最終更新: 2012/4/9 榊原 一紀
VMWare Playerのダウンロード&インストール
VMWareは良くできたVMM(Virtual Machine Monitor)の一つです.早速下記の
URLへ行き,ダウンロードしてきてください.
最新バージョンをダウンロードしましょう(ダウンロードするにはユーザ登録が必要となります).
http://www.vmware.com/go/get-player-jp
- 「お名前(姓)」,「お名前(名)」,「メールアドレス」欄にユーザ情報を記入し,
「続行」をクリックします.
- 名前,メールアドレスを確認した上で,
「I agree...」の欄にチェックを入れます.もし,
VMwareに関する製品情報のメール配信を希望すれば,
下のチェック項目にもチェックを入れます.
その後,「登録」をクリックします.
- 登録したE-mailアドレスにメールが届きます.メール中の「VMware Player
のダウンロードをクリックします.
- 開いたWebブラウザにメールアドレスを入力し,「続行をクリックします.」
- インストール・プログラムをダウンロードします.
- インストール・プログラムを実行してください.
インストール後,再起動後する必要があります.
VMwareの設定ファイルとハードディスクイメージをダウンロード
vine52.zipを以下のサーバのどちらか一方からダウンロードしてください.(注意:
zipファイルは約1.26GBあります.また,zipファイルを展開したものは3.47GB近くあります.
ディスクの空き容量が十分にあるか確認しましょう)
このファイルへのアクセスが集中すると,
ファイルをダウンロードできない場合があります.
ラーニングコモンズ中にファイルを配布します.
このzipファイルには,VMware Player上で(仮想的に)起動可能なVine Linux5.2 が入っています.
emacs, gcc, gdb などに加え,platex も入っていますのでレポート作成もできます.
ファイルの展開と移動
ダウンロードしたファイルを展開してください.「VineLinux5.2」というフォ
ルダが出てきます.これを「マイ ドキュメント」フォルダへ移動してください.
それで完了です.
Vine Linuxの起動
-
なにはともあれ,VMware Playerを起動してください.
- 画面が出たら,右側にある「仮想マシンを開く」をクリックします.
- 「マイ
ドキュメント」→「Vine Linux 5.2」とフォルダを開くと
「VineLinux5.2.vmx」というファイルがあります.それを選んで開いてください.
- 「仮想マシンの再生」をクリックしてください.
- 初回の起動時には,仮想
マシンがコピーされたかどうかを確認するウィンドウが出てきますが,
「コピーしました」を選択してください.またヒントの画面がでることもあります.
-
しばらくすると,ログイン画面が出てくることでしょう.
ログインについて
Vine Linuxには,とりあえず下記の2ユーザを登録しています.
- 「user」
… 一般利用者.プログラミングやレポート書きなど,普段はこちらを使う.
パスワードは未設定.
- 「root」 … 管理者.特に必要がなければ,このユーザは使わない.
パスワードは「ritsprog」
「user」のパスワードは設定されていません.各自でpasswdコマンドなどでパスワードを設定してください.
メモリの容量について
配布している設定ファイルでは,Vine Linuxが256MB使うようにしています.
おそらく,設定を変更する必要はないと思います.
もし,いじってみたい人は下記を参考に変更しても構いません.
- VMware Playerのウィンドウ上部にある[仮想マシン(V)]->
[仮想マシンの設定]で設定を変えることができます.
- メモリに余裕がある人は,もっと大きなメモリを与えてもいいでしょう.少し速くなるかもしれません.
- メモリに余裕がない人は,ぎりぎりまで減らしてもいいでしょう.
-
減らすとしても32MBくらいまで減らしても動くようですが,
スラッシング(OSの専門用語)が発生するので相当遅くなるでしょう.
インターネットへの接続
VMplayerのウィンドウ上部にある[仮想マシン(V)]->[仮想マシンの設定]を選び,
その中の「ネットワーク」の属性を NAT にするとネットワークがつながるようになります.
この NAT というのは,ホストOS(Windows)のネットワーク・コントローラを
NAT として見なし,ホストOSのIPをゲストOS (Vine Linux)でも使う設定です.
ゲストOSでネットワークがうまく動作している場合は,ホストでもネットワークが使えると思います.
ただしこの場合,ホストOSとゲストでネットワーク通信はできません.
NATにせず,デフォルトのブリッジに設定すると,ゲストOSの側で,
IPやネットマスク,さらにはdefault Gatewayを設定する必要があります.
ブリッジに設定しているときに DHCP を使っていると,うまく IP がとれないようです.
- rootでログインする
- apt-get install anthy-el
- 普段使うユーザ(デフォルトは「user」)でログイン
- emacs ~/.Xresources &
- 以下の部分を次のように書き換えるする.
!!! Emacs
! デフォルトでは XIM に接続しない
emacs <= 21
Emacs*useXim: true
emacs >= 22
Emacs*useXIM: true
- コマンド「xrdb .Xresourcess」を実行,または再ログインする.
立命館大学情報理工学部 榊原 一紀 2012