40メートル×170メートル 旭川郊外で田んぼアート見頃

旭川市郊外では、水田をキャンバスに見立ててさまざまな色の稲を植え大きな絵を描く「田んぼアート」が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

「田んぼアート」は地元の農協などが農業に親しみを持ってもらおうと毎年制作していて、ことしは旭川市東鷹栖7線の縦40メートル、横170メートルの水田に赤や黄色などそれぞれ色が異なる6つの品種の稲が植えられました。
ことしは北海道米のイメージキャラクターを務めるタレントのマツコ・デラックスさんと、旭川市と隣町の鷹栖町のキャラクターが並ぶデザインになっています。
訪れた人たちは水田の横に設けられたおよそ9メートルの展望台から、眺めを楽しんだり、写真を撮影したりして楽しんでいました。
旭川市内の70代の男性は「色鮮やかで、マツコさんそっくりに描かれているところに感動しました」と話していました。
田んぼアート実行委員会の青木秀晃委員長は「ことしは天候に恵まれて稲の成長がよく、色がきれいに出ているので、たくさんの人に楽しんでもらいたいです」と話していました。
「田んぼアート」は8月中旬まで見頃が続くということです。