前田吟 78歳で熟年再婚 昨年6月、お相手は74歳歌手 「僕の子供たちはみんな反対している」と苦笑い

[ 2023年2月14日 13:51 ]

前田吟
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 俳優の前田吟(78)が14日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年6月に再婚した歌手の箱崎幸子(74)とのなれそめについて語った。

 1964年に結婚した2歳年上の夫人が一昨年8月、膵臓(すいぞう)がんのため死去。4人の子供とともに失意の中、箱崎と昨年1月に都内のスナックで出会い、3月に交際を始めた。「CDをいただいて、恥ずかしながらハマっちゃって。物悲しいというか寂しそうな歌声で。僕を呼んでるんじゃないかという気がして」と照れ笑い。偶然にも、前夫人と箱崎はともに福島県いわき市出身で、兄弟構成なども似ていることから「ちょっと運命的だなと思って」。

 スナックでの出会いから、店の関係者を通じて連絡をとり、初めて会うことに。「ハチ公で待ち合わせをして、山手線に一緒に乗って新宿の方へ。初めて会うようなもんだからマスクごしにつり革につかまって。池袋過ぎるまでは何もしゃべれなかったですけど。池袋過ぎてからいろんな話を」と明かした。

 箱崎は1969年のヒット曲「熱海の夜」を歌った箱崎晋一郎さんと結婚し、88年に死別。3人の子供と4人の孫がいるといい「5月にお孫さんに会うっていうんで、お会いして。その後にドライブした時、彼女が具合悪くなってしまったんですよ。その時に看病した感じで、これは気持ちが通じる人だなと思ってくれたようで。それから彼女の子供たちや僕の子供たちに聞いたら、籍をきちんとしないことには会えないと言われたのでちょっと早かったんですけど、(亡くなった)女房にはごめんなさいと言って。6月に2人だけで区役所に行きまして」と入籍の経緯を語った。

 相手方の家族は「祝福してくれて、好意的でした」という一方、「僕の子供たちはみんな反対ですけど…」とまさかの事実を明かし「徐々に許してくれるんじゃないかと思ってるんだけど」と苦笑した。

 結婚生活は「大変うまくいってます。いわゆる料理を一緒に作ったり。朝が順番に、彼女が寝てたら僕が作ったりとか。2人の生活とか時間は大変ありますね。日常の毎日が一番大切なので。ごみを出したり、近所で買い物したり。いわきから来たばかりなので東京のことはまだわからないかもしれませんからね」と気遣った。

 また「周りの方からは前から連絡とってたんじゃないかとか言われましたけど」と疑いの目を向けられてしまったと苦笑しながら「正真正銘、(昨年1月に)初めて会ったんです。山手線一周してお話したのが初めて。そういう意味で、ジジイのわりに恋をしちゃったもので。恋からなかなか愛に変わるのは大変で。ひと段落飛んじゃって。生活の一部に入ってきちゃったという感じですね」と自然な形での再婚となったようだ。

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