容量の壁とは? わかりやすく解説

容量の壁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/06 23:54 UTC 版)

容量の壁(ようりょうのかべ)とは、主にハードディスクドライブ半導体メモリーなど、コンピュータ記憶装置に関する、規格性能上の限界を指した概念である。


  1. ^ [1] IDE ディスク容量の壁について
  2. ^ en:Large file support
  3. ^ BIOS Enhanced Disk Drive Services (EDD) (PDF)
  4. ^ 富士通MB89352など
  5. ^ HDD側には2TiBの壁は存在せず、この壁は主にOS等に起因している。
  6. ^ LargeBlockDevices - IA64wiki” (2009年12月10日). 2017年7月8日閲覧。
  7. ^ https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/406951.html
  8. ^ http://support.microsoft.com/kb/981627/en-us
  9. ^ 3TBのHDDの容量例は3,000,592,982,016.000バイトで、これから2TiB(2,199,023,255,552バイト)をマイナスすると746.520GiB(801,569,726,464バイト)になる。このようなシステムでは、内部処理において、LBAが32ビット (2TiB) でオーバーフローを起こしている。
  10. ^ PC等ではアップデート等により対応できる場合があるが、ハードディスク録画機などの組み込み機器ではメーカーのサポート・アップデートにだけ依存する。
  11. ^ https://xtech.nikkei.com/it/article/USNEWS/20060324/233190/
  12. ^ http://support.microsoft.com/kb/2510009/en-us
  13. ^ [dm-devel] How to handle >16TB devices on 32 bit hosts ??” (2009年7月18日). 2017年7月8日閲覧。
  14. ^ 4GB以上の容量を実現するSDカード上位規格「SDHC」”. Impress PC Watch (2006年1月9日). 2011年7月20日閲覧。
  15. ^ 笠原一輝 (2009年1月13日). “2TBの大容量と300MB/secの高速を実現するSDXC”. 2009 International CESレポート【SDXC編】. Impress PC Watch. 2009年1月24日閲覧。
  16. ^ SD Association (2009年1月7日). “SDXC SIGNALS NEW GENERATION OF REMOVABLE MEMORY WITH UP TO 2 TERABYTES OF STORAGE” (PDF) (英語). 出版社. 2009年1月24日閲覧。
  17. ^ 笠原一輝 (2009年1月13日). “2TBの大容量と300MB/secの高速を実現するSDXC”. PC Watch 2009 International CESレポート【SDXC編】. インプレス. 2017年7月9日閲覧。 “フラッシュメモリがムーアの法則を上回る1年で倍になる速度で進化していることを考えても、2008年のSDHCカードが最大32GBとして2TBに到達するのは2014年という計算になる。今のペースが維持されると考えても今後5年間は大丈夫な計算だ。”
  18. ^ 詳細は藤波氏による http://hp.vector.co.jp/authors/VA003988/pc9801.htm#9 などを参照。
  19. ^ a b メモリ サポートと Windows オペレーティング システム”. Windows Hardware Developer Central. マイクロソフト (2005年2月9日). 2009年1月24日閲覧。
  20. ^ a b Memory Limits for Windows Releases” (英語). MSDNライブラリ. マイクロソフト (2009年8月27日). 2009年9月2日閲覧。
  21. ^ Shankland, Stephen; 編集部、ラテックス・インターナショナル (2008年4月3日). “アドビ、次期「Photoshop」を64ビット化--ただしWindows限定”. CNET Japan. 2009年3月22日閲覧。
  22. ^ http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa366527.aspx Address Windowing Extensions
  23. ^ デジタルアドバンテージ (1999年10月26日). “11. Windows 2000 Serverの概要 (4) アプリケーションサービスとAdvanced Server”. 特集: Windows 2000とは何か?. @IT. 2009年1月24日閲覧。
  24. ^ Windows Vista または Windows XP Service Pack 2 で [システムのプロパティ] ダイアログ ボックスおよびシステム情報ツールで表示される RAM のサイズが予想より小さい”. サポート技術情報. マイクロソフト (2008年4月2日). 2008年3月26日閲覧。
  25. ^ 4 GB の RAM が搭載されている場合、Windows Vista の システム情報 ダイアログ ボックスで報告されるシステム メモリが予想より小さい”. サポート技術情報. マイクロソフト (2008年6月13日). 2008年2月13日閲覧。
  26. ^ Windows Vista SP1 では、システムに 4 GB のメモリが搭載されている場合、システム メモリ (RAM) が 4 GB と報告される”. サポート技術情報. マイクロソフト (2009年3月22日). 2009年2月13日閲覧。



容量の壁

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ハードディスクドライブ」の記事における「容量の壁」の解説

詳細は「容量の壁」を参照 ハードディスク容量は常に拡大し続けている一方、古いファイルフォーマットOSBIOS等が対応できる容量には上限存在し、これが通常「壁」称される主なものとしては、512MB、540MB、1GB、2GB(FAT16最大値パーティション毎)、4GB、8GB(BIOS制限)、32GB(一部AWARD BIOS問題)、64GB(Windows98Fdisk問題修正プログラムがある)、128GB、137GB(Big Drive対応してない場合制限値)、2TB(FAT32最大値パーティション毎 およびMBR方式パーティションテーブルのセクタサイズ512バイトでの最大値)などがある。古いBIOSによる制限場合には、BIOSアップデートすることで解決する場合もあるが、メーカーパソコンではアップデートできない場合が多い(どこのメーカーBIOS使っているのか公開しないことが多いため。普通はAwardAmerican Megatrendsいずれかなのだがそれさえも非公開場合も多い)。 理論上は、128PB(Big Drive最大値)などにも壁が存在し今後順調に容量増加続いた場合、その容量到達した時点問題になることになる。 ドライブによっては、ジャンパピン設定等でHDD認識可能容量下げられるものもある。

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「容量の壁」を含む「ハードディスクドライブ」の記事については、「ハードディスクドライブ」の概要を参照ください。

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