タレントの壇蜜(33)と気象予報士の半井小絵(なからい・さえ、41)。今週発売の週刊誌のグラビアで、なかなかいい味わいを見せてくれた。
壇蜜は、日本一売れている週刊誌「週刊文春」の巻頭を飾る「原色美女図鑑」に登場。「ここは企業の幹部が目を通しているので、広告のプレゼンなどでいい売り込み資料になる」と計算高く語るのは、芸能プロダクション幹部だ。
そこに壇蜜。「壇さん」でも「蜜さん」でもなく「壇蜜」。アントニオ古賀ばりの“姓名一致体”を放つ芸名だ。「文春ですから、乳首こそ出ていませんが、怪しげな色気は出ていますね」とグラビアカメラマンの採点もなかなかどうして。
通常は映画やドラマに主演する女優がタイミングよく登場し、パブっぽさがにおうが、今回は完全なる自社パブ。書き下ろしの「壇蜜日記」(文春文庫)を売りたいという社命が読み取れる。
先日、都内で行われた発売記念イベントでは、「良くも悪くも私生活の切り売り」とズバリ。肉体同様、思考の本質も隠さないあたりが磁力か。寝乱れた布団が敷かれた畳部屋で、重要機密を漏らしたくなる。理想の結婚相手もお金や社会的立場ではなく、「怒らない人」というのがいい。「それなら俺だって」と男性諸君に妄想させる。