土の中の、ヒマワリのタネ。しばらくすると…、大きくなっていました。こんな小さなタネから、どう育ってきたのでしょう。すると、「ワーオ! おいしそうなふしぎの予感ワオ!」と、ふしぎモンスターのワーオ!があらわれました。
ヒマワリのタネを植えたあと、何が起こったのか見てみましょう。時間をちぢめて変化(へんか)を見ていくと、白いものが出てきました。これは…? あれ? 上のほうにも…。地面の上からも見てみましょう。出てきたのは…? 葉と葉のあいだから、また葉? このあとは、どうやって大きくなるのでしょう。
育ったホウセンカ。どうやって大きくなったのでしょう。「ヒマワリとくらべたら、ふしぎ見つかりそうワオ!」。神奈川県横浜市立白幡(しらはた)小学校のみんなと、ふしぎを見つけてみましょう。ヒマワリとホウセンカの育ち方をくらべてみてください。土の中、どこがちがって、どこがにていますか? 地面に出てきたあともくらべてみると…? ヒマワリとホウセンカ。どこがちがって、どこがにている? みんなは、どんなことに気がつきましたか?
「ヒマワリのほうはタネから1本の根が出てくるけど、ホウセンカはタネから1本出てきたあと、また2本出てくる」と言う子。根の出方に注目すると、ヒマワリは、さいしょ、1本だけ出てきました。ホウセンカは、とちゅうから分かれていきます。ちがいに気づいて、ふしぎが見つかりましたね。「ワーオ!」。ほかにはどうでしょう。
「パカッと開いたとき、葉っぱが、ホウセンカがこうなってて、ヒマワリはこうなってたから…」というちがいを見つけた子。出てきたばかりの葉。たしかに、反っている向きがちがいます。「どうして? ふしぎワーオ! ほかにもあるワオ?」。
「めが出たときは葉っぱは丸いけど、成長(せいちょう)すると葉っぱがギザギザになるのがふしぎ」。ホウセンカの葉。さいしょに出てきたのと次に出てきたのとでは形がちがっていました。ヒマワリの葉はどうでしょう。「こっちもちがうみたい!」とワーオ!。「あーん、むしゃむしゃ」とふしぎを食べてしまうワーオ!。するとワーオ!の体から、みんなが見つけたふしぎがとびだしてきました。ヒマワリとホウセンカの育ち方をくらべると…。タネから出る根の出方がちがうのがふしぎ。さいしょに出てくる葉の反り方がちがうのがふしぎ。どちらも、さいしょの葉と次に出てくる葉の形がちがうのがふしぎ。「くらべると、まだまだふしぎ見つかりそうワオ!」。
次は、大きくなったヒマワリとホウセンカのふしぎを見つけてみましょう。まずは、葉。ちがうところ、にているところをさがしてください。くきはどうでしょう。土の中の根はどうでしょう。みんな、どんなことに気がつきましたか?
「なぜヒマワリの葉にはトゲがないのに、ホウセンカの葉にはトゲがあるのか」と気づいた子。「ホウセンカの葉っぱにギザギザがあるのがすごいふしぎ」と言う子も。葉の形をくらべると、ホウセンカの葉の“ギザギザ”は、ヒマワリにはほとんどありません。「なんでだろう? ワーオ!」。ほかにはどうかな?
「ホウセンカは根っこの赤色とくきの色が同じだけど、ヒマワリはくきが緑、根は黄緑みたいな白。ホウセンカはくきと根が同じ色、ヒマワリはちょっとだけちがうから、どうしてなのか調べてみたい」と言う子。色のちがいに注目したら、ヒマワリはくきが緑で根が白いのに、ホウセンカはくきも根も赤い色でした。「ふしぎだなぁ」。ワーオ!がむしゃむしゃとふしぎを食べてしまいます。ワーオ!の体から、またみんなが見つけたふしぎがとびだしてきました。大きくなったヒマワリとホウセンカのふしぎ。葉に注目したら、形がちがうのがふしぎでした。くきと根に注目したら、色がちがうのがふしぎでした。「とってもふしぎ。みんな、ナイスワオ!」。
ヒマワリとホウセンカをくらべたら、ふしぎがたくさん見つかりました。ほかの植物はどうでしょう。いろいろなしゅるいをくらべてみると…? 「ワーオ!」。