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サッカー・J1浦和は14日、元日本代表MF阿部勇樹(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。阿部はさいたま市内で記者会見し、「本当に幸せなサッカー人生でした」と語った。
引退の理由に、心境の変化を挙げた。「1年前と今現在では、サッカーをしたい思いに差がある。その差が、引退する合図なのかな、と考えて決断をした」という。今後については、「行かなければ、今まで教えていただいた監督に失礼」と、指導者の道へ進む考えを明らかにした。
阿部は市原(現J2千葉)の下部組織出身で、1998年8月5日に16歳でJ1デビュー。2007年に移籍した浦和では、2度のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇などに貢献した。J1通算では歴代4位となる589試合出場、75得点。日本代表では16強に進んだ2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を含め、53試合出場し3得点。レスター(イングランド)でもプレーした。