子会社の工場跡地に8316枚の太陽光パネルを設置する(出所:東京製綱)
子会社の工場跡地に8316枚の太陽光パネルを設置する(出所:東京製綱)
[画像のクリックで拡大表示]

 ワイヤーなどを手掛ける東京製綱は5月13日、青森県八戸市に出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「東京製綱八戸太陽光発電所」を建設すると発表した。

 同社は、太陽電池向けに切断用のワイヤーソーなどを供給している。今回、その応用であるメガソーラーを建設し、発電事業に取り組むことにした。

 八戸市大字河原木字蓮沼にある、子会社の工場跡地をメガソーラー用地に活用した。敷地面積は約6万6000m2。3月に着工しており、7月に売電を開始する予定としている。

 稼働後の年間発電量は、約234万7000kWhを見込んでいる。経済産業省からは40円(税抜き)の買取価格で設備認定を受けている。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、大和ハウス工業が担当する。太陽光パネルは中国レネソーラ製(8316枚)、パワーコンディショナー(PCS)は日立製作所製を採用する。