金正恩氏が「睡眠障害」、体重140キロ台か…目の下にくま・腕にひっかき傷

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 【ソウル=中川孝之】韓国の情報機関・国家情報院は、北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記が相当な睡眠障害に陥り、体重が140キロ・グラム台まで増えたとの見方を示した。国内の食糧事情悪化などに対応を迫られていることで強いストレスにさらされているようだ。

シンガポールでトランプ米大統領(当時)と会談する金正恩氏(2018年6月12日)=ロイター
シンガポールでトランプ米大統領(当時)と会談する金正恩氏(2018年6月12日)=ロイター

 国家情報院の5月31日の国会報告によると、39歳とされる正恩氏は最近、目の下のくまが目立ち、アルコールや喫煙によるニコチンへの依存度が高まっている。北朝鮮は4月、海外で「最高位級の人物の不眠症治療のため」として睡眠導入剤「ゾルピデム」を購入し、医療情報を集めた。

平壌で朝鮮人民軍創建75周年の軍事パレードに出席した金正恩氏(2月8日)=AP
平壌で朝鮮人民軍創建75周年の軍事パレードに出席した金正恩氏(2月8日)=AP

 正恩氏の体重は人工知能(AI)で推定したとしている。2021年頃に「ダイエットしている」との臆測が出た。また、昨年末から腕などにひっかき傷が確認され、ストレスとアレルギーの複合的な原因による皮膚炎とみられるという。

 国家情報院によれば、北朝鮮では最近、食糧事情の悪化でコメの値段が正恩政権下では最高を記録し、餓死者も増えた。自殺者が前年同期比で約40%増加し、正恩氏は防止策を講じるよう緊急指示を出したという。

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4212409 0 国際 2023/06/01 17:40:00 2023/06/01 23:39:03 2023/06/01 23:39:03 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/06/20230601-OYT1I50128-T.jpg?type=thumbnail

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