスとしてオンライン・ストレージの機能があったのだがあまり使い勝手が良くないしハングアップしたりしたので、そのままにしたあった。最近バージョンアップして自動バックアップ機能がついたりして良くなっているらしい。そこで久しぶりに使ってみた。

クライアントをインストールして、エクスプローラでバックアップしたいフォルダやファイルを右クリックする。メニューが表示されるので「このアイテムをバックアップする」を選択すると、それだけで自動的にバックアップされる。マイドキュメントのような大きなフォルダーを選択すると、全部バックアップされるのに恐ろしく時間がかかる。それでも自動なので操作自体は非常に簡単だ。2011年末までは10Gのオンラインストレージが無料だそうなので、それまでは使ってみよう。

もっともグーグルがオンライン・ストレージのサービスを提供するという噂は前からあって、それが始まれば移行するかもしれない。こればかりは例え有償でも使うつもりだ。

2009年9月12日土曜日

スワイン・フル対策と在宅勤務

新型インフルエンザという言い方は好きでいない。さらに新しい型のが出たら新・新型というのだろうか。ということで取り合えず英語のままスワイン・フルということにする。

東京でも多くの感染者が出ているそうだが、身近にいないので全然現実感がない。まぁ、かかっても自分自身は大したことはなさそうだが、重症化する人がいる以上はかからないように気をつけないといけない。ワクチンの優先摂取の対象にはならないので自分でできることは限られる。出勤した時と帰宅した時はすぐに割りと丁寧に手を洗っている。帰宅した時だけだがうがいもする。マスクはどう考えても効果がないのでする気はない。

やはり在宅勤務が一番の防衛策だろう。ホワイトカラーの仕事の大半は在宅でも可能なはずだ。僕の仕事の大半はネットワーク経由でできる。そもそもオフィスはデータセンターと遠く離れた場所にあって、普段からサーバーにリモートアクセスして仕事をしているし、チームメンバーのうち二人は中国人で、中国のシンセンからサーバーを管理している。ブルーカラーの仕事は在宅ではできないが、工場はそもそも都心にはほとんどないので被害は限定的だ。

スワイン・フルは毒性が弱いので社会もあまり真剣に考えてないようだ。近い将来に強毒性の鳥インフルエンザが発生することは100%間違いないのだがら、リスク管理の意味からもそういう社会に移行するべきだと思う。二酸化炭素削減の効果も絶大に違いない。

七面鳥には鳥インフルエンザがある。牛には狂牛病がある。これ以上感謝祭にハムを提供しないためにも我々は独自の疫病を持つべきだ。

2009年9月6日日曜日

高尾山登山記録その14

気分転換に新しいルートに挑戦。今回は南高尾山稜だ。

高尾山口→高尾山→城山→大垂水峠→大洞山→中沢山→泰光寺山→三沢峠→草戸山→高尾山口

名前の通り高尾山の南側を大きく迂回するルートだ。高尾山口を出て高尾山口に戻るループで、途中あまり高い山はない。ただ、低い山がいくつも連なっているため小さなアップダウンが続き結構疲れた。時間的には午前6時過ぎに出発して12時過ぎにまで約6時間のハイキングになった

陣馬山へ行く途中、城山の頂上の少し手前で大垂水峠方面へ分かれる。

大垂水峠では国道20号線を陸橋で渡る。

雑木林がひたすら続き、途中で視界が開けるところはほとんどない。これは数少ないビューポイント。神奈川県側の津久井湖と石老山が一望できる

特に草戸山からは小さなアップダウンが連続していてかなり疲れる。ハイカーの数はぐっと少なくなる。

途中で茶店などはまったくないので、その点は良い。ただ、高い山がない分ややメリハリに欠けるかも知れない。当面は高尾山→陣馬山ルートをメインに、気分転換に時々は・・・と言ったところだろうか。

2009年8月29日土曜日

シャープのNetWalkerは買い?

シャープのNetWalkerはグッとくるマシンだ。日ごろはemabileのスマートフォン(S21HT)を使っていてかなり満足はしている。ただ、画面が小さくて文字が見にくいのと、ソフトキーボーが押しにくい。結局スタイラスペンを使わざるを得ないのだが、それでも押し間違える事がよくある。

もちろん普通のNetBookも持っているが、旅行など以外で、例えば通勤時に持ち歩くにはそれでも大きすぎる。その穴を埋めるというコンセプトだろうが、確かにそのニーズはある。

S21HT経由でインターネット接続ができれば限りなく買いだ。ただBluetoothが内蔵されていないようだ。USBとでは使い勝手が大分違う。このあたりがすぐに買うか次を待つかの分かれ目になるだろう。

高尾山登山記録その13

今年13回目の高尾山。ルートは前回とまったく同じ。

高尾山口駅→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口→藤野駅
ただし、陣馬山登山口から藤野駅まで歩いたので総所要時間(高尾山口駅→藤野駅)は7時間30分とかなりタフでした。

久しぶりに晴れたので富士山も見えた。さすがにこの時期は雪を被っていない。

しかし疲れた、疲れた。もうちょっと休憩を多めに取らないといけないなぁ。ちょっと反省。

朝は例によって5時40分に出たので帰ったのは2時ちょっとすぎ。シャワーをしてビールを飲んで、うとうとして、夜は家内と少し酒のんだせいもあってか、久しぶりに8時間たっぷりと寝た。

2009年8月19日水曜日

帰ってきたロードバイク

自転車がブームらしい。これこそ究極のエコだし、有酸素運動なのでもちろん健康にも良い。メタボ予防効果も抜群だ。

若いころはロードバイク(ロードレーサー)にずいぶんとはまっていた。片道12キロの通勤は当然ロードバイク。家内の実家(片道70キロ)への里帰りは、家内と子供たちは自動車、僕はロードバイク。とにかく片道20キロ以内で重い荷物を持つ必要がないところへはどこへ行くにも自動車ではなく、ロードバイクで出かけた。

ところがある年、自動車と二回も衝突してしまった。いずれも軽症だったが、救急車で病院へ運ばれた。それからガタッと乗る回数が減り、ここ10年くらいはまったく乗っていなかった。

昨今のブームや自転車大好きの知人の影響で久しぶりに乗ってみる気になった。しかし、10年乗っていないのであちこちガタが来ている。そこで近所の自転車屋でチューン・ナップと部品交換をしてもらった。職人気質っぽいご主人の話では10年も乗ってない割には保存状態は良いそうだ。

それでもブレーキシュー、バーテープ、サドルを交換。リムセメントを張り替えてもらってチューブラーの予備も購入。その他諸々で合計1万3千円の出費となった。「全然急がないですから」と言ったせいでもなかろうが、帰ってくるのに10日もかかった。これがその勇士だ。

アメリカのスペシャライズドという会社のデザインで生産国は台湾。フレームはカーボンファイバー。当時流行っていたエアロバー(DHバー)を付けている。

とりあえず、今度の休みにでも軽く乗ってみよう。交通量の多い東京では車道はやはり危ない。多摩川サイクリングロードが近くなのでちょうど良さそうだ。

2009年8月16日日曜日

高尾山登山記録その12

などと言いながら二週連続の陣馬山となった。前回巻き道を通ってスキップした堂所山(どうどころやま)の山頂を通って完全制覇となった。高尾山6号路登山口が6時20分、陣馬山登山口12時18分は前回と同じ。

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口

前回より少しペースが早かったので11時10分に陣馬山頂に着いた。山頂はやはり曇り気味で少し残念。しかし、山頂の景色が目的ではない。緑の尾根や沢を黙々と歩くこと自体に充実感がある。

陣馬登山口バス停は一時間に1本なので時間が空きすぎるが、結局20分程バスを待った。やはり歩いた方が良さそうだ。

実際に山道を歩いているのはちょうど6時間くらいだろう。距離にして20キロ弱。平均時速3.3キロメートル。休憩時間を除くと時速約4キロメートル。山道ということ考えるとかなり早いペースかもしれない。疲れる訳だ。

自宅へ帰って即シャワーを浴びて体重を量ると、2.5キロ減、体脂肪率は1.5%減。メタボ予防にはかなり効果的だ。ビールがうまい。

2009年8月9日日曜日

高尾山登山記録その11

今日は一日曇りの予報。しばらく高尾山へ行っていなかったので決行。アメリカでのトレッキングで少しハイになっていたので陣馬山まで行ってみることにした。いつものように自宅を午前5時40分に出発。高尾山の6号路登山口に着いたのが6時20分。

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→堂所山→明王峠→陣馬山→陣馬山登山口
景信山までは何度も行ったコース。そこからは初めてだったが、意外と楽な道のりだった。登山道は良く整備されていて道幅も比較的広く、アップダウンも少なめだ。高尾山口から陣馬山頂までちょうど5時間、11時20分に着いた。途中、曇っていて、少しの間だが小雨がぱらつく天気だったので景色はイマイチ。それで所々で霧が漂う雰囲気は悪くない。


陣馬山頂からの眺めは絶景で、晴れていたらさぞや素晴らしいだろう。持参のおにぎりで昼食、茶店でカキ氷(350円)を食べてから一ノ尾根経由で陣馬山登山口バス停まで1時間10分。そこからバスでJR中央本線藤野駅まで6分。バスは1時間に1本しかないが、駅まで歩いても30分くらいだろう。

自宅に着いたのが午後2時30分。さすがに疲れたのでシャワーの後で昼間から缶ビールを1本飲んだ。

トレッキングとしての全行程は6時間少々。楽ではないが、充実した一日を送れる距離だ。これからも時々チャレンジしようと思う。

2009年8月3日月曜日

Microsoft Pocket Streetを使う

海外ならずともドライブやトレッキングで最も重要なことは現在の自分の位置を正確に知ることだ。ポータブルのGPSレシーバがベストだがまだまだ高価で高値の花だ。国内では10万円くらい、アメリカでも300-500ドルくらいする。ところがマイクロソフトのPocket StreetというWindows Mobile用のソフトはわずか25ドル程度で、しかも Streets & Trips というアメリカの地図ソフトに数年前まで無償でハンドルされていた。僕は偶然そのソフトを持っていたのだが、すっかり忘れていた。

 それでさっそくEmobileのスマートフォンにインストールしてみた。地図はStreets & Trips をエキスポートして、取り込むか、マイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできる。起動すると自動的にGPSを使って現在位置を認識して地図と共に表示してくれる。地名から検索したり、現在地からのルートを表示したりとか一通りの機能はあるようだ。

 携帯電話の圏内ならGoogle Map でもよいのだが、アメリカでそんなものを使った日にはとんでもないローミング料金を請求される。ということでこれからはアメリカ旅行に欠かせないツールになるに違いない。

Streets & Trips はアメリカの地図しかないが、マイクロソフトのサイトからはヨーロッパやオーストラリアなどの主要都市の地図をダウンロードできる。しかし、残念なことに日本の地図はない。ただ緯度・経度・高度などは表示されるので紙製の地図があれば現在位置を知ることはできる。山奥などで携帯の圏外(Emobileはまだまだ多い)なら役立ちそうだ。
 



2009年8月1日土曜日

熊に注意!

Grand Teton でトレッキングをする上で、もちろん事前調査はした。面白いと思ったのはどのガイドブックやウェブサイトでも熊に対する注意がたくさん書かれていたことだ。日本にも多少はあるが、アメリカほど事細かくない。

濃い化粧はいけないとか、ランチに魚や燻製、チーズなど匂いの強い物は持って行かないこと。どうしても持って行く時は必ず密封できる容器に入れること。見かけたときは最低でも50ヤード(約45メートル)以上離れること。走って逃げないこと、などなど・・・。そういえばザックに鈴をつけている人がわりと多かった。

これはベア・ベルと言って一番ポピュラーな熊対策だ。ザックに付けておいて、熊の生息地(道端にbear habit という注意書きがある)にくるとカバーを外す。すると、歩くたびにチリン・チリンと鳴る。それで熊に人間が居ることを気付かせる効果がある。僕もJackson の登山用品専門店でお土産代わりに購入した。

カバーをしてあっても小さい音はする。トレイル(登山道)は狭いので、前に遅い人がいるときに気付いて道を譲ってくれるという副次効果?も期待できる。

 

2009年7月26日日曜日

Wyoming旅行記【感想編】

Wyoming旅行は終わった。今回は初めての海外トレッキングだったが非常によかった。高尾山ももちろん良いが、日本とはまったく違った景色と美しさには感動した。

Utah州の南部、Arizona州との境界近くにGrand Circleといわれる8つ国立公園と16の国定公園が密集した地域がある。もちろんトレッキングのスポットもいっぱいある。来年はそこを目指していろいろ準備を進めようと考えている。

慣れない海外でのトレッキングであることを考えると、現地の地理の調査や即した道具類、そして何より長時間のトレッキングに必要な体力作りなど今から準備を始めても決して早くはないことがたくさんある。ということでSalt Lake City の本屋で地図とトレッキングガイドを買ってきた。しばらくはそれを眺めることにしよう。

2009年7月19日日曜日

Wyoming旅行記(最終日)

最終日は帰国だけ。午後1時35分に出発の予定だったので早めの9時に空港へ着いたが、ゲートに行くと15時になっている。Salt Lake Cityの空港ではWiFiが無料なので、適当にコンセントがある席を見つけてインターネットや写真の整理で時間をつぶした。

成田に着いたのがちょうど6時。入国審査は待ち行列なし。荷物もバゲージクレームに着いたらすぐ待ち時間なしで出てきた。空港バスの停留所に6時10分、バスが6時20分発。これだけはすごくうまく行った。

今まで成田空港まではいつもJRを使っていたが、今回は往復とも高速バスにした。値段も時間もそう変わらないが、乗換えがないので全然楽だ。行きは不確定要素があるのでケース・バイ・ケースだが、帰りはこれで決まりだなぁ。

一週間の休暇はこれで終わり。日曜日、月曜日と休みなので疲れも十分取れるだろう。

Wyoming旅行記(第六日)

今日はSalte Lake Cityへの移動だけ。ゆっくりと適時休憩を取りながら5時間で到着した。空港近くのホテルにチェックインする前にGateway Mall と言う巨大なショッピングモールに立ち寄り家族への土産を物色。Barns&Nobleという本屋で立ち読みなど。ホテルに着いたのは6時。


今回のホテルは全てそうだが、インドアの温水プールとホットスパがある。ホットスパでゆっくりと筋肉をほぐした後で飲むビールは格別だ。

Wyoming旅行記(第五日)

 今日は一日Yellow Stone National Park 観光だ。モンタナ州の最東端、Yellow Stone National ParkのあるWyoming州からすぐのところにある West Yellow Stone という町のホテルで泊まっている。車でほんの一分で公園に着いてしまう。ゲートを越えてしばらく車を走らせていると、途中道路からほんの数メートルのところでバッファローを見かけた。生で見るのはもちろん初めてだ。

Old Faithfulはほぼ60分から90分に1回の割合で蒸気を吹き上げる。回りでは多くの観光客がその瞬間を待っている。僕も30分ほど待った。周辺はボードウォークができるようになっている。一周すれば約一時間。

その先端にある Morning Glory というスポット。エメラルド色が何とも不思議だ。 

Old Faithful を後にして向かったのはLower Fall という巨大な滝。周辺にはやはりトレッキングができるうようになっている。今回は滝のすぐ近くまで行っただけだが、壮大な眺めだった。

Yellow Stone はとてつもなく巨大な公園なのでじっくり見て回れば三日くらいは十分かかるだろう。今回は一日だけだったので有名なスポットだけを足掛けで回った。

West Yellow Stone のホテルに帰ったのは6時過ぎだった。

Wyoming旅行記(第四日)

Driggsのホテルをチェックアウトして二回目のトレッキングへ。今日はJenny Lakeのやや南にあるPhelps Lakeの近くを起点にDeath Canyon へ向かう。40分ほど歩くとPhelps Lakeが見えてくる。

しばらくするとかなり険しい岩肌の道になる。対岸の山々には大小の小さな滝が見える。渓谷の底を流れる川も急流だ。 

岩肌が途切れたと思ったら突然緑濃い平地になる。まるで桃源郷だ。しばらく緑の道が続くが、このあたりで3時間が経過した。まだまだ進みたいが帰りの時間を考えるとこのあたりで引き返した方が良さそうだ。

帰りは2時間30分かかった。すぐにYellow Stone National Park 近くにあるホテルに車を飛ばす。

2009年7月18日土曜日

Wyoming旅行記(第三日)

三日目はトレッキングはオフにして周辺の観光&ドライブにする。まずはMooseにあるビジターセンターへ。ここは非常に設備が充実している。公園全体のジオラマがあり全体の様子が良く分かる。

続いてJenny Lakeの湖岸沿いの道を走った後でSignal Mountain へ。ここの頂上までは車で行ける。これもまた絶景でGrand Teton地区は巨大な盆地になっているのが良く分かる。まさしくビジターセンターのジオラマそのままだ。たまたま会った日本人と写真を撮り合いする。

Grand Teton 最大の湖、Jackson Lake 沿いのレストランで昼食。ウェイトレスにInsideの席は一杯なのでOutsideでいいかと聞かれたのでOKayと答えた。日差しは強いが景色はずっと良い。

昼食後に南に下り、Teton Village というリゾートにあるTram(ケーブルカー)に乗ることにする。Rendezvous Mountainという標高約3200mの頂上まで一気に登る。これも素晴らしい景色だ。24ドルの価値はある。

最後にGrand Teton National Park 観光のゲートウェイ都市Jacksonのダウンタウンを散歩して今日は終わり。

Wyoming旅行記(第二日)

Grand Teton初日は6時に起床。近くのガソリンスタンドで満タンにし、ミネラルウォーターと昼食用にクッキーやビスケットを購入。ウェブサイトによると燻製などの匂いの強いものは熊が嗅ぎ付けるので良くないそうだ。しばらく南下して東へ折れてGrand Teton観光のゲートウェイJacksonへ。そこからさらに北上すると料金所がある。入園料は一週間のパスで25ドル。これは人数に関係なく車1台分だ。

しばらく南下するとJenny Lakeが見えてくる。ビジターセンターでハイキングマップを購入。当初の予定通り対岸までボードで。料金は片道7ドル。ボートを降りて多くの観光客と一緒にHidden FallsとInspiration Pointという観光スポットへ向かう。

さらにその先はCascade Canyon Trail でここからが本格的なトレッキングになる。 ほとんどの観光客はここで引き返すので、ぐっと人が少なくなる。渓谷(沢)沿いの道なのでかなりなだらかだ。周辺は緑が豊かで清流がずっと奥まで続いている。

ボートを降りて4時間近く進むと所々雪が残っている道が増えてきたと思ったら、目の前にさっと雪と氷に覆われたSolitude Lakeが開けた。うーん、美しい!まるで別世界だ。

ずっと一緒だったアベックと写真を撮りあった。ちょっと話したが、男性のほうはかなりトレッキングに詳しそうだ。ここからは今来た道を引き返すことにする。

第2日目は以上で終了。ボート乗り場にたどり着いたのは5時30分。初日のフライトの疲れが少し残っていたのだろう。かなり疲れた。

2009年7月11日土曜日

Wyoming旅行記(第一日)

朝一番に荷物の確認をして、念のためにノースウエストのウェブサイトを見ると何とソルトレークシティ行きの便がキャンセルとなっていた。ガーン。ノースウエストの予約センターが開くのは9時からなので電話もできない。ウェブにはロサンジェルス経由に変更になっているので行くことはできそうだ。結局アメリカン航空でロサンジェルス、その後デルタ空港でソルトレークシティーとなるらしい。しかし当初午前11時30分だった到着時刻が午後4時になるとか。こっちはそれからさらに車で、グランドティートン国立公園近く、アイダホ州のディッグスまで5時間かけて行かないといけない。夕方には着いてゆっくりするつもりがとんでもない。困ったもんだ。

とにかく怒っても仕方がないので、取り合えず成田空港の第二ターミナルでチェックインして昼食。フライトは4時発なのでたっぷり時間がある。ちなみに成田空港まではいつもJRで行っていたが、今回はバスに挑戦。成田まで乗り換えなしでちょうど2時間。途中にアクシデントさえなければなかなか快適だ。

あと一時間ちょっとで搭乗だ。ホテルはさすがにワイヤレス環境ありだが、それ以外は山の中なのでポストできそうもない。はっきり言って電話もあやしい・・・・。

ソフトレークシティに着いたのは5時過ぎ。すぐにレンカーをピックアップしてホテルのあるアイダホ州の Driggsへ。Teton ValleyというGrand Teton山脈の西側にある広大な農業地帯の中心都市だ。と言っても小さな田舎町でダウンタウンも西部劇にでてくるように小さい。着いたのが10時。ホテルから少し離れたところにレストランを見つけて遅い夕食を取った。

2009年7月5日日曜日

Wyoming旅行記【準備編】

来週の土曜日から一週間夏休みをとってアメリカのワイオミング州へ行く。ワイオミング州はロッキー山脈の麓、アイダホ州の東、コロラド州の北に位置する。目的は北西部のイエローストーン国立公園と、その南に隣接するグランド・ティートン国立公園。そこで初めての海外トレッキングに挑戦する。

アメリカへは毎年のように行くが、荷物はいつも最小限で機内持ち込みだ。さすがに今回はそうはいかない。トレッキングはどうしても荷物が多くなる。10年ぶりくらいにスーツケースを引っ張り出した。とりあえずできるところまでパッキングしようとしたがこんな状況だ。まあ、何とかなるだろうが。

2009年6月27日土曜日

高尾山登山記録その10

今年10回目の高尾山。かなりのハイペースだ。この調子だと20回行くのだろうか・・・。

いつものように午前6時過ぎに高尾山口を出発。小仏バス停から高尾駅に10時35分着。

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→小仏バス停

小仏峠から景信山の間で初めてマウンテンバイクとすれ違った。あんな急勾配をよくもまぁって思う。もっとも上り坂はほとんど担いでいるんだろうけど。


今日は体調が良ければ陣馬山に挑戦しようかとも思ったが、夜に飲む予定が入ったので止めることにした。陣馬山へは高尾山頂からでも4時間くらい。全行程は多分7時間以上になる。その後で飲んだりしたらぶっ倒れてしまう。また次の機会、多分夏を過ぎて少し涼しくなってからにしよう。

今日は気温も湿度も高かったせいかちょっと疲れた。

2009年6月20日土曜日

高尾山登山記録その9

雨続きだったので久しぶりの高尾山。

ルートはほぼ固定してきたが、景信山(かげのぶやま)から下山路が小下沢(こげさわ)林道経由に。

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→小下沢林道→日影バス停

高尾山口へは6:10着。天気予報だと晴れだったので富士山が見えると思ったが、午前中は曇っていて見えなかった。残念。

景信山から小下沢への道は恐ろしくタフで50~60㎝しかない細い道が続く。下りもかなりの急勾配で、雨が続いて地面が湿っていたせいか滑りやすかった。トレッキングポールがなければ何回か尻餅を打っていたかも。

それでも途中の小下沢林道は非常によかった。このルートは下りより登りが良さそうだ。


日影バス停は小仏バス停より二つだけ高尾駅寄り。いつもより1時間遅く帰宅した。

2009年6月15日月曜日

A5版ノートとグーグルカレンダー

去年までスケジュール管理には高橋書店の手帳を使っていた。スケジュールだけでなくノートも兼ねていて、スケジュールと関係ない思いつきや雑多な文章が書きなぐられていて、それこそビッシリ。1年経つと厚みがかなり増すような使い振りだった。それが今年はがらっと様変わりした。去年までは補助的に使っていたグーグルカレンダーが完全にメインになったのだ。理由は昨年末に買ったスマートフォン、それと今年1月から開始されたそのスマートフォンとグーグルカレンダーの自動的連動機能が決定的だった。

それでも雑記帳的機能としての手帳は残っていたが、その目的だけとしては手帳は意外と使いにくい。サイズが中途半端なのだ。ビッシリと書き込みたいのだが、1行が短すぎてすぐに改行しないといけない。僕はメモや思いつきは英語で書く習慣があるのだが、英語で文章をスラスラ書くためには、紙にある程度の横幅が必要なのだ。

そこでコンビニでMUJIのA5サイズのノートを買った。これが非常に使い勝手が良い。一般的なA4やB5に比べるとずっとコンパクトで鞄から実に取り出しやすい。特に通勤電車=書斎派の僕には最適のサイズだ。

僕の通勤鞄の必需品は、ポータブルDVDプレイヤー、A5版ノート、プリントアウトした資料を挟み込むためバインダーとしての「超」整理手帳のカバー。それにこれもコンビニで買ったお気に入りのボールペンとなった。

2009年6月11日木曜日

多機能腕時計を買う

僕は腕時計をしない。随分前から、多分15年以上前からしていない。携帯電話を買ってからは特にしなくなった。時間を知るためだけならそれでまったく不便がないからだ。でもトレッキングをするようになって少し不便を感じるようになった。トレッキング中はかなり汗をかくが、携帯電話は防水ではない。重い荷物をしょっている時に携帯電話をポケットから出すのは意外と面倒だ。そこで腕時計を買うことにした。

買ったのはCASIOのPROTREKというモデルで、方向や高度、気圧・温度も測れるという多機能のものだ。さらに太陽電池で充電、世界五ヶ所の標準電波を受信できる電波時計だ。トレッキングだけでなく、海外旅行中は地図を頼りに移動することが多いのでコンパス機能が付いているのは魅力的だった。

しかし、かなりでっかいし重いし、結構派手なので、やっぱし普段これをして通勤したりすることはなさそうだな。

2009年5月30日土曜日

もう手放せない!スマートフォンは必需品

昨年の12月にスマートフォン(イーモバイルTouch Diamond)を買って半年になる。思った以上に便利で手放せないツールになった。最大の長所はやはりインターネットにシームレスに接続できること、豊富なアプリケーションを自由にインストールしてカスタマイズできることだ。

インストールしたアプリケーションで非常に重宝しているのは次の4つだ。

Skype
説明の必要はないだろうが、これで電話をすることはまずない。もっぱらIMとしての用途だ。

英英辞典(Longman Dictionary of Contemporary English)    
これはネットワークが使えない場所でも使えるので非常に便利だ。通称LDOCEは長年愛用の辞書で紙のもの、CD版も持っているが、普段はウェブ版を利用している。モバイル版も即購入した。

Google Mobile App(英語版)
これも必需品。日本語版もあるが、英語版の方が機能が豊富。Googleの主要なアプリがブラウザレスで使える。

Twikini
最近凝っているいわゆるマイクロブログ用のアプリ。電車の中などでふと思いついた事をポストする。

それ以外にも最初からインストールされているもので便利なのが、

辞書ウォーカー
英和・和英辞書。語彙もかなり豊富だ。「あれって英語でなんて言うんだろう。後で辞書で調べよう」と思ってもたいていは忘れてしまう。思いついた時にすぐに引けるのはやはり便利。

NAVITIME
これも説明の必要はないだろうが、いまだに都心の路線に不案内なので必需品。

Active Sync
今年の1月からActive Syncを使って内蔵のアドレスブックとスケジューラが自動的にGoogle CalendarやGmailのMy Contactと同期できるようになった。これで使い勝手が飛躍的に向上した。

Touch DiamondにはIEとOperaという二種類のモバイル用ブラウザが付属しているが、ブラウザを使ってインターネットに接続することは意外と少ない。やはり専用のアプリを使った方が随分と使い勝手が良い。

またイーモバイルはパソコンと接続してモデムとして使っても追加料金が発生しない、つまり定額料金の範囲で使える。これが他のキャリアとの最大の違いだ。ノートパソコンを外に持ち出すことはあまりないが、いざと言う時に料金を気にしないで使えるのはやはりありがたい。

欠点としては、Touch Diamondは非常にコンパクトなので当然入力がしづらい。隣のアイコンをタッチしてしまうことも良くある。やはりゴマ粒でもよいのでハードウェアキーボードが欲しい。それとバッテリーがすぐに切れる。どんどん使うと一日持たないことがある。サードパーティーの大容量バッテリーもあるがちと値段が高い。

2009年5月23日土曜日

高尾山登山記録その8

今年8回目の高尾山。ルートは先週とまったく同じ。時間的にも体力的にも今のところこのルートがベターかな。

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→小仏バス停

ただし、小まめに休憩を取った。京王高尾山口6:10発。京王高尾駅10:30着。
天気は先週よりは良かった。

2009年5月22日金曜日

インフルエンザにマスクって役に立つの?

インフルエンザが流行している時にマスクをするのは日本などごく一部の国の習慣と言う。日本の報道番組ではインフルエンザ予防のために、うがい、手洗いに加えてマスクの着用を呼びかけていることが多い。しかしうがいと手洗いはともかくマスクの効果については専門家でも意見が分かれるらしい。実際最近良くテレビで聞くアメリカ疾病対策センター(CDC)は「効果はない」立場だとか。

東京での感染が確認されたが、関西と違って感染経路が明白なためか、落ち着いたものだ。電車の中でもマスクをしている人はごく少数だ。感染が確認する前に比べて若干増えた程度だろうか。僕は今のところ非マスク派だ。ただ、これ以上感染が拡大して半数以上がマスクをするようになればするかもしれない。効果うんぬんより世間体というか、してないことで変な目で見られると嫌だからだ。

ただし、手洗いはきちんとする。会社へ着いた時と、自宅へ帰った時はすぐにハンドソープで手を洗う。これはインフルエンザとは関係なく以前からの習慣だ。

2009年5月17日日曜日

高尾山登山記録その7

今年7度目の高尾山。今日のルートは少し足を伸ばして、

高尾山口→高尾山→一丁平→城山→小仏峠→景信山→小仏バス停


夜には雨が振るかもしれないという予報だったので早めに自宅を出て、高尾山口に6:30に到着。いつものように6号路経由で山頂に向かう。早朝のせいか、登山客はほとんどいない。澄んだ空気に緑が一層鮮やかだ。

途中でトレイル・ランニングの人に抜かれる。トレイル・ランニングというのは登山コースを歩くのではなく走るかなりタフなスポーツだ。

一時間ほどで山頂に着く。曇りなので残念ながら富士山は見えない。途中でコンビニで買ったおにぎりで朝食をかねて15分ほど休憩。

その後一丁平、城山へ。ここでもトレイル・ランニングの人に何人も抜かれた。登山客が多いとやりにくいスポーツなので早朝が多いのかもしれない。若い男性が多いが、女性もちらほら。かっこいいとは思うが、日ごろ相当トレーニングをしていないと難しいだろう。

城山から先は初めての道だ。たいていは整備されているが、かなりラフな箇所もある。1時間ほどで小仏峠に着いた。ここで休憩しようと思ったが、「まぁいいか」と思ってそのまま進んだのが失敗。小仏峠から景信山山頂までの道はかなりの急登でたちまち膝に来た。山頂についたのがちょうど9時。帰路は相模湖経由も考えたが、疲れたし、12時までに帰宅するつもりだったので、小仏バス停からバスで高尾駅を経て帰宅することに。景信山山頂で少し長めに30分の休憩後、小仏バス停に着いたのが10時ちょうど。

早朝の高尾山系は空気も澄んで、緑も鮮やかだ。登山客が少ないのも良い。朝が早いこれからの季節は早出が良いかもしれない。昼くらいまでに帰れば休日も有効に使える。

でも今日は疲れたなあ。1時間に10分くらいは意識的に休憩を取らねば。

2009年5月14日木曜日

6月のシリコンバレー行きは中止

毎年6月にアメリカへ行ってIT関係のカンファレンス等に参加することがここ数年の慣例になっていた。今年はシリコンバレーでクラウド・コンピューティングのシンポジウムに参加するつもりで、航空券も買っていた。しかし、ここに来ての豚インフルエンザ騒動で中止せざるを得なかった。久しぶりのシリコンバレーだったので楽しみにしていたのだが残念だ。

会社の社内向けのウェブサイトでも不急の北米出張の自粛と、個人的な旅行も所属長への事前報告が義務付けられるなど仰々しい。実生活では電車の中でマスクをしている人などはほとんどいないなど落ち着いたものだが。徳島県では修学旅行の中止が相次ぐなどは明らかに過剰反応ではないか。海外旅行ならまだしも、感染が確認されていない国内旅行の中止は楽しみにしていた生徒が可愛そうだ。僕の場合も北米以外だったら間違いなく渡航していただろうし、シンポジウムのように不特定多数の人が集まる場所に行かない、純粋に個人的な旅行なら中止はしなかったと思う。

今回の騒動はマスコミの加熱した報道に比べて世間は落ち着いている印象だ。なにやら過剰な報道で騒動を煽っている気がする。報道もビジネスなので、過激に報道したほうが視聴率が稼げるという事なのだろうか。まあこのような報道合戦も国内の二次感染者でも出ない限りはもううしばらくの我慢だろう。そうなれば夏休みくらいにゆっくりとドライブにでも出かけるとしよう。幸いにも飛行機はガラガラで航空券は簡単に取れそうだ。

2009年5月7日木曜日

Kindle DX は買いか?

Amazonが電子書籍リーダのKindle 2に次いでKindle DX を発表した。価格は489ドルと決して安いとは言えないが、携帯電話のネットワークを使ってPCレスで書籍を無料でダウンロードできることなどを考えるとそう高いとも言えない。日本では携帯電話のネットワークは使えないが、PCにダウンロードしてUSBで転送することはできるらしい。

僕のように通勤時間=電車の中=読書時間という人間にとっては非常に魅力的なデバイスだ。しかも僕は本を何冊か同時平行して読む習慣がある。分厚い本を何冊も持ち歩くのはしんどい。

人によってはメンタルな抵抗を感じるかもしれない。例えば書架に並んだ本をぼんやり眺めていて、ふと目が留まった本を再読するということは読書家なら決して少なくないし楽しみでもある。とは言え、本は少し油断するとどんどん増殖する。僕も何千冊かの蔵書があるはずだが、ほとんどは実家に送ってあり、言わば死蔵だ。それならKindleに電子的にストックした方が有意義というものだ。しかも紙の書籍より安い。

もっともKindleはアメリカ限定販売で、Amazon.com で注文しようにも日本の住所には送ってくれないのだ。アメリカへ行った時に買ったり、友人に買ってもらうという手もあるが、肝心のKindle用の電子書籍もアメリカの住所で登録したクレジットカードでないと買えないらしい。

アメリカのクレジットカードを持つにはアメリカの住所に加えて、SSN(社会保障番号)を持っていることが必須なので通常は不可能だ。もっとも僕はSSNの方は持っている。ちょっと抜け道がないか調べてみるか・・・。



2009年5月6日水曜日

スラムドッグ・ミリオネアを見てきました

家内といっしょに「スラムドッグ・ミリオネア」を見てきた。率直な感想としては非常に面白かった。さすがアカデミー賞七部門受賞作だ。監督はイギリス人だし一応イギリス映画だそうだが、原作も舞台も俳優も全部インド人なので限りなくインド映画と言っても良さそうだ。インドは世界最大の映画大国だそうだが、日本には紹介されないだけで良い作品がたくさんあるのかも知れない。

映画は見るのは一人だが、終わったあとでいろいろ感想を言い合うのがまた楽しい。だからいつも朝一の上映に行く。終わるとちょうど昼飯時だからだ。今日も近くのレストランでついつい長居をしてしまった。

家内と映画館へ行ったのは一年ぶりくらいだろうか。行き始めると詰めて行くのだが、時間が空くとあまり行かなくなる。来月くらいから「スタートレック」や「ターミネーター4」、「天使と悪魔」など大作が次々と上映されるので、また行くかもしれない。やはりDVDより劇場の方が良いなあ。面白い映画なら劇場で見ても保存版用にDVD借りてダビングしたくなる。でもそんな映画はあまり多くない。

僕も家内も日本映画はまったく見ない。最近は良い作品も少しはあるそうだが、僕の若い頃からつい最近まで日本映画はずっと冬の時代でろくなものがなかった。「狼が来た」でだまされ続けたのでまったく見る気がなくなった。悪いのは日本の映画界で僕ではない。それにKやらMやら何とかやらの人気タレント(あえて俳優とは言わない)主演の映画をテレビで見ても全然面白くなかったしね。

まだ雨が降っている。明日は止むそうだが、2日も続いたんじゃ高尾山へは行けそうもない。明日は一人なのでウェブサイトのアップデートでもしよう。

2009年5月4日月曜日

高尾山登山記録その6

一日だけ置いて今年六度目、連休二度目の高尾山へ。今回は少し遠出をして次の通りです。

高尾山口駅→6号路→5号路→稲荷山ルート→高尾山頂→紅葉台→一丁平→城山→相模湖→相模湖駅

高尾山口駅を出たのが8:30、相模湖駅に着いたのが11:30なので全行程3時間でした。高尾山以遠は初めてだったので写真を多めに撮ってみました。

まず京王高尾山口駅を出発します。電車が着く度にたくさんの登山客が吐き出されます。学生風のカップル、小さな子供連れ、年配のグループなど様々です。



稲荷山ルートの入り口を左にやり過ごし、少し車道を行くと6号路の入り口があります。稲荷山ルートに比べると人数は少ないです。


さらにしばらく歩くと右側に琵琶滝があります。たまに修行僧を見かけます。ここを右に折れると3号路に行くことができます。今回はそのまま6号路を進みます。


緑の中の沢沿いの道をひたすら進みます。この道はもう3回目なので慣れたものです。トレッキングポールを使ってスタスタと歩いていきます。


高尾山頂は相変わらずの混雑です。休憩しようにも座るところもありません。年間250万人も訪れるので当然なのでしょうが、ちょっと俗化しすぎている気はします。ほとんどの人は1号路やケーブルカーなどで登頂するのでしょう。


トイレだけ使って西へ向かいます。途中の道はわりとよく整備されています。ここからは登山客は極端に少なくなります。


すぐに紅葉台(もみじだい)に着きます。茶店があります。高尾山頂のすぐ近くですがずっと落ち着いた雰囲気です。弁当を食べるのもこっちがずっといいみたいです。高尾山頂はスキップしてもいいかもしれません。


さらに進むと一丁平(いっちょうだいら)という展望台に着きます。高尾山頂以上に美しい景色です。少し曇っていたのが残念です。快晴なら素晴らしいパノラマが見られるでしょう。


道は景信山(かげのぶやま)、陣馬山(じんばさん)の方向へ続きます。アップダウンがありますが、道は整備されているし、そんなに大変ではありません。


城山の山頂には茶屋があります。わりと登山客で賑わっています。でも高尾山頂とちがってみなそれなりの服装・装備をしていて「登山やトレッキングが趣味」という感じの人がほとんどです。展望台からは八王子側が一望できます。ここからは相模湖方面へ分かれます。


ここからは下り坂が続きます。尾根上の道をひたすら下っていきます。かなり急な下り坂が随所にあり、逆方向だとかなり大変そうです。


ようやく相模川が見えてきました。これは弁天橋というつり橋です。ここまで来ればあと少しです。


ふもとに下りて少し車道を進むと相模ダムです。ここから手前が相模湖で、神奈川県の北端、旧相模湖町の名前の由来となったダム湖です。


JR中央本線相模湖駅に着きました。あとは帰るだけです。特別快速が停まるのですが、乗降客は少ないです。大きいバックパックを背負った登山客がちらほら。
 

結局昼過ぎには家に着きました。でも3時間山道を歩き続けたので、さすがに疲れましたね。即シャワーを浴びて思わずビールを飲みました。ふ~、うまい!

これだけ山道を歩いたのは生まれて初めてです。しかし、歩いている時は意外と疲れを感じませんでした。どっと疲れたと感じたのは相模湖駅に着いてからです。今日は昼くらいに帰ってくる予定だったので少し急ぎすぎました。あと30分くらいかけた方が良かったかもしれません。月に一回くらいはこのルートもいいですね。

おまけ。行く前と比べて体重が2Kg、体脂肪が1%減りました。ほとんど水分でしょうからすぐに元に戻るでしょうけどね。

追記
バックパックがどうもしっくりこないので、市内にある登山用品の専門店に行ってきた。物色していると、やや小柄で浅黒い、やたらと引き締まった体の店員がいろいろ詳しく教えてくれた。言っていることは納得できるし、そのとおりだと思うのだが、ちょっと値段の折り合いが付かず、今回はは拝聴だけに留めておいた。靴だけは少し奮発して買ったが、高尾山周辺をうろうろするのにあまりお金をかける気はしない。今年中に陣馬山(高尾山頂経由から5時間くらいかかる)に挑戦したいと思っているので、その時にでもまた検討しよう。

2009年5月2日土曜日

高尾山登山記録その5

今日から連休という人も多いだろう。僕も今日から9連休。ということで今年五度目の高尾山。

今日のルートは、基本は登りは6号路、帰りは4号路から3号路だが、詳しく書くと、
高尾山口→6号路→5号路→稲荷山ルート→高尾山頂→4号路→3号路→脇道から高尾病院→高尾山口
となる。

五回目となるとネタも尽きるが、もちろん高尾山の美しさに変わりはない。

連休とあって人の多いこと、多いこと。ほとんどは1号路経由の観光客のようだが、6号路も普段の日曜日に比べるとはるかに多い。特に山頂は座るところもない程だ。

富士山の写真を携帯からアップロードしようとしたが、どうも調子が悪い。やはりイーモバイルは他のキャリアに比べて電波の状態が悪い。場所を何回か変えてようやくアップできた。


連休中は特に予定はないのであと2-3回は行くかもしれない。

2009年4月29日水曜日

ちょっとTwitterにはまっています

Twitterの利用者がここ数ヶ月で爆発的に増えているらしい。僕もできて間もない頃にアカウントを作ったことがあったが、その時は特に面白いと思わなかったのでそのまま忘れ去っていた。ちょっと前に知人に合わせて再度作ってみたのだが今回は結構はまっている。このBlogでも Twitter Updates というウィジットを付けてあるのでほぼリアルタイムに「つぶやき」が表示される。

何が面白いかと言うとやっぱり「気軽さ」だろうか。Blogはあくまで文章なので、テーマも必要だし、分量もある程度は多くなる。Mixiなどのような友達付き合いは気疲れするし煩わしい。

Twitterはあくまで「つぶやき」なのがよい。知人や見ず知らずの他人のつぶやきを表示する(フォローすると言う)こともできるし、コミニケーションを取ることも可能だ。自分がフォローされても相手をフォローする義務もないし、フォローされるのが嫌なら拒否することもできる。このあたりの配分が絶妙で、他のソーシャルメディアを「重い」と感じるビジネスパーソンに指示されているのだろう。実際利用者の平均年齢は比較的高いだそうだ。

スマートフォン(Touch Diamond)にもTwitter用のTwikini というクライアントをインストールした。Twitterのモバイル用のウェブよりずっと使い勝手が良い。デスクトップにも twhirl 。IMライクに使えてこれもお薦めだ。

2009年4月27日月曜日

高尾山登山記録その4

先週は土曜日出勤だったので、今日はその代休。ということで、今年4回目の高尾山へ。

今回のルートは
高尾山口→6号路-(琵琶滝)→5号路→高尾山頂→4号路→2号路-(琵琶滝)→6号路→高尾山口

自宅を出たのが朝の8:30、自宅へ帰ったのが昼の12:30で、ちょうど4時間でした。
4号路は初めてだったけど、緑が一段と鮮やかでお勧めのコースでした。

ちなみに、今日はトレッキングポール(両手に持つ杖の一種)を始めて使ったのですが、特に下り坂での腰への負担がかなり軽減されてなかなかの優れものですね。

2009年4月25日土曜日

テレビ欄とチラシの無料宅配サービス

新聞を取るのをやめて2年くらいになる。もともとニュースはほとんど新聞ではなくウェブで見ていた。特にIT関係の情報などは一般紙ではまともな情報は得られないのでウェブに頼っている人が多いだろう。実際現在は5世帯に1世帯は新聞を取っていないという。

考えてみると、新聞や雑誌、本などの著作物は中身の情報が大切なのであって、媒体そのものには何の価値もない。オンラインで事足りるものをわざわざ化石燃料を使って運送するのは無駄と言うものだ。新聞の宅配などその最たるものだろう。生協の宅配で牛乳を配達してもらうのとは違う。地球温暖化防止の意味からも無用の二酸化炭素の排出は止めるべきだ。

リビングに家族共用のパソコンを置いてあるのでテレビ番組などはそれで調べることができる。しかし特売情報のチラシはそういうわけにはいかずに、やはり家内はその点では不満だったようだ。

ところがリクルートがテレビ番組と地域のチラシを週に一回無料で宅配してくれるサービス を始めたという。まだ試験サービスということで都内と、神奈川県の一部だけのようだ。

テレビ欄とチラシが新聞を取っている主な理由と言う人は決して少なくないと思われる。このサービスが拡大すれば新聞を取るのを止める人がますます増えそうだ。毎日が週一になれば地球温暖化防止と言う点でも大幅に改善されるだろう。決して悪いことではない。

2009年4月19日日曜日

高尾山登山記録その3

ゴールデンウィークに高尾山に登ると書いたばかりだが、気が向いて今日行って来た。思い立ったら気楽に登れるのがまた高尾山のいいところだ。

 


8:40    京王高尾山口駅着
ケーブルカー乗り場を右に見ながら5分ほど公道を行くと6号路の入り口がある。6号路に入ってしばらく進むと琵琶滝という小さな滝がある。そこから6号路を離れて険しい山道を登ると2号路と1号路の別れ道になる。左に折れて2号路に入り少し歩くとすぐに3号路だ。

あとはひたすら新緑の中、山頂を目指す。最初に一気に高度を上げたので、途中の道はほとんど起伏がなくなだらかな道が続く。他の登山客もほとんどいない。やや変化には乏しいが行楽シーズンは登山客が多いので穴場かもしれない。

40-50分ほど歩いて5号路と交差して3号路は終わる。5号路を少し行って、稲荷山コースに入れば山頂はすぐそこだ。

10:10    高尾山頂
予定より少し遅く山頂に着く。山頂はすごい人だ。ほとんどは1号路から来た客だろう。1号路以外の登山客はトレッキングシューズやポールを持った人が多く、一目でそれと分かるが、1号路経由の登山客はスカートや短パンの女性もいるなど町へ行く服装と大差がない。

今日は東の空はうす曇で富士山ははっきり見えなかった。

帰りは稲荷山コースから帰った。ちょうど登り客がピークの時間だ。登山は登り優先なので、ときどき道を譲って待つ必要がある。行きは稲荷山コースか6号路、帰りは空いている3号路というのがベストかもしれない。

11:10    京王高尾山口駅着
山頂までの往復にちょうど2時間30分かかったことになる。登山というかトレッキングには無理のないちょうどよい時間だ。適度な疲労感が心地よい。駅のホームに到着した電車からどっと登山客が吐き出される。今からなら、ちょうど昼飯時に家に着くだろう。

2009年4月18日土曜日

ゴールデンウィークの計画(高尾山編)

もうすぐゴールデンウィークだ。今年は5月の8日と9日を休むので9連休だ。と言っても特に旅行とかの予定はない。家内と一回映画を見に行くかもしれない。あとは1回か2回は高尾山に行くつもりだ。

昨年の11月に奥多摩へ行ってトレッキングがちょっとしたマイブームなのだ。奥多摩は少し遠いので近場の高尾山へ行っている。家内は出不精、というか歩くのが嫌いなので一人で行く。今年中に高尾山頂経由で陣馬山か相模湖まで行ければいいなと思っている。

などと地図を見ながら考えつつ高尾山ビジターセンターのウェブを見ると、ゴールデンウィーク中は6号路が一方通行(登り専用)になるとか。3月にその6号路を通ったのだが、その時でも結構人が多かった印象がある。

ゆったりと登るためには比較的すいているらしい3号路を通るか、あるいは早朝6時くらいに出るとかの工夫をしないといけないかもしれない。

なにしろミシュランのトラベルガイドの三ツ星、年間250万人が訪れる高尾山だ。しかたないと言えばしかたないか。

2009年4月17日金曜日

定額給付金の使い道

先日、定額給付金の申し込みをした。四人家族なので48,000円だ。新しいパソコンを買う予定だ。僕も子供たちもそれぞれ自分のノートパソコンを持っているのだが、リビングに置いてある共用のデスクトップが8年前の旧式で評判が悪い。ほとんどウェブだけにしか使わないので我慢してきたが、いくらなんでもそろそろ買い換えようと思っていたところに、定額給付金の話が出たので支給を待っていた。

連休明けくらいには振り込まれるはずなのだが、その前に注文することにした。ドスパラで50,000円ちょっとなので少し持ち出しになるがまあいいだろう。家族からはプリンターの要望も大きい。LEXMARKの安物のプリンタを僕の書斎においてあるのだが、もっと良いのが欲しいそうだ。どうせめったに使わないのにとも思うが。

いちいち僕の部屋にパソコンを持っていってプリントアウトするのが面倒だとかいろいろ言うので、Canon製のネットワークプリンタを検討中だ。これも連休前には買う羽目になりそうだ。だいたい3万円くらい。

合計8万円少々と定額給付金を大分オーバーする。これが政府の目的だろうから、その趣旨を酌んで大いに経済効果に貢献することになった。

2009年4月12日日曜日

村上式シンプル英語勉強法

書店の英語コーナーに行くと英会話のテキストやら学習法の本が所狭しと並んでいる。よくまぁこれだけあるものだと思う。しかも行く度に内容が入れ替わっている。といっても、僕は英語コーナーにはめったに行かないから入れ替わっていると感じるのは当然か。

その中でほとんど10年ぶりくらいに買った英語学習法の本が標記の「村上式シンプル英語学習法」だ。内容そのものよりGoogle日本法人の社長(現在は退任されたので元だが)が書いた本だったからだ。IT業界人としてGoogleの名前に引かれたのだが、読んでみると結構面白い。

「まず100万語を目標に英語の本を読む」などというのは僕自身が実践して大いに得るものがあったので「わが意を得たり」というところだ。「毎日1万語をながめる」というのはちょっと実現できそうもない。「自分に関する100の話題を丸暗記する」というのはやってみたい気もする。

中でも面白かったのは「知らない形容詞はgood からbadに変換する」だ。うーん、これは大胆な!でも本当にそうだと思う。 英語の本を読む唯一・絶対のコツは「絶対に辞書を引かない」ということだが、当然知らない単語がごっそり出てくる。

英語(日本語でも同じだが)の単語で難しいのほとんどは形容詞なのだ。しかし英語は主語と動詞さえきちんと分かれば形容詞は大して重要ではない。意味が分からなければ無視しても文章の大意は十分取れるのだ。その形容詞をばっさりとgoodかbadの二種類に分けるとはすごいノウハウだ。実践英語とはこんなのを言うのだろう。

2009年4月11日土曜日

三菱UFJ証券の顧客情報流出

ほとんどの人はまたかと感じたと思う。ただ、今度のことで思ったのは、犯人の部長代理が顧客情報に業務上アクセスする必要があったのかと言うことだ。銀行であれシステム会社であれ、管理職がコンピュータシステムに直接アクセスする必要は普通はない。

重要情報へのアクセス権は業務上必要な個人にだけ許可されるというのが大原則だ。例え部長であろうが、社長であろうが、職務上の権限と業務上の必要性はまったく別のものだからだ。

例えば僕の勤務先では部課長クラスはマシンルームへの入室権はないし、サーバーへアクセスするための管理用アカウントも持っていない。管理職は必要があれば部下に指示するので直接の業務上の必要性がないと考えられるからだ。

三菱UFJ証券のような大会社だから必ずCSO(情報セキュリティ担当役員)がいるはずだが、もし業務上必要のない人間が重要情報へ直接アクセスできるような体制を黙認、あるいは気づかなかったのなら責任を免れることはできないし、目が節穴と言われてもしかたないだろう。

2009年4月8日水曜日

改変された掲示板の投稿

僕はインターネット上の掲示板とかメーリングリスト(もはや死語だが)にほとんど興味がない。だから投稿することはめったにない。しかし、先日ある掲示板に久しぶりに投稿をした。数日後に再度覗いてみると、投稿の一部が削除されていて、管理人と称する人が「著作権の侵害を助長する可能性があるので一部を削除しました」とある。

僕とて文章を書いて幾ばくかのお金を貰っている身だし、弟が弁理士なので平均的な人よりは著作権については関心があるし、多分知識も少しはあるつもりだ。管理人と称する人の言い分は納得できない。しかし、相手は掲示板の投稿を自由に削除したり改変したりするシステム上の権限を持っている。どうこう文句を言ってもしかたがない。

ただ僕が憤慨したのは著作権うんぬんなどと正当であるかのような主張しながら投稿の「一部」を削除したことだ。著作権には「同一性の保持」という権利が認められていて、著作権者の意に反してその著作物を勝手に改変することはできない。歌手の森進一が持ち歌の「おふくろさん」の歌詞をアレンジして歌ったとして、作詞家が歌うのを禁止したのは(できたのは)この「同一性の保持」を侵害したためだ。

投稿が著作物である以上、一部を了解なく削除することはその意味で著作権を侵害していると考えるのが自然だ。もし、その掲示板のどこかに管理人が投稿を自由に改変できると明示してあるとしても、著作権法にはそのような規定は無効であるという条文がある。削除するなら一部ではなく全部をするべきだろう。

いずれにしても、その掲示板を二度と見ることもないし、もちろん投稿することもないだろうが。

2009年4月4日土曜日

ジャストシステムの身売りに思う

業績が低迷していたジャストシステムがついに身売りするらしい。パソコンソフト界の雄として一世を風靡していたのも今は昔だ。僕は徳島県出身なので、地元 の有力企業だったジャストシステムの動向は気になっていた。就職した知人も少なくない。しかしほとんどは既に退社している。

一度だけジャストシステムの本社ビルを見学したことがある。徳島市の中心から程近い文教地区にそびえる巨大で豪華なビル。若い総務の社員が得意げに最先端の設備を説明するのを聞いていた。僕が感心したのは設備ではなく女性社員の比率がかなり高そうなことだった。

田舎では都市部の大学に進学した女性が親の希望で卒業後に地元で就職することが多い。だから男性以上に一流の大学を卒業した優秀な女性が採用しやすいのだ。

いずれにしても僕が1990年代後半、一太郎の全盛期に早々とパソコンから一太郎をアンインストールし、マイクロソフトのワードに切り替えたのはもちろんそんな事とは関係なく、直感的にこれからはワードの時代になると思ったからだった。

2009年3月28日土曜日

特急で通勤する快楽

通勤時間がドア・ツー・ドアで2時間と決して短くない。何度も取り上げたがここしばらくはポータブルDVDプレイヤーで映画や大学の公開講座などを見ている。非常に有効に時間を使っているつもりなので、そう苦痛ではない。最寄の駅発の電車があって、それに乗るようにしているので必ず座れるからそんなことができる。

でも帰りは残念ながらそうは行かない。ずっと立ちっぱなしなので疲れるし、途中ペーパーバックを読むことくらいしかできない。それで最近は新宿から特急に乗ることがある。

さすがに快適でゆったりと本を読んだり、書き物をしたりできる。乗っている時間は40分弱くらいなのだが、もう少し長くても良いくらいだ。自由席特急券は500円。さすがに毎日は乗れない。でも麻薬みたいなもので少し疲れているとついつい四ツ谷で降りずにそのまま新宿まで行ってしまう。

しかし、考えてみると毎日乗っても月に1万円だ。これで毎日40分、月にすれば13時間の書斎の利用料金だと思えば決してべら棒な値段ではない。僕は昼食は弁当派だが、外食すれば全然こんな値段ではすまないし。

と言うわけで今のところ週に1-2回の特急利用が徐々に増えつつある。まさしく時間を買っている。

せっかく電車で座っても寝ている人が多いのには感心する。寝るのはベッドが一番だ。電車で寝るくらいならその分早く寝ればいいのにと思う。電車=書斎派の僕には時間の無駄使いとしか思えない。

2009年3月25日水曜日

僕のメタボ予防 -体脂肪率を測る-

メタボが気になる年齢になってきた。現在実施している予防法として、

毎日必ず体重を測る。 
ここ数年続けている。かつエクセルに記録していた。体重は測っているがエクセルのほうは体重がかなり減少してBMIがメタボ圏と言われる25をかなり下回る22.6になったのでちょっとサボリ気味だ。

体脂肪率を測る。
最近は体重に加えて体脂肪率を測るようにしている。結局体重そのものより体脂肪率が問題なのは言うまでもない。安物の体重計についている体脂肪計なので信頼性はやや疑問だが、目安にはなるだろう。現在13%から14%弱程度。

9階のオフィスまで毎朝階段で登る。
これは最近始めたが、かなりの運動だ。ちょうど200段あり、時間にすれば3分強なのだがけっこう疲れる。でも(多分)このおかげで先日高尾山に登ったときに、延々と続く階段もわりと平気だった。

昨年末の健康診断では血液検査の結果も含めてメタボの兆候はまったくなしと言われて安心している。

2009年3月21日土曜日

高尾山登山記録その2

三連休の中日で天気も良かったので、今年2度目の高尾山登山に行った。京王電車の高尾山口駅から高尾山頂に至る登山道は三種類ある。一号路は基本的には山頂近くにある薬王院への参拝用で、一番楽だがその分面白みがない。六号路は沢沿い、稲荷山コースは尾根沿いのコースだ。初詣の時は稲荷山コースだったので、今日は六号路で登った。

家を出たのは朝食後。デイパックには水筒とチョコレートパイ、タオル、デジカメを入れただけ。それと以前買った観光ガイド本の綴じ込み登山マップ。高尾山口駅には9時過ぎに着いた。ケーブルカーの駅横の車道を少し行くと左に六号路の入り口がある。

途中はわりと険しい山道が続く。沢沿いなので緑が一層深い。年配や若いカップル、子供づれなど多くの登山客がひたすら登って行く。途中はこんな感じ。

山頂までは案内図には1時間半とあったが、今日は一人だしスタスタと行くたちなので、1時間ほどで着いた。山頂では定番の富士山の写真を撮った。水筒の水で喉を潤して、チョコレートパイでエネルギーを補給する。
帰りは一号路で帰った。一号路はほとんどアスファルトで固められていて、楽と言えば楽だが、足へのショックがその分大きく、意外と疲れる。トレッキング用のストック(杖)を持っている人が多いが、あれがあるとかなりショックをやわらげられるそうだ。ちょっと欲しくなる。でも買うとしたらトレッキングシューズが先だな。

休日だし、ちょど昼前なので、登り方向はすごく人が多かった。一号路は山道というより傾斜のある普通の道なので、登って来る人は町を歩くような格好がほとんどだ。
高尾山はミシュラントラベルガイドで三つ星だけあって、気楽に行けるし、緑も深く景色も綺麗だ。高尾山口駅から往復で2時間ちょいと、ちょうどいい運動になる。できれば毎月一回くらいは行きたいと思う。

2009年3月20日金曜日

誰も教えてくれなかったIT英語

どの業界にも独特の「業界用語」がある。もちろんIT業界にもある。IT業界用語は日本独特の言い回しもあるが、英語に由来するものも多い。IT関係の英語の本はよく読むし、カンファレンスにも行くが、そういった場所で使われる英語は真面目な英語が多く、独特のカジュアルな、仲間内だけで使うような業界言葉はあまり使われない。

と言うわけでふと気が向いて標記の本「誰も教えてくれなかったIT英語~海外ITエンジニアはこう話す!~」を買って読んでみた。

知っている内容もあるが、知らない言葉も随分あった。「なんとなく分かるけど正確にはどういう意味なんだろう」と気になっていた言葉も数多く解説されていて面白かった。

例えば

Nuke it.

というのが「それ、消しちゃえ」と言うのは知っていないとまったくわからない。もちろん話の前後関係から推察できないことはないが・・・。

学生の時、物理学を専攻したので nuke(ヌーク) が nuclear = 原子核 のことだというのは知っている。アメリカ映画でも核爆弾と言う意味で nuke が使われることはよくある。しかし get rid of や delete の意味があるとはまったく想像もつかない。もちろん辞書にも載っていない。

nuke には電子レンジで調理するという意味もあるそうで、これは辞書にも載っているが知らなかった。

Nuke it for two minutes.

ちなみにきのこ雲は mushroom cloud という。こういうのは直訳なので分かりやすい。

2009年3月13日金曜日

海外のDVDをダビングする方法

4年ほど前にDVDマルチドライブを買ってから、レンタルしたDVDはほぼ全てダビングしてある。もう300枚を超えただろうか。ダビングするので、レンタルしてもすぐに見る必要がなく、いつでも時間のあるときに見れるのが良い。暇なときなどふと以前に見た映画を見たくなるときがあるが、そんなときも便利だ。

最近はアメリカのドラマ「LOST」、「24」、「PRISON BREAK」、「HIROS」などに凝っている。最初はレンタルしていたが、TSUTAYAで半額になるのは発売されてから半年経ってからだし、1シーズン分12枚を一度にレンタルすると結構な値段になる。そこでAmazon.com で中古を探して個人輸入するようにしている。これだと日本でレンタル開始されるよりかなり早く見えるし、1シーズン分10ドル以下で買える。送料の12ドルを加えても円高のおかげで2千円ちょっとで済む。

もちろん、アメリカと日本ではリージョンコードが違うので、そのままでは日本製のDVDプレイヤーで見ることはできない。日本でリージョンフリーのDVDプレイヤー(たいていは中国製だ)を買うか、いっそのことアメリカ製のDVDプレイヤーを買おうかと思ったが、いろいろ探すと「any DVD」というリージョンコードを解除するソフトがあって、これと 「DVD Shrink」というコピーガードを解除するソフトを組み合わせることでアメリカ製の(というよりどこの国の)DVDを簡単にダビングできることがわかった。

以来毎月のようにAmazon.comからDVDを買っているという訳だ。アメリカ製なので日本語の字幕はないが、もちろん英語の字幕はあってONにできるので、聞き取りにくいときはそれを使っている。100%とはいかないが、だいたいはわかる。

2009年3月6日金曜日

20年前から変わらないIT業界の体質

昨年入社したばかりの新人が疲れている。ある大手の広告代理店のシステムなのだが、結構大切な部分を任されて四苦八苦しているようだ。帰るのは毎日ほとんど終電。先日は朝の4時までかかって、そのままオフィスで仮眠したとか。

若いころは体力に任せてがむしゃらにやることは大切だし、財産にもなる。しかし、新人研修を終えて数ヶ月のひよこにあそこはちょっと荷が重いというかキツイなぁと思う。そういえば僕が新人のころ、もう20年以上前だが、そんな感じだった。基本給より残業手当が多い月などけっして珍しくなかった記憶がある。

IT業界の3Kはいろいろな定義があるが、有力なのは「きつい」、「帰れない」、「結婚できない」・・・。別の地方出身の新人の女の子は最後を結構気にしているみたいだ。

20年たっても変わらない、懲りない業界だと思う。

2009年2月28日土曜日

ここまで来たグローバル・アウトソーシング

今度新しいプロジェクトに参加することになった。スイスに本社がある多国籍企業なのだが、全世界数十カ国に拠点があり、それぞれの地域毎にデータセンターがある。今まで某社が運営・構築を一括して受託していたのだが、それを取ったわけだ。もちろん、今後システムの大幅な拡張や変更が発生する。

その会社では全世界に点在する数千台のサーバーを全てインドのコマンドセンターで24時間体制で集中監視している。もし障害が発生すれば即時検知される仕組みだ。障害内容はインドから南米アルゼンチンのテクニカルセンターにただちに通知され、障害が起こったサーバーにリモートアクセスし対応・復旧する。テクニカルセンターも24時間稼動で、しかも各地域の時間に合わせてエンジニアが出勤している。つまり極東地区担当のエンジニアは、ちょうど12時間の時差があるため、夜の9時に出勤して翌朝の5時までの勤務となる。

では日本では何をするかと言えば、グローバル管理外のローカライズされたシステム(例えば日本語システム)がいくつかあり、それは日本で構築・管理する必要があるという訳だ。

とは言え、グローバルの指示、連絡、報告などは全て英語だ。ここ数日ひたすら英語の資料を読む毎日だ。

日本ではグローバルアウトソーシングといえば中国だが、ここには一切名前は出てこない。もちろんその会社は中国にも現地法人を持っているので、ローカルの中国語システムはあるだろうが。

スイスの国語は英語ではないが、少なくともビジネスでは英語を使っている。日本も日本語を話す人材が得やすいという理由で中国ばかりに頼っていては、グローバルアウトソーシングの本流から取り残されてしまうだろう。現に中国でも一流のエンジニアは英語を話し、日本語を話すエンジニアは1.5流以下が多く、人数も英語に比べるとずっと少ないそうだ。

知り合いの中国人のエンジニアに聞いたのだが、彼の会社では中国人しかいないのに毎週一回英語で会議をしているそうだ。もちろん英語のスキルアップが、外国からのプロジェクトの受注、自分自身の収入アップに直結するからに他ならない。



2009年2月21日土曜日

通勤時間にMITの公開講座を受講する方法

通勤時間が長いのでポータブルDVDプレイヤーは必須の通勤アイテムだ。「24」や「ロスト」などアメリカのドラマが好きで良く見る。でも毎日のことなのでやはりネタが尽きるしレンタル料も馬鹿にならない。ドラマ以外にもここ数年で借りた映画はほぼ全てダビングしてあるのだが、同じ映画ばかり見れない。

そこで最近凝っているのが大学の公開講座だ。MIT(マサチューセッツ工科大学)はじめアメリカのいくつかの大学は社会人向けの公開講座の様子をビデオで撮影し、無料でウェブサイトやYouTubeで公開しているのだ。もちろんダウンロードもできる。それをDVDで再生できる形式にファイル変換して焼いて通勤時間中に見るのだ。

内容はコンピュータサイエンス、文学、語学、歴史、生物学、建築学、など多岐にわたる。講義のレベルは大学の教養課程程度のはずだが、社会人対象なので基本的には分かりやすい。

もちろんネイティブ向けなので容赦ない英語だし、字幕もスクリプトもない。しかし、発音は比較的クリアで映画などよりずっと分かりやすい。僕も全部わかると言えば嘘になるが、わからなければ何回でも見る(聴く)ことができる。

しかし、公開講座とはいえ、天下のMITの授業が日本に居ながら無料で聴ける(しかも通勤電車の中で)とは素晴らしい世の中になったものだ。世界中の何十万人が受講して自らを高めていることだろう。

日本の大学もやれば大きな社会貢献になるし、世界中の日本語学習者に高度な教材を提供することもできるのに。

2009年2月15日日曜日

ニューヨークでの飛行機事故

ニューヨーク州で起こった飛行機事故だが、よく聞くとバッファロー市郊外とか。昨年転勤でシリコンバレーからバッファロー市郊外に引っ越した友人がいる。気になってCNNで調べるとなんと墜落したのは彼が住んでいる町だ。さっそくメールすると、すぐに返事が来て、彼の家から3Kmほど離れたところだったと言う。
当日はなにやら大きな音がしたと思ったら、しばらくして救急車やら消防車が走っていくので何事かと思ったとか。3Kmといえば破片でも飛んでこかねない距離だ。とにかく一安心。

2009年2月14日土曜日

今年も確定申告の季節です

また確定申告の季節がやってきた。といっても所得税ではない。僕はフリーのITエンジニアなのだが、自営業者ではなく、法人化している。それで毎年法人税の確定申告をしなければならない。期限は決算後2ヶ月以内と決まっているので、2月末までだ。

会社は15年ほど前に作った。日本ではなく、カリフォルニア州で設立登記した。当時、日本では株式会社は資本金1000万円以上、有限会社で300万円以上という制限があった。ビジネスという極めて私的な事に国がその元手に干渉するのはおかしい話だ。カリフォルニアではそのような制限は一切なかったし、外国人でも自由に株式会社を作ることができた。それで、知人のアメリカ人の弁護士に頼んで会社を設立したのだ。

アメリカから帰国してフリーになって、しばらく休眠状態になっていたその会社の日本支社ということで登記をした。これは司法書士とかに頼まず自分でやった。会社と言っても従業員はいないし、売上も大したことはないが、自分(社長)と会社はあくまで別人なので、いろいろな事を区別できると言う意味では便利と言えなくはない。

例えばパソコンを買うと普通は固定資産で計上して、減価償却をしないといけないが、この計算が面倒だ。それで個人で買って、会社が使用料を払って借りる形にすれば経費になるし、計算も楽だ。フリーだと、家賃も普通は三分の一しか経費にできないが、会社なら正式に契約書を交わす(もちろん甲も乙も自分になる)ことで半分を経費にできる、などなど。

でも、たった一人(自分のことだ)のために給与計算をして、年末調整もしないといけないので面倒だ。白色申告なら楽なのになぁとも思うが、最近はフリーでも契約先に青色申告を求められる場合も多くなったそうなので、それなら法人でもそんなに大差はない。

確定申告書は一回目だけはチンプンカンプンだったので、税理士に頼んだ。でももったいないので二回目からは自分でやっている。2-3年は税務署で間違いを指摘されたり、電話がかかってきたりしたが、ここのところはそんなこともなくなった。わからない箇所は税務署で正直に聞くと親切に教えてくれるし。

フリーのエンジニアで法人化を考えている人もいるだろう。メリットデメリットは人によって違うので何とも言えないが、作ったり運営する手間は案ずるより生むが易しで、そう大したことはないとだけ言っておこう。もちろん僕のように外国で作る必要ない。日本でも1円で株式会社が作れるようになったのは結構なことだ。

2009年2月11日水曜日

スマートフォンとGoogleの融合

イーモバイルのスマートフォン、タッチダイアモンドを持っている。Googleがタッチダイアモンド搭載の基本ソフト、Windows Mobile とGoogle Calendarのスケジュール、Gmailの連絡先の同期機能をサポートしたので早速使ってみた。

同期にはWindows Mobile に標準でインストールされている Active Sync を使う。特別なソフトウェアが不要なのはありがたい。設定方法はGoogle Calendarのウェブサイトに載っている。英語だがほとんど文章を読まなくても絵を見れば簡単にわかる。ほんの1-2分後にはGoogleスケジュールと連絡先がスマートフォンと同期させることができた。あとはスマートフォンとGoogleのどちらを変更しても双方向でほとんどリアルタイムで反映する。これはなかなか使い勝手が良さそうだ。

スケジュールやアドレス帳(連絡先)をGoogleで管理しているアクティブなGoogleファンにとって、このようにスマートフォンとシームレスに結合してくれるのは非常にありがたい。

2009年2月8日日曜日

朝の運動は200段のビル登山

勤務先は11階建てのオフィスビルなのだが、僕の席はその9階にある。エレベーターは8基あるが当然朝は混んでいてなかなか来ない。来ても各階で停まるので結構時間がかかる。それで一度階段で昇ってみた。意外と早くて9階まで3分程度で着いた。

それ以来、朝夕は原則として階段を使っている。さすがに9階まで登ると足が痛くなるし、息も切れる。しかし最近は大分慣れてきた。最初4階あたりから息が切れていたのが、今は6階からくらいになった。あと2-3ヶ月でほとんど息切れはしなくなるかもしれない。

以前は毎週土曜日の早朝に2時間くらいウォーキングをしていたが、足を少し痛めてから疎遠になっている。神奈川県の事業所に通っていた時は3駅ほど手前で降りて1時間かけて歩いたりしていた。しかし今の事業所に移動になってからは運動らしい運動はほとんどしていない。特に有酸素運動からは遠ざかっている。

今年はもう少し暖かくなったら(3月くらいか)、早朝ウォーキングを復活して、月に一回は高尾山登山に挑戦するのが目標だ。まぁ、どうなることか。

とりあえず今のところ朝のビル登山が唯一の運動らしい運動という、ちょっと情けない状況だ。気が向いて数えてみたらちょうど200段あった。

2009年2月6日金曜日

カロリーオフvs.ファットフリー

テレビの食品のコマーシャルはカロリー・オフだらけだ。ビールなどのアルコール飲料から牛乳、ヨーグルト、チーズ、ポテトチップスなどのスナック類、アイスクリーム、冷凍食品、ドレッシングやマヨネーズなど、うんざりするほどだ。これに対してアメリカではファット・フリー(脂肪分ゼロ)の食品のオンパレードだ。スーパーには日本と同じようにありとあらゆるファットフリー、あるいはローファットの食品が並んでいる。

アメリカは総人口の60%以上が医学的にみて肥満であると言われるほどの肥満大国だ。元大関の小錦がアメリカでは痩せては見えないまでも普通に見える。僕のアメリカ人の友人の一人がその歴史的由来について説明してくれた。もちろん彼も体重が100キロをかるく超える巨漢だ。

彼の説では、開拓時のアメリカ人はヨーロッパから来た貧しい農民や労働者がほとんどだった。アメリカで待っていたのは本国以上に過酷な労働だ。忙しい彼らに必要だったのは調理が簡単で重労働を支えるための高カロリーの食事だったのだ。そして、食生活ほど永続性を持つ習慣はない。重労働から開放された後でも食生活を変えなかったアメリカ人が過度の肥満に陥ったのは当然だと言うのだ。

カロリーとファットが栄養学的にどちらがより肥満の原因になるのかは知らないが、当然のことだが、カロリーオフやファットフリーの食品を食べたから痩せるわけではない。通常のカロリーやファットのたっぷり入った食品の代わりに同量だけ食べれば「より太らない」にすぎない。低ニコチン・低タールのタバコを吸って「健康に良い」などとを言っているのと大差はない。

アメリカ人などファットフリーの牛乳を飲みながらダブルチーズのピザやハンバーガーを平気で食べたりする。そもそもファットフリーの食品はたいていまずい。カロリーオフにしても大同小異だ。だから往々にしてトータルで食べる量が増えたりする。結局ナチュラルの食品を少量食べるのが一番良い。健康的に痩せる唯一の方法だと思う。

2009年2月5日木曜日

今年のITカンファレンス参加計画

毎年アメリカへIT関係のカンファレンスに行くのが慣例になっている。2月か3月くらいになるとだいたいのスケジュールを立てる。例年だと6月か11月くらいが多い。観光のオフシーズンなので、そのころ開催されるカンファレンスが比較的多いためだ。こちらも仕事を休みやすい時期でもある。ここ数年はオープンソースやセキュリティに参加することが多かった。今年はクラウド・コンピューティングでよさそうなのがあれば参加したいと思っている。

参加するカンファレンスが決まれば、まず入会申し込みをする。6月開催なら3月か4月には申し込む。早めに申し込めばアーリーバード(早起き鳥)と言って、参加費が大幅にディスカウントされるのだ。もちろんキャンセルはできるので早めに申し込むのに越したことはない。参加費はピンキリで高いものは2,000ドル以上する。もちろん僕はそんな高額なものに参加したことはない。普通は600ドルから1,000ドルくらい。アーリーバードならその約半額になる。

飛行機のチケットは格安チケット専門の旅行サイトを見ながら購入時期を決める。最近は航空会社のサイトで直接買う場合もある。航空会社独自のディスカウントをしている場合があって、格安チケットと比べてもそんなに変わらない。航空会社で買うと、日程を変更できたり、ウェブで事前に座席を決められたり、チェックイン手続きができたりしていろいろ便利だ。2年か3年に一回くらいはマイレージでタダで行ける。

チケットを買えば同時にホテルを予約する。カンファレンスは月曜日から水曜日の三日間開催されることが多い。その期間中は近くのホテルが込んでいることが多いので早めに予約するほうが良い。一週間休みを取って行くことがほとんどなので、前後に2日くらいづつ自由時間が取れるが、その期間は予約しない。どうせオフシーズンなので郊外のモーテルならふらっと入れば泊まれるし、変に予約すればそれにスケジュールが拘束されるので好きではない。

出発の一週間くらい前になるとレンタカーを予約する。早めに予約すると若干ディスカウントがあるからだ。コンパクトカーなら一週間借りて400ドルくらいだ。日本と比べるとずっと安い。コツは準大手のレンタカー会社を狙うことだ。ハーツやエイビスなどの大手よりかなり安いし、サービスも遜色ない。違いは日本の旅行代理店経由で予約できないことくらいだ。もちろんウェブで予約できるので何の問題もない。

何回か参加したApachCon(アパッチソフトウェア財団のカンファレンス)は今年は久しぶりにサンフランシスコの対岸オークランドで開催されるようだ。いくつかのクラウド・コンピューティング関係もシリコンバレーで開催される。開催地が定番に回帰してきたのもやはり不況の影響だろうか。今年は円高だし、サーチャージも安くなってきたので海外旅行もお得な年になりそうだ。

2009年1月31日土曜日

すっと寝てぱっと起きる方法

このブログでも何回か言ったが、僕は朝型だ。夜は10時30分ころには寝て、朝は4時30分に起きる。それを聞くと大抵の人はびっくりする。「よくそんなに早く眠れますね」「どうやったらそんなに早く起きられるんですか」

基本的には習慣だから、どうってことはない。途中で若干の中断はあったものの10年以上続けている。もっとも起きる時間は5時だったり、5時30分だったりといろいろだ。4時30分になったのはここ3年ほどだろうか。

夜はNHKのスポーツニュースが始まると(9時50分くらい)歯を磨いてベッドで横になる。10時から適当にテレビをつけて見ていると大抵はくだらない番組だからすぐに眠くなる。そこで素早くテレビと電灯を消して目をつぶると眠れる。時々おもしろい番組もあるが、10時30分を過ぎて最初のコマーシャルで消してしまう。普段は10分から15分くらいで眠れる。

眠るコツはアルコールは少量にする、風呂はぬるめにするといったところだろうか。その他に風呂の後で柔軟体操をするようになったら寝つきが良くなったようにな気がする。適度にくだらないテレビ番組がない場合は本を読んでも良い。もっとも面白いと眠れなくなるので小説の類は向かない。「THE OXFORD Picture Dictionary」というネイティブの子供向けの事典などお勧めだ。いろんな絵が描いてあってそれを英語で何と言うか書いてある、いわゆる英絵事典だ。普段あまり使わない、意外と知らない単語がたくさんあってためになる。しかし事典は事典なので面白くて引き込まれる様なものでもない。一瞬でも眠いとか面白くないと思ったらすぐに電灯を消す。

朝は家内が同じ部屋で寝ているので、普通の目覚まし時計は使えない。以前使っていた携帯電話のアラームをバイレーションモードにして枕の下に置いてある。これは結構強力ですぐに目が覚める。冬はさすがにベッドでグズグズしたいことがある。起きて最初の15分は趣味の本や雑誌を読むとか、Blogをチェックするとか、楽しいことをしても良いことにしておくと誘惑に勝ちやすいようだ。起きるとすぐにシャワーを浴びる。浴槽にお湯を張ったままなのでバスルームは冬でもかすかに暖かい。それから6時15分まで書斎で本を読んだり書き物をしたりする。

小さな借家なのだが、僕用に書斎を確保してある。ウイークデイの早朝と週末の午前中はほとんど書斎で過ごす。非常に貴重な時間だ。書斎がない人も多いだろうが、書斎と言ってもほとんどノートパソコンがあれば足りる。以前3LDKの賃貸マンションでいたときはノートパソコンを持ってあちこち移動していた。子供がリビングにいるときは「部屋借りるよ」と子供の部屋で書き物をしたり本を読んだりしていた。なければないで何とかなるものだ。もちろんあれば生産性は上がるのだが。



2009年1月23日金曜日

僕のメタボ対策

昨年の未に健康診断を受けた。身体測定以外にレントゲン、血液検査、尿検査、心電図などの基本的なものだが、幸いにもまったく異常なし。年齢的に気になるメタボもまったく兆候がないそうで、ひとまず安心。

元々肉類や脂っこいものが好きな方なので体重の管理には少し気を使う。かと言ってひたすら食べたいものを我慢するダイエットもスマートじゃない。やはり大切なのは日ごろの体質改善だ。

僕がこの2年ほどやっているのは非常にシンプルな方法で「毎日体重を計る」だ。ただし計るだけでなく、必ずエクセルに記録する。毎日の体重の変化だけでなく、1週間や1ヵ月の移動平均を計算するようにしてある。体重はちょっとした事で毎日かなり変動するが、移動平均で把握するようにすれば昨日や今日の体重に一喜一憂することはない。

記録するだけで特に何もしていないが、やはり潜在意識に働きかけるのだろう、2年間で5キロほど痩せた。たかが5キロ、されど5キロだ。

在米中は近くに「24 Hour Fitness」というジム(名前の通り24時間営業だった)があって、一時ほとんど毎日のように通っていたのだが、2年ほどで行かなくなったしまった。それなりに楽しかったが、やはり義務感から行っているところがあったのだと思う。ダイエットしようとか、筋力をつけようとかの義務感が先立つと、仕事で1-2週間空くと行きにくくなってしまう。周りにもそういった人は結構多かった。僕たちおっさん族に一番大切なのは効率よりあくまで楽しむことだ。

体重を計るのも体重の変化を楽しむくらいの気持ちでよい。「昨日は少し食べ過ぎたので1.2キロ増えているだろう」と思ってピタッとあたるようになると楽しくなったりするものだ。ダイエットという気持ちが先立つと嫌になる(なかなか減らないので見たくなくなる?)。


2009年1月18日日曜日

夫婦で飲みに行っていますか?

月に1回くらいのペースで家内と二人で飲みに行く。馴染みの焼肉屋があってたいていはそこに行く。個室にわかれているし、強力な換気扇がついているので煙草が気にならないのが良い。もちろん美味しいし、値段もまあリーズナブルだ。小さな店ですぐに席がいっぱいになるので必ず予約する。もう通いだして6年くらいになる。

二人きりなので気楽にうだうだと話をする。子供の教育の話とか、仕事のこととか、将来のことなどだ。毎回毎回よく同じような話をできるものだとも思うが、話の内容そのものよりも気楽さを楽しみに行っている。夫婦で飲みに行ってなにが楽しいのか、何を話しすることがあるのかという人もいる。周りを見渡すと、行く人はわりと行くようだが、行かない人はまったく行かないとシャープに分かれるようだ。

夫婦は阿吽の呼吸だと言う。結婚して長いのでお互い何を考えているかくらい話をしなくてもわかる。それはそうだと思うが、やはり二人きりで直接話をすることは大切だと思う。

最近は将来のことを話すことが多い。このままだと子供はどうせ東京で就職して暮らすだろう。僕と家内は地方出身で同郷だ。今のところ故郷へ帰る気はないが、一生東京で住む気もない。もう一度カリフォルニアに行くのもありだがどうだろうか。リタイヤ後はしばらくアジアあたりのリゾートで住むのも良い・・・。などと結構話題は尽きない。

家内は「うちは熟年離婚はないから心配しないで」と言っているので、まあ信じておこう。

2009年1月14日水曜日

アメリカ人は風邪をひいても風呂へ入る

今日は風邪を引いたので会社を休んでいる。日曜日の夜くらいから体調が悪くなり、月曜日は一日休養していたのだが、昨日少し無理をして出勤したのが悪かった。途中で我慢できなくなり早退して病院へ行って薬をもらってきた。なんとか明日には出勤できればいいのだが。

日本では風邪をひけば風呂に入らないが、アメリカではそんな習慣はない。風邪を引いていても平気で風呂へ入る。これは一つには暖房方式の違いだと思われる。日本では部屋ごとに個別に暖房装置がある。そのため家の中でも寒暖の差がかなり大きい。これが風邪を悪化させる。それに対してアメリカでは強力な暖房装置が一つ設置してあり(普通はガレージ)、各部屋にダクトで暖気を送る仕組みだ。つまり、暖房のスイッチを入れれば家中が同様に暖かくなる。廊下もトイレも人が居る部屋も居ない部屋も同じ室温になる。寒暖の差がないので風呂に入っても悪化する心配はない。もう一つは、アメリカは風呂といってもシャワーだし、バスタブを使ってもぬるま湯なので、日本式の熱い風呂のように体力を消耗することはない。

暖房は大抵はガスなのだが、アメリカではガス代が非常に安く、冬は一晩中暖房を付けっぱなしにするのが普通だった。僕が在米中でもそうだった。これは極めて便利で快適だ。しかし昨今のエネルギーコストの高騰でアメリカでも個別暖房が注目されているそうだ。しかし、長い間の習慣はそう簡単には改まらないだろう。

2009年1月11日日曜日

アメリカ人にとって軍とは

ヨドバシカメラのついでにTSUTAYAに寄ると『In the Valley of Elah』が新作で出ていたので借りた。イラク戦争から帰還直後に惨殺された兵士の父親役のトミー・リー・ジョーンズが渋い。内容もなかなか考えさせられた。

アメリカという国は学歴社会なので、社会的に成功し、経済的に豊かになるためには大学を出る必要がある。しかし、多くのアメリカ人は子供の扶養の義務は高校を卒業するまでと考えていて、高校を卒業すると一切干渉しない代わりに経済的な補助はしない親が多い。働きながら自分で学費を稼いだり、一旦社会へ出て学費を稼いでから大学へ入学する人が多いのはこのためだ。

その中で軍は重要な選択肢だ。入隊すると無料で各種の専門訓練が受けられる。軍籍のまま大学へ入れば卒業までの学費や生活費は全て軍が負担してくれる。その代わり卒業後に在学期間の2倍を軍で働く必要はあるが。特に大きな産業のない地方にとって軍は重要な就職先なのだ。また、本職があっても収入の足しにするために州兵に志願する人も多い。年に数週間の訓練に参加するだけで少なからぬ手当てがつくからだ。

もちろん戦争が起こって戦地への派遣命令があれば拒否できない。イラク戦争で戦っている兵士のほとんどはそんな若者たちなのだ。

派遣命令の拒否は重大な犯罪行為だ。といっても死刑になるわけではない。普通はせいぜい数年の懲役刑の後に不名誉除隊になる。不名誉除隊とは民間企業で言う懲戒免職のことだ。日本人にはピンとこないが、軍を不名誉除隊になるということはアメリカ人にとって国家の裏切り者とほとんど同義だ。この経歴が公になれば就職もできないし、近所からも村八分にされる。州によっては公民権の停止や求職時の履歴書に記載を義務付けているところさえある。一生日陰者としての生活が待っているのだ。

北朝鮮に拉致された日本人、曽我ひとみさんと結婚した元アメリカ兵ジェンキンス氏も敵前逃亡で不名誉除隊になった一人だ。母親の見舞いに帰国した時、僕はちょうど旅行でアメリカにいた。テレビのニュースで取り上げられていたが好意的・同情的は報道はなかった。あくまで国家の裏切り者なのだ。北朝鮮から解放された時、慣れない日本で生活するより曽我ひとみさんとアメリカで生活したらなどと言っている馬鹿な評論家もいたが、例え帰りたくても帰れないにちがいない。

2009年1月10日土曜日

I LOVE HAMBURGER!

近所のマクドナルドでクォーター・パウンダーなるハンバーガーを食べた。わりと美味しかった。最近の日本のハンバーガーは日本人好みに味を変えてあるのが多いが、これは久しぶりに本場の味に近い。

ハンバーガーはなんといってもアメリカ人の国民食だ。マクドナルドやバーガーキング以外にもたくさんのハンバーガーチェーンがあって競い合っている。僕がよく行ったのはCarl's Jr.(カールズ・ジュニア)という店で、特徴はとにかくでかい(写真)。標準サイズでもビッグマックの2倍はある。いったいどのくらいカロリーがあるのだろうか。おそらく一個で成人男子の一日の必要摂取カロリーを超えるくらいあるに違いない。アメリカ人はそれにてんこ盛りのフレンチフライ(日本式にフライドポテトと言っても通じない)をもりもり食べる。太るわけだ。

ちなみにアメリカではハンバーグが入っていないとハンバーガーとは言わない。バンズ(円形のパン)ではさんであってもチキンやポーク、牛肉でもハンバーグ以外ならサンドウィッチだ。「チキンハンバーガー」などというものは「鶏肉の豚カツ」というのと同じで、論理的にありえない。

2009年1月9日金曜日

甘えるな!派遣切り=未熟練労働者切りだ

テレビも新聞も連日トップニュースは派遣切りだ。これには二つの問題がある。

第一はもちろん経営側・会社側の問題だ。非正規労働者とて道具ではない。雇用を維持するために、それこそ身を切り、血がにじむような努力をした会社がどれだけあるのか。売り上げが落ちたからと言って、在庫を減らすような安易な考えで労働者を解雇することは絶対に容認するべきでない。ましてや契約途中での打ち切りなど論外だ。断固たる法的手段に訴えるべきだし、そのための法的制度を整えるべきだろう。どこかのNPOが派遣切り、内定取り消しした社名を公開するようなウェブサイトを立ち上げてはどうだろうか。

一方非正規労働者側にも問題がある。はっきり言って今問題になっている製造業などの非正規労働者は経験や技能が未熟なわりに給料がよい。ある程度残業をすれば未熟練労働者でも30万~40万円の収入を得られる。それは解雇され易さの対価だ。非正規労働者はよく「正社員と違って研修などが受けられない」とか主張する。「甘えるなよ」と言いたい。

会社の研修だけでスキルが身につくほど甘いものではない。自分の将来のために身銭を切って、有給を取って、各種研修に参加している正規労働者はいくらでもいる。疲れた体を引きずって会社の帰りに専門学校へ行ったり、眠さに目を擦りながら就寝前に専門書を読んでいるのだ。

IT業界も派遣労働者、契約社員、フリーなど非正規労働者が支えている業界だが、多くの技術者はあらゆる機会を使ってスキルアップをしている。僕とて毎年自腹でアメリカまで行ってIT関係のカンファレンスに参加している。これも全てスキルアップのためだ。常に自助努力でスキルアップしていないと、落ちていく厳しい業界なのだ。

安易に解雇されないのは労働者の基本的な権利だし、経営側を擁護する気はない。しかし自助努力をしない労働者に安定した豊かな生活が送れるはずもない。

2009年1月3日土曜日

新年明けましておめでとうございます

と言うことで、2009年になった。今年は3年ぶりに高尾山へ初詣に行った。とりあえず京王電車で高尾山口へ。普通はケーブルカーかリフトで登るのだが、それでは芸がないので、3つある登山道のうち、一番南回りの稲荷山路 で頂上を目指す。といっても1時間30分ほどで着いた。富士山の景色を楽しんだ後で薬王院で初詣をした。

「今年も家族皆が健康でありますように」一家の主の願いは結局これしかない。

帰りは登山客のほとんどが通る一号路 から、途中で分かれて高尾山口駅をスキップして高尾駅に着き、駅前のマックで昼食、自宅へ向かった。

久しぶりの高尾山は本当に緑が深く、美しい。山頂の富士山も絶景だ。ミシュラン・トラベルガイドで三ツ星を取っただけのことはある。今年は初詣だけでなく、折に触れて訪れたいものだ。

さて、イーモバイルのスマートフォンを持参した。GPS内蔵なのでGoogleマップと組み合わせるといざと言うときに安心なのだが、さすがに山奥だとアンテナが立たない所がある。新規参入なので仕方がないが、今後がんばってほしいものだ。

スマートフォンを使い出して一ヶ月だが、あきらかに便利だ。ソフトバンクの孫さんが、中国出張にiPhoneを持って行った時に一度もPCを使わなかったそうだが、少し大げさだと思っていた。でも実際使ってみるとかなり実感できる。少なくとも2-3日程度の旅行ならノートPCがなくても何とかなるかもしれない。今まで携帯のスケジューラは使ったことがなかったが、スマートフォンならGoogleカレンダーと同期できる(フリーソフトを使う)ので、これも非常によい。今年はネットブック+スマートフォン+Google Appsの組み合わせでいろいろチャレンジしようと思う。