ミレニアム世代・橋添穂、逃げ切って下部ツアー初優勝

[ 2023年3月29日 18:13 ]

LPGAステップアップツアー ラシンク・ニンジニア/RKBレディース最終日 ( 2023年3月29日    福岡県宮若市 ザ・クラシックゴルフ倶楽部=6521ヤード、パー72 )

ラシンク・ニンジニア/RKBレディース最終日、下部ツアー初優勝の橋添(右)とベストアマの谷山はトロフィーを手に笑顔
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 単独首位で出たプロ3年目の橋添穂(みのり、22=国際スポーツ振興協会)が、4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算6アンダーで逃げ切り、下部ツアー初優勝を決めた。2打差の2位は工藤遥加(30=フリー)。ベストアマは7オーバー、55位で地元・福岡魁誠高出身、谷山理子(21)が獲得した。

 女子ゴルフ“ミレニアム世代”の橋添が見事なプロ初Vを決めた。「2日間の短期決戦なので絶対逃げ切ろうと思った」。単独首位で出て、いったんは工藤に並ばれたが、後半14番のチップインバーディーで抜けだし、16番は奥から6メートルを沈めて差を広げた。
 山梨県出身。3歳でシニアプロの父・純司さん(73)の指導でゴルフを始めた。プロ3年目の22歳。同世代には古江彩佳、西村優菜をはじめ実力者がひしめくが「同期が次から次に活躍するので焦っていたが、頑張ってきてよかった」と喜んだ。この優勝で5月のレギュラーツアー、RKB×三井松島レディースの出場権を獲得。次のステージでも優勝を目指す。

(ラシンク・ニンジニア/RKBレディース最終日上位成績)
―6(1)橋添 穂 138
―4(2)工藤遥加 140
―2(3)北村 響 142
―1(4)福山恵梨
  (4)ウー・チャイェン
  (4)村田理沙
  (4)小林光希 143
 0(8)小竹莉乃
  (8)宮田成華
  (8)成沢祐美
  (8)高野あかり
  (8)新田彩乃 144 

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