どんぐりからクヌギを育てよう!!

植物名 クヌギ
品種名
地域 兵庫県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

どんぐりからクヌギを育てよう!!

どんぐりからクヌギを育てよう!!

作成日:2013/10/19
最終更新日:2014/09/05

どんぐりといえば大きくて真ん丸のクヌギだ!!
という人も多いんじゃないでしょうか。
クヌギのどんぐりを拾ったら育ててみましょう。

  • こんな感じで落ちてましたよ

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  • 虫食いのどんぐり

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  • 鉢に蒔きます

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  • 様子を見てみました

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  • 発根

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  • 発芽

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  • 生長してます

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1.こんな感じで落ちてましたよ

どんぐりからクヌギを育てよう!! こんな感じで落ちてましたよ
どんぐりは新鮮さが大事です。
落ちたばかりの新鮮なものがいいです。
私の住む関西では9月下旬~10月中旬頃が落下の時期です。
色艶が良くて持った時にずっしり重いものを選びます。
通常どんぐりのモジャモジャのお椀の部分(殻斗といいます)は落下した衝撃で外れています。殻斗が付いたままの物は未熟だったり、虫食いだったりするので気をつけましょう。

2.虫食いのどんぐり

どんぐりからクヌギを育てよう!! 虫食いのどんぐり
写真のどんぐりはすべて虫食いです。
クヌギシギゾウムシに卵を産みつけられています。
産卵の為に空けられた穴がわかりますでしょうか。
どんぐりにシミや点々があるようなら虫食いの可能性がありますので、たくさん拾えたならそのようなどんぐりは選ばないようにしましょう。
なお写真の虫食いどんぐりはすべて水に沈みます。
どんぐりの浮き沈みだけでは虫食いの判断はできません。

3.鉢に蒔きます

どんぐりからクヌギを育てよう!! 鉢に蒔きます
どんぐりを水に浸けて沈むか確認します。
新鮮などんぐりは一晩水に浸けたりする必要はありませんが、浮くか沈むか微妙な場合は一晩水に浸けておきます。
どんぐりは先端の部分から根と芽を出すので、先端の部分が鉢の中心になるように横向きにどんぐりを置きます。
土はどんぐりが姿が見えなくなるくらいかけましょう。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりあげます。
あとは来春芽が出るまで屋外に置いて管理します。

4.様子を見てみました

どんぐりからクヌギを育てよう!! 様子を見てみました
2013/12/7
掘ってみてちょっと様子を見てみました。
まだ根は出てません。
クヌギは春になってから根をだす事が多いです。
どんぐりが茶色のままなのは生きている証拠です。
真っ黒になってたりカビが生えていたら死んでいる可能性が高いです。

5.発根

どんぐりからクヌギを育てよう!! 発根
2014/3/22
そろそろ根が出る頃なので掘ってみました。
どんぐりの先端から根が出ていました。
根が伸びた後に芽が伸びてきます。
発芽までもう少しです。
芽が出てくるまでは置き場所は日陰でもいいですが、芽が土から出てくる頃には日当たりのよい場所に移動させましょう。

6.発芽

どんぐりからクヌギを育てよう!! 発芽
2014/4/11
発芽しました。
日当たりの良い場所に置いて、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。
出たばかりの芽が、枯れたり、折れたり、害虫に食べられてしまう事がたまにあります。
しかし、再び新しい芽が出てくるので心配はいりません。

7.生長してます

どんぐりからクヌギを育てよう!! 生長してます
2014/4/20
発芽すると日に日に芽が伸びていきますが、
太陽の方向に向かって茎が曲がるので、時々鉢を180度回して反対を向けてください。
こうすることで、まっすぐに伸ばすことができます。
生長が止まって茎が固まるともう鉢を回す必要はありません。

開花期

収穫期

わたしの育て方

☆栽培環境
クヌギはどんぐりの木の中でも特に日当たりを好みます。日当たりの良い場所が望ましいです。

☆水やり
土の表面が乾いたら水やりします。

☆肥料
寒肥以外はあまり必要ありません。
成長期に液肥などの肥料をあげすぎると、姿が乱れたり病害虫に弱くなったりします。
また鉢植えの場合はガンガン生長されても困りますし。

☆病気と害虫
丈夫な木なので病害虫には強いです。
日当たりのよい場所ではあまり病気にはなりませんが、
日当たりが悪いとウドンコ病になる場合があります。
害虫は、アブラムシが発生したり、メイガ類やイラガが葉を食害する事がありますがあまり酷い状態にはなりません。
しかし、コガネムシと木が大きくなってからのテッポウムシには要注意です。

☆用土と鉢
用土は特に選びません。
水やりが好きな人は水はけと通気性のよい用土にしましょう。

☆主な作業
生長が早いので、毎年の剪定と2年に1度の植え替えが欠かせません。
太いゴボウ根が発達するので、早めに切って細根を出させましょう。
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