もふもふコキア、すくすく 丘を緑色に染め ひたち海浜公園
2020年8月13日 07時15分
連日猛暑が続く中、もふもふとした丸い形が特徴の植物「コキア」が、ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園ですくすくと育ち、一帯を明るい緑色に染めている。
園内の「みはらしの丘」には、一・九ヘクタールの敷地に約三万二千本のコキアが植えられている。園によると、今年は長梅雨の影響で成長が遅れ、現在は高さ二十五〜三十五センチ。今月下旬ごろにかけて七十センチほどに成長する。
コキアはヒユ科の一年草。葉は緑から赤へと変化し、例年、十月中旬ごろに紅葉がピークを迎える。
十二日も、家族連れらが訪れて写真を撮るなどして楽しんでいた。市内の会社員荒川貴文さん(34)は「子どもっぽくてかわいい。大きくなって赤くなるのが楽しみ」と話した。
例年、八月下旬にライトアップするが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった。(水谷エリナ)
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