【終了】特別展示「良弁僧正と東大寺」東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌記念 

 東大寺は奈良時代に盧舎那大仏を本尊とする国家の中心的な寺院として誕生しました。その初代の「別当」(寺務の総裁)となったと伝わるのが良弁(ろうべん)僧正(689∼774)です。良弁僧正は聖武天皇が抱いた仏教で国を治めるという想いを支えて伽藍整備に尽力したため、聖武天皇や行基・菩提僊那とともに東大寺の「四聖」の一人に数えられています。

 本年は良弁僧正が宝亀4年(774)に85歳で亡くなられてから1250年目の御遠忌にあたります。東大寺ミュージアムでは特別展示を行い、良弁僧正の生涯が東大寺のなかでどのように伝えられ、学恩が顕彰されてきたのか、その歴史をご紹介いたします。この特集が良弁僧正の遺徳を偲ぶための縁(よすが)となりましたら幸いです。

   

 前期 令和5年10月1日(日)~11月16日(木)

 後期 令和5年11月17日(金)~12月21日(木)

  

   

   

〈特別公開〉

 

 特別展示「良弁僧正と東大寺」のなかで特別に実忠和尚(じっちゅうかしょう)像をミュージアムにて公開いたします。実忠和尚は良弁僧正の弟子で、お水取りを始めたと伝えられています。このお像は普段、開山堂にいらっしゃいますが、このたび良弁僧正御遠忌にあわせ、特別にミュージアムにお移りいただきます。前期後期通してご拝観いただけますので、ぜひこの機会に足をお運びください。

〈特別公開〉実忠和尚像   撮影:佐々木香輔