内田有紀 ファンからの「頑張ってください」が重荷だったアイドル時代「なぜ追い打ちをかけるんだ」

[ 2022年10月24日 12:33 ]

内田有紀
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 女優の内田有紀(46)が23日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・15)の対談企画「インタビュアー林修」に出演。ファンからの「頑張ってください」の言葉が重荷だった過去を明かした。

 内田は1992年にドラマ「その時、ハートは盗まれた」で女優デビュー。94年にはフジテレビ「時をかける少女」で連続ドラマ初主演を果たし、同年10月には「TENCAを取ろう! -内田の野望-」でCDデビュー。同曲はオリコン史上初、女性ソロ歌手のデビュー作初登場1位となった。

 林氏から「オリコン史上初」だということを聞くと、内田は「初?うれしい!」と喜びつつも、当時について歌への自信は「ゼロです!」ときっぱり。「カラオケボックスで歌うのが精一杯で、デビューイベントをさせていただくことになった時に、当時のマネジャーさんに“私、カラオケでしか歌ったことないよ”って言ったら、“じゃあ、歌ったなら大丈夫じゃない?”って」と思わぬ形でCDデビューとなったことを明かした。

 20代前半まではまさにトップアイドルとして走り続けた内田。かつてインタビューで「自分の知名度が上がる速度と中身がそぐわなく、申し訳ない気持ちだった。逃げてしまいたい気持ちもあった」と語っていたという。

 そのことについて、内田は「体育会の気質で、やれって言われると断れないんですよね。私も一生懸命に演じたり、頑張ってるんですけど、外に行けばみんな“頑張ってください”って言う。“いやもう、頑張ってるから”みたいな。頑張ってるのに一生懸命やってるのに、さらにその人になぜ追い打ちをかけるんだ!みたい思っていた時期がありますね、若いとき」と励ましの言葉が重荷に感じていた過去を明かした。

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