鶴巻温泉からのアクセス便利!「吾妻山(あづまやま)」でハイキングを楽しもう

神奈川|【更新日】2023年6月23日

鶴巻温泉からのアクセス便利!「吾妻山(あづまやま)」でハイキングを楽しもう

鶴巻温泉にある「吾妻山(あづまやま)」をご存じでしょうか。

この辺りの山登りといえば弘法山が有名ですが、弘法山よりも更に気軽にハイキングが楽しめるスポットが吾妻山です。

今回は日頃の運動不足解消にはもってこい!吾妻山のハイキングをご紹介します。

目次

鶴巻温泉駅からスタート!弘法山登山口を目指す

駅前の地図を頼りに出発。無事吾妻山に辿り着けるのか

鶴巻温泉駅看板

鶴巻温泉駅に到着。吾妻山へは弘法山登山口から入山するようなので、まずは登山口を目指しましょう。

意気揚々とスマートフォンの地図を開き、弘法山登山口を検索。しかし、それらしき場所が出てきません。

頼みの綱は駅前の地図のみ。ありがたく撮影させていただき、それを頼りに出発します。さあ、無事にたどり着けるのでしょうか。

道に迷って到着!と思いきや。ここは本当に登山口?

吾妻山入口

道を行ったり来たり、地図とにらめっこしながらようやく入口らしき場所を発見。

なんとなくこっちの方かな?と感覚で歩いてしまったせいか完全に道に迷い、時間がかかってしまいました。

本来であれば鶴巻温泉から10分ほど歩けば到着する距離です。

しかし後で気が付いたのですが、この場所は弘法山登山口ではありませんでした。

名称はわかりませんが、ここからも一応吾妻山へのアクセスは可能です。

それではお待ちかねのハイキング、スタートです。

木漏れ日と葉擦れの音が心地いい。山道をぐんぐん進もう

朝の澄んだ空気の中で深呼吸。体が一気に目覚める

吾妻山山道1

時刻は午前9時50分。山道をぐんぐん進みましょう。生い茂る木々の中で深呼吸すれば、朝の澄みきった空気が体中を駆け巡ります。

体がシャキッと目覚める、心地のいい感覚です。

木々の隙間からチラチラと顔を覗かせる太陽、風が吹くたびに聞こえる葉擦れの音。

前日に雨が降っていたせいか、心なしか土の香りも強いような気がします。

都会で暮らしていると、このように自然を存分に感じる機会はほとんどないですよね。

吾妻山の標識を発見!頂上までは、あとわずか?

山道の標識

歩き始めてしばらくすると、吾妻山の標識を発見しました。吾妻山まではあと0.5㎞です。

0.5㎞なんてあっという間だろうな、と気持ちにも余裕が出てきました。

目安の距離がわかれば俄然やる気もわきますよね。

頂上はすぐそこにあるはず。ゴールを目指して山道を登ります。

運動不足をしっかり解消。山道はまだまだ続く

まるで森林セラピー。緑のトンネルで心身共に癒される

吾妻山山道2

残り0.5㎞なら余裕だと思っていましたが、上り坂が続く0.5㎞は意外とハードです。

少し立ち止まり、休憩しましょう。

ふと上を見ると、どっさりとした緑の葉っぱが頭上を覆っていました。まるで緑のトンネルのようです。

山道を登り続けて乱れた呼吸を、いったんここで整えます。

ゆっくり深く深呼吸をして、自然の香りを楽しみましょう。清々しい気持ちになり、心身ともに癒されます。

木の階段を発見。登った先は吾妻山の山頂か

吾妻山階段

歩き続けていると、途中で木の階段を発見しました。歩きやすいようにしっかりと整備されており、初心者でも安心です。

階段が長くてゴールが見えませんが、登り切った先は頂上なのでしょうか。淡い期待を抱き、上へ上へと進みます。

山道はまだまだ続く。山頂まではそう簡単ではない

吾妻山山道3

やっと階段を登り切ったと思ったら、山道はまだまだ続いていました。

吾妻山は比較的気軽なハイキングではありますが、山頂への道はそう簡単ではないようです。

しかし、着実にゴールは近づいています。あともう少し頑張りましょう。

いよいよラストスパートか!?山頂はすぐそこに

あと100メートル。標識に励まされゴールを目指す

吾妻山山頂付近の標識

標識を発見しました。吾妻山の山頂までは、あと100mです。

ここまで来たら、ゴールはもう目の前。山頂から見える景色はどんなものなのか想像するとワクワクしてしまいますね。

生い茂る木々が幻想的。呼吸を整え一気に登る

山頂付近の木々

ゴールは目前です。山頂に近づくにつれて、平地よりもひんやりとした空気が流れます。

爽やかな風が吹くたびに聞こえる木々のざわめきは、まるで登山客を出迎えてくれているようです。

天気もいいので、山頂からはきっと絶景が楽しめるはず。呼吸を整え、一気に登りましょう。

吾妻山の山頂に到着。吹き抜ける風で体をクールダウン

一休みにぴったり。休憩スペースは登山客の憩いの場

吾妻山山頂

到着しました!こちらが吾妻山の山頂です。標高は約125m。

時間にして15分ほどでたどり着くので、初心者にはぴったりのハイキングコースではないでしょうか。

隣接している弘法山からの登山客も多く、山頂は賑やか。

ベンチがいくつか置いてあり、登山客の憩いの場となっていました。

山頂に吹く風は冷たくて気持ちよく、汗が一気に引いていくのがわかります。

天気が良ければ湘南を一望。吾妻山からの絶景を楽しむ

山頂からの景色

こちらが山頂からの景色です。眼下には秦野の街並みが広がります。遠くに見えるのは湘南の海です。

ちょっとわかりづらいですが、小さく江の島も見えています。この日はとても良く晴れていたので、見晴らしは最高でした。

吾妻山はそんなに高くない山ではありますが、山頂からの景色も十分に楽しめます。

ベンチに腰かけ、しばらく景色を楽しみましょう。

より本格的なハイキングなら「弘法山」もおすすめ!

弘法山への山道

この道を進んだ先にあるのは弘法山です。弘法山は有名な登山スポットで、吾妻山よりも本格的な山登りが楽しめます。

まだ体力が余っているという方は、チャレンジしてみるのもおすすめですよ。

弘法山公園は桜の名所としても人気で、毎年春になると多くの登山客で賑わうそうです。

桜の時期にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

足元に気を付けて。ゆっくり下山し鶴巻温泉を目指す

油断禁物。滑らぬようしっかり踏みしめ山道を下る

山道を下る様子

さて、しっかり休憩したのでそろそろ下山し、鶴巻温泉を目指します。足を滑らせないように、ゆっくりと下りましょう。

登りよりも下りの方が慎重になりますね。

道の途中に、難易度高めな急こう配の下り坂が現れました。

どうしようかと悩んでいたのですが、他の登山客の方々はやはり慣れているようでサクサクと下っていきます。

皆さんの真似をして、四苦八苦しながらもなんとか下山しました。

往復わずか30分程度。吾妻山は初心者にもぴったり

吾妻山のゴール

かなり長時間歩いたような気がしましたが、登ってから下山するまではわずか30分程度。ほどよいハイキングコースです。

山道を歩いたのはかなり久しぶりだったので、とても良い運動ができました。

鶴巻温泉方面に下山すれば「弘法の里湯」が、弘法山を経由して下山すれば「名水はだの富士見の湯」があります。

ハイキングの後に温泉で汗を流してさっぱりできるのは嬉しいですよね。

秦野でハイキングを楽しむなら!吾妻山に行ってみよう

鶴巻温泉からすぐ、吾妻山ハイキングをご紹介しました。ゆっくり歩いても往復30分程度で、運動不足解消にはぴったり。

帰りに温泉でリフレッシュもできます。

所々足元が不安定な場所もあるので、ケガをしないように長ズボン着用がおすすめです。

自然の息吹を感じられる吾妻山で、ハイキングを楽しんでみてくださいね。

「吾妻山」へのアクセス

  • 【住所】

    神奈川県秦野市鶴巻

    【駐車場】なし

    ※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

ライタープロフィール

mizokawa kanami

mizokawa kanami

横浜市在住。航空会社勤務を経てライターに転身。自慢の健脚でどこまでも歩き、神奈川エリアの穴場スポットを見つけるのが得意。趣味は旅行とサウナ。旅先はサウナ基準で決めるほどのサウナ好き。いつか全国のサウナを制覇したい!

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