学名:Kalanchoe
和名:リュウキュウベンケイ(琉球弁慶)
科名 / 属名:ベンケイソウ科 / リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)
カランコエは、種類が大変豊富で、大別すると花を楽しむタイプと、多肉質の葉を楽しむタイプに分かれます。ここでは多肉植物として楽しまれているカランコエについて解説します。草花としてのカランコエは「カランコエ(草花)」の図鑑をご覧ください。
カランコエは、夏生育型の丈夫な多肉植物です。
原種は約140種が知られ、主にマダガスカルとアフリカ南・西部~中東に分布し、リュウキュウベンケイ(Kalanchoe spathulata)のみ熱帯~亜熱帯アジアに分布しています(日本では絶滅)。花ものとしては主にヨーロッパや日本でも育種が進んでおり、数多くの園芸品種が存在します。
一般的にカランコエの葉は2枚1対で茎についており、葉の表面に毛が生えているもの(月兎耳/K. tomentosa)や粉が吹いているもの(ブラクテアータ/K. bracteata)、紫色や褐色の斑点模様が入っているもの(フミリス/K. humilis)などと形態は多種多様です。大きさも草丈10cm程度の種(ロンボピロサ/K. rhombopilosa)から3m前後の低木になるもの(仙女の舞/K. beharensis)までさまざまです。
属名は、「落ちて育つもの」という意味でリュウキュウベンケイを指す中国語(伽籃菜/Kalan Chauhuy)にちなむとも、褐色で照り葉になるラシニアータ(K. laciniata)が育つ古代インドの言語での「赤サビ」(kalanka-)と「照り」(chaya)に由来するともいわれています。
●関連図鑑
カランコエ(鉢花)
園芸分類 | 観葉植物,多肉植物 | ||
---|---|---|---|
形態 | 多年草,低木(種類による) | 原産地 | アフリカ(マダガスカルを含む)、中東、アジア |
草丈/樹高 | 5cm~(花茎を含まず) | 開花期 | 11月~6月(種類による) |
花色 | 白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い~弱い (種類による) | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 種類により、常緑性,開花期が長い,カラーリーフ,初心者でも育てやすい | ||
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