2012/04/11(水) 掲載
杉原輝雄さん追悼セレモニー
今日は先程、雨の中、プロアマ大会に先立って、昨年12月28日に逝去された杉原輝雄さんの追悼セレモニーが1番ティーで行なわれました。
杉原さんといえば、本大会の記念すべき第1回大会(1993年)に出場して頂き、初日74を叩いて出遅れながら3日目に67と大爆発して、最終日に5アンダーの11位タイまで巻き返した試合が印象に残っています。
あのときはどんな状況でも最後まで諦めない不屈の闘志を目の当たりにさせて頂きました。感謝です!
さて、ジャパンゴルフツアー選手会代表としてお別れの言葉を述べたのは、生前の杉原さんと死闘を繰り広げるなど縁の深かったジャンボこと、「尾崎将司選手」です。
尾崎選手は、天国の杉原さんに親しみを込めて「杉原のおっさん」と呼びかけました。
「ゴルフ界に素晴らしい成績を残した杉原のおっさん」
「非常にアマチュアに対して厳しかった杉原のおっさん」
「小さい体で最後まで若者達に挑戦してきたおっさん」
中でも杉原さんの人柄を一番よく表していたのが、このフレーズです。
「感謝という言葉が一番好きだった杉原のおっさん」
そして、お別れの言葉に続いて、選手会を代表して倉本昌弘プロ・石川遼プロを始めとする18選手が2グループに分かれて、スモークボールで一斉に追悼のティーショットを放ちました。
トッププロが並んで一斉に放つティーショットなんて滅多に見られるものではありません。
この演出を杉原さんもきっと空の上からニコニコとしながら眺めていたことでしょう。