海洋博公園(国営沖縄記念公園 海洋博覧会地区)

 海洋博公園は、1975年(昭和50年)に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、1976年(昭和51年)に博覧会跡地に設置されました。

 内閣府では、「太陽と花と海」を基本テーマとし、沖縄の気候や自然、歴史・文化を活かした公園整備を行っています。
 公園の3つのエリアのうち、「沖縄文化・センターゾーン」では、東南アジア諸国の海洋民族とのかかわりを示す生活用具、漁撈具等が展示されている「海洋文化館」、琉球列島古来の民家群及び民家庭園を再現した「おきなわ郷土村」、沖縄最古の歌謡集である「おもろさうし」にうたわれている植物のうち代表的な22種類を展示植栽した「おもろ植物園」等があります。
 「オーシャニックゾーン」では、ジンベエザメ、マンタなど大型のサメ・エイ類を飼育している世界最大級の「沖縄美ら海ちゅらうみ水族館」、海洋博当時からのイルカショーが人気の「オキちゃん劇場」、メキシコ政府から贈られたマナティーを飼育展示している「マナティー館」、ウミガメの産卵から成長まで観察できる「ウミガメ館」、イルカの能力や人工尾びれのイルカ(フジ)を観察できる「イルカラグーン」、白砂を敷きつめた人工ビーチの「エメラルドビーチ」などがあります。
 「熱帯亜熱帯環境ゾーン」では、一年を通じて花を絶やすことのないよう世界的な規模の温室を設け、ランや熱帯果樹・花木等熱帯性の植物を演出展示している「熱帯ドリームセンター」、外国人に人気の「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」などがあります。


 詳しくは海洋博公園ホームページをご参照ください。


中央ゲートからの眺望