バックアップとは? わかりやすく解説

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back up

別表記:バックアップ

「back up」とは・「back up」の意味

「back up」は英語で、動詞形と名詞形両方存在する動詞形では、「支援する」「後退させる」「データ複製する」などの意味があり、名詞形では「予備」「代替案」「バックアップデータ」などの意味がある。

「back up」の発音・読み方

「back up」の発音は、バック・アップ(/bæk ʌp/)と読む。アクセントは「back」の部分に置く。

「back up」の語源・由来

「back up」は、「back」(後ろ)と「up」(上)という二つ単語組み合わさった複合語である。これらの単語組み合わさることで、後ろや上に移動するという意味が生まれさまざまな状況使用されるようになった

「back up」を含む英熟語・英語表現

「Be back up」とは

Be back up」は、「予備である」「支援要員である」という意味で使用される例えば、チームでのプロジェクトにおいて、主要な役割担当していないが、必要に応じて支援を行うメンバーを指す。

「Get back up」とは

Get back up」は、「立ち直る」「再起する」という意味で使用される失敗困難な状況から立ち直り、再び前進することを表す。

「back up」を含む様々な用語の解説

「Back up(IT用語)」とは

IT用語としての「back up」は、コンピュータ上のデータ別の場所に複製することを指す。データ損失破損備えて定期的にバックアップを行うことが推奨される

「Back up(ビジネス用語)」とは

ビジネス用語としての「back up」は、他の人を支援することや、代替案用意することを意味するプロジェクト取引において、リスク最小限抑えるためにバックアップが重要である。

「Back-up plan」とは

「Back-up plan」は、「代替案」「予備案」という意味で使用される。元の計画うまくいかなかった場合や、予期せぬ問題発生した場合備えて別の計画立てることを指す。

「back up」の使い方・例文

1. Please back up your files regularly to prevent data loss.(定期的にファイルバックアップして、データ損失防いでください。) 2. I'll back you up in the meeting if necessary.(必要であれば会議であなたを支援します。) 3. The traffic was backed up for miles due to the accident.(事故のため、交通は何マイル後退していた。) 4. She always has a back-up plan in case things don't go as expected.(彼女は、予期せぬ事態備えて常に代替案持っている。) 5. The company has a back-up generator in case of power outages.(会社停電備えて予備発電機持っている。) 6. He got back up after falling down and continued the race.(彼は転んだ後に立ち直りレース続けた。) 7. The manager asked me to be a back-up for the presentation.(マネージャーは私にプレゼンテーションのバックアップを頼んだ。) 8. The back-up dancers added energy to the performance.(バックアップダンサーがパフォーマンス活気与えた。) 9. The system automatically backs up data every day.(システム毎日自動的にデータをバックアップする。) 10. We need to back up our claims with solid evidence.(私たち確固たる証拠主張裏付ける必要がある。)

バックアップ

バックアップとは、主に「支援する」「代役持って支援する」といった意味合い言葉補佐援助という意味合いもあり、コンピュータデータ破損備えて予備データ複製しておくという意味合いもある。

バックアップは英語ではback up」あるいは「backup」と表記されるback up他動詞副詞からなり誰か後方から支援する」という意味、backup名詞で「代役」という意味である。

IT用語では、主にデータ複製作成しオリジナルのほかに別媒体にも保存しておくことを、バックアップという。パソコン携帯電話などの精密機械中に保存されているデータは、失ってしまうと困る情報入っていることが多い。データ保存しておく本体は、精密機械であるからこそ、ちょっとしたことが原因データ消えてまったり本体壊れてまったりといったこともあり得るそのようなときに、データをどこかに複製しておけば安心であり、データ失ってしまう可能性低くなるため、安全である。

スポーツなどでもバックアップという言葉使われることがあるが、こちらはIT用語のバックアップとは意味が異なる。また、他にもいくつか味があるため、バックアップと言われたら必ずしも、パソコンなどのデータ複製することではないことを理解しておく必要がある

バックアップはback up原語であり、backとupの二つ単語組み合わせ出来ている。複数品詞有しており、名詞としての使い方と、形容詞としての使い方がある。名詞としては、支援やバックアップ、支援者代役渋滞などの意味をもち、形容詞としては、支援する指示する予備の、代替のなどの意味をもつ。また、バックアップという言葉句動詞でもあり、back動詞)+up(副詞)という構成になっている句動詞とは、動詞副詞がついたものや、さらに前置詞がついたものを指す。これは、動詞後ろ副詞がつくことによって、そもそもの動詞の意味とは異なる意味になる言葉のことである。

野球などのスポーツ用語として、バックアップが用いられることもある。とある選手失策しそうなときに備えて、ほかの選手後方を守ることを意味するまた、後方支援という意味もあり、誰か後ろだてになること、後ろから支えることなどを意味する語として用いられることもある。

アメリカではback upや、その過去形であるbacked upで、交通などによる渋滞や、滞るという意味をもつ。もともと、バックアップには流れせき止められる、停滞する、などの意味もあるため、これらをもとに、渋滞という意味でも用いられることがある

バックアップとは、簡単に言えば、あるデータオリジナル以外にもコピーして保存しておくことである。このようにバックアップする意味としては、複数媒体データ分散させておくことによって、思いがけない紛失削除起こってしまったとしても、データ自体消失を防ぐためである。

パソコンスマートフォンでは、ハードディスクなどの本体中にも大容量情報保存しておくことができ、利用者増加しているため、バックアップしないとどうなるのか、ということをよく理解しないまま使用している人も多くなってきている。そのため、データ扱い対すトラブル増加傾向にある。ちょっとした衝撃や、経年など、様々な理由によって、思いがけずデータ破損してしまうことや、削除されてしまうことも少なくないそのようなときに、データのバックアップを取っておけば、例え機械本体壊れてしまっていたとしても、新し機械データを移すことができる。パソコンだけではなく身近に使っている携帯電話などもこれらに当てはまるため、定期的なバックアップが重要である。

バックアップの取り方は様々あるが、簡単なものでは、USBメモリなどの記録媒体保存させておく方法や、契約してあるクラウドサービス預けることなどが挙げられる。"    "バックアップの取り方の一般的なものとして、バックアップストレージやバックアップサーバーに保存する方法挙げられる

ストレージとは、データ保存しておくための記憶装置のことであり、ハードディスクUSBメモリなどを指す。ハードディスクなどを内部ストレージUSBメモリSDカード外部ストレージと呼ぶ。ストレージにバックアップをとる際には、外部ストレージ保存するようにすると、内部ストレージであるハードディスク機械本体壊れてしまっても、データを守ることができる。ただし、USBメモリなどは脆い部分多く経年により、データ消えてしまう恐れがあるという報告もされているため、利用の際は注意が必要である。

サーバーにバックアップのデータを送る方法もある。サーバーとは、情報保管しておく場所のことを言い利用者求めに応じて要求されデータファイルなどを提供する一言サーバーと言っても用途によって、名前が異なる。物理的なサーバーもあれば、クラウドのように仮想サーバーもあるので、コスト使い道などを考慮して選択することが重要である。

これらにデータプログラムのバックアップをとっておくと、いざというときにこのバックアップを使って重要な情報取り出すことができる。ほかにも、デバイス自体データをバックアップすることによって、バックアップ復元可能なケースもある。復元をすると、バックアップを取得したときに戻るため、異常が起きてしまう前に状態を戻すことができる。

バックアップできない場合もある。理由としては、バックアップを保存しておく場所の容量不足している、項目が多すぎるなどが多い。きちんと最新データがバックアップ出来ているかどうか確認が必要である。

バックアップ【backup】

読み方:ばっくあっぷ

[名](スル)

野球などで、ある選手失策備えて、他の選手その後方を守ること。

後ろだてとなること。援助してもりたてること。「立候補者を—する」

コンピューターで扱うデータプログラム破壊紛失盗難備え、あらかじめ複製とっておくこと。複製そのものをバックアップと呼ぶこともある。


バックアップ [back-up]

元のデータ破損して構わないように別のメディアコピーしておくこと。このデータ読み込むことをリカバーという。

バックアップ【Backup】


バックアップ

【英】backup

バックアップとは、保存されデータプログラム複製別の記録装置などに保存することである。または、そのようにして保存されデータのことである。

バックアップを行うことで、データ不測の事態によって損傷した紛失したりした場合に、ある程度の状態までデータ速やかに復元することができる。ただし、バックアップしてから後に作成されデータ更新され部分などは復元することができないので、常に最新の状態で回復できるようにするには、頻繁にバックアップを行う必要がある

一部アプリケーションソフトでは、一定時間ごとに自動的にバックアップファイルを作成するように設定することができる。自動生成されるバックアップファイルには、拡張子として「.bak」の付く場合が多い。

手動でバックアップを行う場合、バックアップデータを保存する場所は、磁気テープ式の記録装置CD-ROM外付けHDDといった他の記録装置である場合も多い。

企業などでは、比較大規模なシステム変更前に移行時のトラブルによるデータ消失などに備えてバックアップが作成されるほか、業務必要なデータのバックアップが定期的に作成されることも多い。


バックアップ backup

全体 ★★★☆ 60歳以上 ★★★☆

凡例

  1. 支援
  2. 控え
  1. 現場負担軽減するためには,国による財政的なバックアップ支援がどうしても必要だ
  2. 万一データなくなっても,バックアップ控え取っていれば再度書き込んで元通り使える
意味説明
  1. 他人行動を,うしろだてとなって支援すること
  2. 事故備えて控え作ること。また,その控え
  1. 援護 うしろだて
  2. 予備 複製

バックアップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 17:59 UTC 版)

バックアップ: backup)とは、コンピュータシステムで主にデータやシステムの状態を複製し、問題発生時の復旧(リストア)に備えることを意味する。





バックアップ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/25 12:48 UTC 版)

名詞

バックアップ

  1. サ変活動後方から支援すること。後援
  2. サ変野球などのスポーツで他の選手後方から助けること。
  3. 機械故障したときに代替する予備機械
  4. サ変消失備えて、システムデータ媒体保存すること。また、保存したもの。

発音(?)

  • バ↗ックア↘ップ

語源

関連語

翻訳

動詞

活用

サ行変格活用
バックアップ-する

「バックアップ」の例文・使い方・用例・文例

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