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実写ドラマ「ONE PIECE」、Dr.くれは役をジェイミー・リー・カーティスにオファー

実写版「ONE PIECE」シーズン2でDr.くれは役にジェイミー・リー・カーティスを起用すべく、製作陣は全力を尽くしているという。
Photo: ABC/Getty Images

尾田栄一郎の人気漫画を原作に実写映像化したNetflixのドラマシリーズ「ONE PIECE」。Dr.くれは役に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたジェイミー・リー・カーティスを起用すべく、製作陣は本気で動くようだ。Dr.くれはは、麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーの恩師。ジェイミーは、インスタグラムにくれはのフィギュアに自身の顔をトリミングしたものを投稿するなど、自ら名乗りを上げていたが、製作陣はかなり前からアプローチしていた様子だ。

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「ジェイミー・リー・カーティスが『One Piece』のファンだと知ってすぐ、僕らは“OK、彼女に出てもらえるようやってみよう。何ができる?”と動き出した」と、脚本とショーランナーを務めるマット・オーウェンズが「デッドライン」のインタビューで明かした。「Dr.くれはは、ラッキーなことにこれから登場する予定で、ジェイミー・リー・カーティスにぴったりなキャラクターだ。だから僕らの夢を実現させるべく動き出した」

「彼女のオスカー受賞後、脚本家ルームから『トロフィー獲得おめでとう。隣に並べるものをお送りします。すぐにお話できることを願っています』と、いい感じのメッセージを添えてDr.くれはのフィギュアに送ったんだ。ジェイミーがそれを投稿したとき、ファンから反応があったから僕もコメントした」と話し、ジェイミーがインスタグラムに投稿したフィギュアは、彼らが送ったものであることを示唆。「全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がまだストライキ中だから、実際にまだ話し合いはできていないけど、終わり次第交渉を始める準備はできてる。彼女とディナーに行って、話し合うつもりだ。彼女に向けて脚本を書いているから、全力を尽くすよ。本当に本当にシーズン2に出演してほしい」と熱意を語った。

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8月31日に配信をスタートした「ONE PIECE」は、開始直後の4日間で1,850万再生を記録。英語版テレビシリーズで1位となる快挙を達成し、9月に早くもシーズン2の製作が発表された。全米脚本家組合(WGA)のストライキが終わったことを受け、脚本家ルームがついに始動。今週から、シーズン2の制作が本格的に始まったようだ。撮影はシーズン2も南アフリカで行う予定だが、冬季を迎える6月〜8月は天候が悪化するため、2024年早々にも撮影開始を目指すという。

Text: Tae Terai