犬型ロボットのアイボ、ソニーが引き取り手を仲介…「処分しづらい」思い尊重

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 ソニーグループは11日、犬型ロボット・aibo(アイボ)を所有者から引き取り、病院や介護施設に提供する「里親プログラム」を始めた。「処分しづらい」という所有者と、患者や利用者への癒やし効果を期待する施設を仲介し、利用の拡大を図る。

ソニーグループが2018年から発売しているアイボ
ソニーグループが2018年から発売しているアイボ

 ソニーが本体を引き取り、前の所有者のデータを抹消するなどの「治療(修理)」を施してから、希望する施設に提供する。引き取り手は、専用サーバーに接続するのに必要なサービス料などを支払う。希望する施設の募集は12月から始める予定だ。

ソニーグループが2018年に再発売したアイボ
ソニーグループが2018年に再発売したアイボ
ソニーが1999年に発売した犬型ロボット「AIBO」
ソニーが1999年に発売した犬型ロボット「AIBO」

 アイボはAI(人工知能)を搭載し、飼い主とのやり取りなどを通じて成長する。人を見分けたり、飼い主の表情を読み取ったりすることもできる。1999年の発売後、業績不振で2006年に一時生産を止めたが、18年に新型を再発売した。

SONY本社
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4529599 0 経済 2023/09/11 19:06:00 2023/09/12 14:39:35 2023/09/12 14:39:35 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/09/20230911-OYT1I50090-T.jpg?type=thumbnail

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