こんな方におすすめ
- 狂人の立ち回り方がわからない
- 何を騙ったらいいかわからない
- 狂人視点で人狼の探し方がわからない
ボドゲノオトでは、上記のような人のために狂人の役割・立ち回りを紹介します。
人狼ゲームにおける狂人は人間でありながら人狼に協力する役職です。
占い師、霊媒師の能力でも人間結果がでるため、村にとっては非常に厄介な存在となります。
記事内容をマスターすれば人狼のサポートができる狂人になることができます。
狂人が苦手だという人はぜひ参考にしてみてください。
| 占い師 | 霊媒師 | 騎士 |
| 村人 | 人狼 | 狂人 |
『狂人』概要
狂人とは
狂人とは人狼陣営の人間
占い結果、霊媒結果ともに「人間」と通知される
人狼をサポートするために役職を騙ることが多い
人狼サイドの人間
人間でありながら人狼陣営の味方をする役職
占い結果・霊媒結果ともに「人間」と通知されるため、狂人を探すのは困難
狂人はゲームを混乱させるのが目的で、占い師や霊媒師を騙って嘘の結果を伝えて村を混乱させていく
狂人がどう機能するかによって勝敗が決まることもあるため、しっかり村人を混乱させていきたい
自由な役職
狂人は非常に自由な役職
占い師、霊媒師、騎士を騙るだけでなく、村人や人狼を騙ることもできる
狂人は人狼陣営の勝利条件（人狼と人間の数を同数にする）に関与しない
そのため人狼が先に処刑されるよりは、大胆に動いて先に処刑されても問題はない
「狂人は何の役職を騙ればいい？」と悩む人も多いかもしれないが、人狼のサポートをするという目的を忘れなければ何を騙っても問題はない
人狼よりも自由に動けるため人狼がしにくい行動を代わりに積極的に行ってサポートしていく
『狂人』立ち回り
役職騙りをする
狂人は村の役職者を確定させないために役職を騙るのが良い
一般的には占い師を騙るのが無難であるが、霊媒師・騎士を騙るのも戦術の１つ
占い騙り
占い師が確定してしまうと人狼陣営は動きにくい
狂人が占い師を騙ると人狼陣営は動きやすくなる
狂人が占いを騙るメリットは、
- 占い師を確定させない
- 騎士の護衛を占い師から外せる
- 村の議論のリソースを占い真偽に使うことができる
占い師として真を勝ち取る必要はなく、村を混乱させることが目的と理解する
とはいえ占い騙りをする場合は、人狼のサポートをする占い結果を出す必要がある
狂人は人間を1人処刑できればサポートとしては十分
すべての人狼に白結果を出す必要はなく、人狼を１人処刑してしまっても構わない
狂人視点だと真占い師の白先は人間なので、最終的に白先に黒結果を出すことを想定して動けばよい
占い結果の騙り方
- 占い師 or 占い師の白先を人狼と仮定する
- 仮定した人狼位置と相方にならない位置には白結果を出す
- 人狼同士があり得る位置には黒結果を出す
霊媒騙り
狂人が霊媒師を騙ることで村の進行を「霊媒ローラー」にもっていく
狂人１人の犠牲で霊媒師を処刑縄に使え、霊媒ローラーを遂行している2日間人狼を処刑縄から守ることができる
占い師を騙るのが苦手な人は、霊媒師を騙るのが良い
狂人が霊媒師を騙るメリットは
- 霊媒ローラーに持っていくと人狼を２日間守れる
- 議論時間のリソースを霊媒真偽に使うことができる
霊媒結果の騙り方
- 人狼らしい人には白結果
- 人間らしい人には黒結果
騎士騙り
狂人が騎士COすることで一定数の仕事ができる盤面がある
狂人が騎士COする代表例は、
- 人狼占い師に黒結果を出されたとき
- 本物の騎士が回避COをしたとき
特に人狼占い師に黒結果を出された場合は、騎士COをしないと処刑されるだけとなる
騎士COすると本物の騎士を炙れるだけでなく、本物の騎士視点は人狼占い師のほうが心証がよくなり一石二鳥
人狼占い師から黒結果を出されたら騎士COをしよう
瞬発力が大切
本物の騎士が回避COをしたときは一瞬で判断して対抗COする
人狼が回避COしている場合もあるため見極めは大切
自信がなければ様子を見るのもいいが、狂人が対抗しないことで一気に劣勢になることもあるので注意
潜伏狂人の立ち回り
潜伏狂人とは
潜伏狂人とは役職を騙らない狂人のこと
議論で誘導をかけていき人狼をサポートする
立ち回り➀騙ってないだけの狂人
潜伏狂人をするときは、自身のことを「役職を騙っていないだけの狂人」と理解する必要がある
潜伏狂人として村人らしく振る舞う人もいるが、人狼の足を引っ張るだけになるためやめたほうがいい
いくら怪しいと思われても、占い結果も霊媒結果も「人間」と通知されるため問題はない
潜伏狂人のことを「村人を騙る狂人」と捉えるのではなく「役職を騙っていないだけの狂人」と覚えておく
立ち回り➁議論誘導力が求められる
潜伏狂人は議論誘導力が求められる
議論誘導ができる自信がないなら潜伏狂人はオススメしない
村人を誘導して人間を処刑し、人狼を守っていくのが潜伏狂人の仕事
役職を騙って人狼を守るのではなく、議論で人狼を守るのが潜伏狂人の醍醐味
立ち回り➂占ってもらえるように立ち回る
潜伏狂人は占ってもらえると大きな仕事を果たせるようになる
人狼と違い占われることでHPが高くなるのが潜伏狂人
潜伏する場合は、狂人だと気づいてもらえないと襲撃される可能性があるため注意
占ってもらうには
- ５０点のスケールを提出する（処刑するほどではないがまだ怪しい位置）
- 占い真偽を明確につけない（占い師視点で極端に白位置、黒位置にならないため）
- 議論でしっかり対軸を作る（対軸となっているどちらかを占いたいと思わせるため）
『狂人』勝つためのコツ
コツ➀狂人アピールをする
人狼は狂人の位置を把握していたほうが戦略がたてやすい
いろいろな方法で狂人アピールをして人狼に把握してもらう
役職騙りで狂人アピール
占い師・霊媒師を騙ることで人狼に狂人位置を伝えることができる
人狼が役職を騙ってないのに、役職を騙っている人がいれば狂人が出ていることがわかる
役職を騙るだけでも十分なのですが、能力結果を騙ることでさらにアピールもできる
能力結果をだすときは人狼に白結果、人間に黒結果をだすことで人狼に狂人だと気づいでもらえる
スケールで狂人アピール
人間らしくないグレースケールを提出することで狂人アピールをすることもできる
人狼を人間、人間を人狼だと主張することで人狼に気付いてもらえる
人狼が出しづらいスケールを人狼の代わりに提出して、少しでも村に浸透させていく
狂人のみが知っている情報で狂人アピール
狂人のみが知っている情報で狂人アピールをすることができる
村人視点は役職者のCOが複数あった場合に内訳は不明
人狼が騙っているのか、狂人が騙っているのかは、一部を除けば人狼と狂人のみが知り得る情となる
役職の内訳を真実と反対に主張することで、人狼に狂人だと気づいてもらいやすくなる
例：霊媒真狼盤面の場合は、霊媒真狂を主張してグレー詰めを提案、占い真狼盤面では占い真狂を主張など
コツ➁人狼の探し方
ゲーム開始時は狂人視点からも人狼の位置はわからない
人狼と連携をとるためにも人狼を探す必要がある
人狼の探し方は、村人が人狼を探す方法と違いはない
単体精査や消去法などの精査方法を用いて人狼を探していく
さらに狂人視点でわかっている情報を用いれば、村人よりも簡単に人狼を探すことができる
人狼が１人わかれば繋がる人物を数珠つなぎで探すこともできるため、まずは１人の人狼から探していく
狂人視点の人狼
- 対抗占い師に白結果を出している占い師
- 占い２CO盤面で襲撃が入ったときの残った占い師
- 狂人に黒結果を出している占い師
- 対抗を白結果で出している霊媒師
まとめ
- 人狼サイドの人間
- もっとも自由な役職
- 狂人の位置を人狼にアピールする必要がある
- 狂人からも人狼を探してなるべく早くからサポートしていく
ボドゲノオトでは狂人の立ち回り・勝ち方のコツについて紹介しました。
本記事の内容を実践して人狼をサポートできる狂人を目指してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
