園芸分類 | 草花 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | 日本、朝鮮半島~東シベリア |
草丈/樹高 | 50~100cm | 開花期 | 6月~7月中旬 |
花色 | 青,紫,ピンク,白,複色,黄 | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | 強い | 耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 落葉性,耐寒性が強い | ||
菖蒲園などでは、修景効果のために開花期に水を張っていることが多いのですが、水生植物ではなく、周年株元が水につかるようなところはよくありません。日当たりを好み、極端に乾燥しないところであれば、あまり場所も選ばず、水辺に近いところから、一般の草花が育つ花壇まで、幅広く育てられます。蕾が出て開花する時期に一時的に水につかるのは問題ありません。
発蕾から開花中は十分な水分を必要とします。乾燥すると花がきれいに開かず、開いてもすぐにしぼんでしまいます。鉢植えでは、容器に水をためて、鉢ごと入れておくとよいでしょう。
秋の施肥は大切で、9月から10月に株を太らせることで、翌年もよい花が咲きます。早春の芽出し肥、開花後のお礼肥も少量施しておくとなおよいでしょう。
病気:ほとんどありません。
害虫:ヨトウムシ、メイガ
5月から6月は特に注意が必要です。
一般の草花向け培養土が利用できます。植えつけのときは、肥料分が少ないほうがよく、しっかり根づいてから肥料を施します。
植えつけ:ポット苗であれば、春から初夏、秋に植えつけは可能です。株分け苗は、開花直後が最適期です。根茎が隠れる程度の深さに植え、新芽が伸びていく方向をよく確認して、植えつけの向きを決めます。
植え替え:連作を嫌うため、植えっぱなしにして数年たつと生育が衰えてきます。開花直後に株分けして植え替え、このときに土壌改良もしておきます。鉢植えは、毎年植え直しをするのがよいでしょう。
株分け:花が咲き終わるころ、または秋に株を分けます。花茎の部分は枯れてなくなるので、その横にある花の咲かなかった若い芽をつけて分けます。
タネまき:秋まき(とりまき)、または春まきで苗をふやすこともできます。タネをまいて3年目ぐらいに開花します。品種が混ざらないようにするには、花がらを早めに摘み取り、株元にタネが落ちないよう注意します。
定期的な植え替え、施肥、そして乾燥させないよう十分に水やりすることです。
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