三重県桑名市に、国の重要文化財に指定された施設があります。1913年に三重の実業家が建てたという和館と洋館が一体となったこの文化遺産「六華苑(ろっかえん)」は、年間約5万人が訪れる人気の名所です。

■その美しさからドラマや映画の撮影地に…和館と洋館が一体となった文化遺産「六華苑」

 三重県桑名市の「六華苑」は1997年に国の重要文化財に指定され、年間約5万人が訪れる地元の人気の名所です。

【画像5枚で見る】映画やドラマの撮影にも使用…国の重要文化財『六華苑』和館・洋館一体の文化遺産

六華苑は、1913年に山林王として知られた実業家・2代目諸戸清六(もろとせいろく)の新居として建てられました。和館と洋館が繋がった外観が特徴の明治・大正を代表する貴重な文化遺産です。

建物や庭も美しく、NHKのドラマ「いだてん~東京オリムピック 噺~」や映画「人間失格」など、これまでにも様々な作品の撮影にも使われてきたといいます。

「六華苑」は桑名が誇る貴重な文化財です。