じく‐うけ〔ヂク‐〕【軸受(け)/軸▽承(け)】
じくうけ 軸受 bearing
軸受
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 00:01 UTC 版)
軸受(じくうけ、英: bearing)は、機械要素の一つで、回転や往復運動する相手部品に接して荷重を受け、軸などを支持する部品である。
- ^ “「ベアリングの価格カルテル 長年の悪弊断ち切れず」”. 『産経新聞』 (2012年4月21日). 2012年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月29日閲覧。
- ^ 【点検 世界シェア】ベアリング/日本勢、通商摩擦で伸び悩み『日経産業新聞』2019年7月22日(自動車・機械面)。
- ^ Guran, Ardéshir; Rand, Richard H. (1997), Nonlinear dynamics, World Scientific, p. 178, ISBN 978-981-02-2982-5 .
- ^ Purtell, John (1999/2001). Project Diana, chapter 10:
- ^ Bearing Industry Timeline - ウェイバックマシン(2009年4月1日アーカイブ分)
- ^ American Society of Mechanical Engineers (1906), Transactions of the American Society of Mechanical Engineers, 27, American Society of Mechanical Engineers, p. 441.
- ^ Bicycle History, Chronology of the Growth of Bicycling and the Development of Bicycle Technology by David Mozer
- ^ 業界再編の動向・ベアリング
軸受
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 04:44 UTC 版)
軸受は車軸を収めて車体の荷重を車軸に伝える装置である。一般に軸箱と呼ばれる箱に組み込まれている。かつては平軸受が多く使われていたが、軸受側にも回転するコロ状の装置を取り付けたコロ軸受が一般的となった。円錐コロ軸受では、車軸が軸受に対して軸方向に移動することが全くできないが、円筒コロ軸受ではわずかに軸方向の移動を許容している。軸方向の移動は末端のスラスト受によって受け止められる。
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軸受
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:36 UTC 版)
「ハードディスクドライブ」の記事における「軸受」の解説
ハードディスクドライブを構成する回転構造のうち、プラッタの回転軸には、玉軸受(ボールベアリング)や流体動圧軸受 (Fluid Dynamic Bearing : FDB)、流体軸受が用いられている。 玉軸受を使用する場合には、軸受から発生する磨耗粉などの侵入を防ぐためにシールが不可欠であり、シール性能の高い磁性流体シールが主流となった。 流体動圧軸受はモーターの軸と軸受の間がオイルで満たされている。停止しているときは軸と軸受が接しているが、回転することにより潤滑油に動圧が発生して軸と軸受が非接触状態となる。そのため回転抵抗が非常に低く、静音で長寿命であるため主流となっている。オイルシール部は撥油膜(オイルを撥ねる)で被われており、大きな衝撃を加えない限りは潤滑油は飛散しない。停止している状態や回転数が低いうちは接触による摩擦抵抗が大きいため、大きな起動トルクが必要となる。このため、流体軸受を採用したドライブの最大消費電力はボールベアリングを採用したドライブよりも高めになる。また、極端に環境温度が低下するとオイルの粘度が高くなり、十分な動圧を発生できるほどの流動性を失うことから、機器の使用環境温度の下限が軸受の特性によって支配される場合がある。 いずれの軸受の場合でも、長期にわたる使用により摩耗したり劣化して回転抵抗が増加する。これによりプラッタの回転速度が不安定となりデータの読み書きにエラーを発生するようになるのが、軸受の寿命によるハードディスクドライブの故障として多い例である。
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軸受(ベアリング・ロッドエンド)
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「ミネベアミツミ」の記事における「軸受(ベアリング・ロッドエンド)」の解説
創業以来の事業であり、外径30ミリ以下のミニチュアベアリングに強い。現在では比較的大型のベアリングも製造している。 特にミニチュアベアリングの世界シェアは60%を超えている。そのボールの表面粗度はRa0.00001mm、内外輪溝の真円に対する誤差は±0.00001mmという超高精度である。特に精度が求められるHDD用の真円度は0.05μmm以下であり、この数値は人間の毛髪のおよそ1600分の1以下に当たる。ボールの真球度は0.02μmm以下であり、これは地球の直径約12,800,000mに対して、わずか25.6m以下の誤差ということになる。その高い超精密加工技術を生かし、2009年1月に世界最小の外径1.5mmボールベアリングをリリースした。 現在HDDの軸受けとして主流の流体軸受も手がけている。一般的には目にすることがない部品であるが、ホビー用ではサスペンション、釣り具、電動ガン、ミニ四駆などのアップグレードや補修用として人気であり、ネット商社やオークションなどで入手可能である。
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「軸受」の例文・使い方・用例・文例
- 軸受けが磨耗している.
- 4本の脚それぞれが、2つの管の中で伸縮自在に操作される推力軸受を持つ簡単なねじジャッキで構成されている
- ジャーナルの軸受け
- ジャーナルや軸受を支えるための鋳鉄あるいはスチールの塊
- 回転軸に平行に推力が加わるように設計された軸受
- 含油軸受けという軸受け
- ころがり軸受けの材料に用いられる鋼材
- 軸受けに用いる合金
- 藁座という,開き戸の軸受けの器具
- つば軸受けという装置
- 軸受けという機械部品
- 機械の,軸と軸受けとの間に数個のローラーを挿入した部品
- ボールベアリングという,軸受けの上に金属球をのせ摩擦をさけた軸受け
- 修復作業には,時計の4つの文字盤の清掃や軸受けの交換が含まれる。
軸受と同じ種類の言葉
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