特定のWebページを開くショートカットの作成と、ピン留めする方法

技あり!PC活用術

特定のWebページを開くショートカットを作成して、タスクバー上に Google Chrome とは別のアイコンで個別にピン留めできますか?

「インターネットショートカット」ではできないわ。そのWebページを「アプリ」にして、そのショートカットを使うなら個別のピン留めも可能よ。

えっ?ショートカットに種類があるのですか?

「インターネットショートカット」と「アプリのショートカット」があって「インターネットショートカット」をタスクバー上にドラッグ&ドロップしてもタスクバーにピン留めできないことが分かるわ。

では「アプリのショートカット」の作り方を教えてください。

Chrome の「設定」メニューで「その他のツール」の中から「ショートカットを作成」を選択すればいいのよ。「ウィンドウとして開く」にチェックを入れると単独のアプリのように別のウィンドウで開くようにもできるわ。

説明

Google Chrome でWebページを開くショートカットは2種類あります。
ショートカットアイコンを右クリックして現れるメニューから「プロパティ」を選択、開いた画面で「全般」タブに切り替えると確認できます。

1. インターネットショートカット (.url)
2. アプリのショートカット (.lnk)

それぞれの作成手順が違うので紹介します。

1. インターネットショートカット
1. Chrome でショートカットを作成したい特定のWebページを開く
2. Chrome でアドレスバーの入力ボックス左端のアイコンをドラッグして、デスクトップ上にドロップ
3. デスクトップ上にショートカットが完成
2. アプリのショートカット
1. Chrome でショートカットを作成したい特定のWebページを開く
2. Chrome アドレスバー右端の「設定」アイコンをクリック
3. 現れた「設定」メニューで「その他のツール」から「ショートカットを作成」を選択
4. 「ショートカットを作成しますか?」画面で名前を確認し、必要なら名前を編集後に「作成」ボタンをクリック

「ウィンドウとして開く」設定をチェックして「作成」すれば、一般的なアプリと同様に独立したウィンドウで開くようにもできます。

5. デスクトップ上にショートカットが作成されて完成

作成したショートカット (アイコン) をダブルクリック、あるいは選択してからエンターキーを押す、などで設定したWebページを開くことができます。
ショートカットは不要になったらアイコンを選択して「Delete」キーを押す、あるいは「ごみ箱」にドラッグ&ドロップすればアイコン自体は削除できます。

ただし「アプリのショートカット」はアイコンを削除しても、元となる「アプリ」は残るので「アンインストール」する必要があります。
例えば Windows 11 なら「設定」で以下の画面を開きます。
「設定」-「アプリ」-「インストールしているアプリ」

表示されたアプリ一覧の中から削除したい「アプリ」を探し、見つけたら右端の「設定」ボタンをクリック、現れたメニューから「アンインストール」します。

これでアプリがアンインストールされ、対応するショートカットのアイコンも削除されます。

そんな「アプリのショートカット」をタスクバーに「ピン留め」する方法は、アイコンをタスクバーの上にドラッグ&ドロップするのが直感的で簡単です。

これでタスクバーに「アプリのショートカット」アイコンが追加され、クリックすると設定したWebページを開くことができます。

あるいは Windows 11 の場合、アイコンを右クリックして現れるメニューで「その他のオプションを表示」を選択、それで切り替わって現れる Windows 10 で使われていた従来のメニューで「タスクバーにピン留めする」を選択しても同じことができます。

Windows 10 の場合は、アイコンを右クリックして最初に現れるメニューに「タスクバーにピン留めする」があるので、それを選択します。

一方で「インターネットショートカット」は「タスクバーにピン留め」できません。
Windows 11 ではアイコンをタスクバーにドラッグ&ドロップすることもできません。

Windows 10 ではアイコンをタスクバーにドラッグ&ドロップできますが、タスクバー上にピン留めはできず、対応アプリにピン留めされます。

「 Google Chrome にピン留め」された場合、タスクバーの「 Google Chrome 」アイコンを右クリックして現れるメニューにピン留めされます。

「インターネットショートカット」はタスクバーにピン留めはできませんが、アプリではないのでアンインストールしなくても簡単に削除できます。
2つの「ショートカット」は用途で使い分けるといいでしょう。

執筆者: 林 俊二

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