荒川静香さん「親として覚悟が…」長女が「スケートしたい」懇願も「スタートさせてあげられなかった」理由

[ 2023年12月17日 07:54 ]

荒川静香さん
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 フィギュアスケート女子で06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(41)が17日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00~)に出演。自身の2人の子どもとスケートについて語った。

 この日、フィギュアスケート・アイスダンスで5月に現役引退を表明した高橋大輔氏、プロスケーターの鈴木明子さんと共にスケートトーク。

 スケートを早くから始めたという3人。荒川さんは「スケートって小さいうちから始めないと難しいじゃない。生活も全部それ(スケート)になっちゃう」と、生活に占めるスケートの“大きさ”など、そのハードルの高さについて明かした。

 「両親が共働きで、一人っ子だからスケートが出来た」と語った鈴木さんは、2人の子供を持つ荒川さんに、「スケートをやりたいって言われなかった?」と質問。

 「子供がやりたいと言ったことはある。今習っている習い事全てやめてもこれ(フィギュアスケート)やりたいといった時期があったんだけど」と、長女がフィギュアスケートをやりたいとお願いしてきたことがあったという。

 荒川さんは「親として覚悟が出来なかった」と明かし、「2人子供がいる状況で、送迎が出来ないとか、仕事をしているとか、近くにスケートリンクがなかったら難しいのかなと。スタートさせてあげられなかった」と選手として大変さを知っているがゆえの決断だったと説明。

 スケートを始めなかった長女は現在新体操を習っていて、練習は週5日。スケートと変わらないほど忙しいが、「自分も知らない世界だから、口出しせずに。(長女も)習い事と向き合っていけると思ってやってる」と語った。

 また、鈴木さんが「そもそも子どもが出来たらスケートやらせたかった?」と荒川さんに尋ねると、「やらせたいと思ったことはない」きっばり。ただ、「スポーツをやっていると目標を作りやすくて、そこに向けて頑張ることを学んでいくチャンスになるから」と自身の感じるスポーツの良さを語った。 

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