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来年3月に改選を迎える日本サッカー協会の会長選で、唯一の正式な立候補者になった同協会の宮本恒靖・専務理事が8日、マニフェストなどを同協会のホームページで公開した。2031年女子ワールドカップ(W杯)の日本開催を掲げ、「強い日本代表を作り続ける」と主張した。
女子W杯を巡っては、日本協会が今年の大会の招致を目指したが、途中で断念し、豪州とニュージーランドで共催した経緯がある。宮本氏は女子W杯のほか、U―17(17歳以下)、U―20(20歳以下)のW杯招致を目指す意向も示した。Jリーグのシーズン移行への20億円超の準備や指導者の海外進出なども掲げている。
宮本氏は、出馬に必要だった16人以上の評議員の推薦を唯一集めて立候補した。12月24日の評議員会で過半数の承認を得られれば、事実上就任が決定する。