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ファッションに年齢なんて関係ない! 61歳ジュリアン・ムーアが肌見せスタイルに込めたメッセージ。

第79回ヴェネチア国際映画祭が8月31日(現地時間)に開幕した。大胆なシースルードレスでオープニングセレモニーに来場したジュリアン・ムーアは、ファッションはエイジレスで楽しめるということを発信した。
Photo: Stefania D'Alessandro/Getty Images

8月31日(現地時間)に開幕した第79回ヴェネチア国際映画祭。世界中からセレブたちが来場する中、初日のオープニングセレモニーで審査委員長のジュリアン・ムーアが、ひときわ目立つ存在感を放った。彼女はヴァレンティノ(VALENTINO)によるカスタムメイドのシースルードレスとケープを着用。ブラックのチュールにカラフルなスパンコールが刺繍され、夏の夜空を彩る花火を描いたような煌びやかなデザインだ。そこにカルティエ(CARTIER)によるジュエリーを合わせ、圧巻のレッドカーペットルックを完成させた。

現在61歳であるジュリアンのドレスチョイスには、ファッションはエイジレスに楽しめるというメッセージが込められている。彼女は長年、スタイリストのレスリー・フレマーとともに、数多くのファッションモーメントを作り出してきた。レスリーは正統派なレッドカーペットスタイルを得意とし、ジェニファー・コネリーシャーリーズ・セロンといったビッグスターたちを顧客に持つ。しかし、今回のスタイリングは、ダコタ・ジョンソンセレーナ・ゴメスなどを担当するケイト・ヤングが手がけた。

フェミニンかつセンシュアルなセンスで知られるケイトとのタッグをきっかけに、ジュリアンはこれまでとは異なるファッション路線を開拓し始めたと言える。大胆な肌見せやボディコンシャスなシルエットにも挑戦するジュリアンの前向きな姿勢は、多くの女性をインスパイアするに違いない。

Text: Alice Newbold
From VOGUE.CO.UK