ソフトバンクモバイルは3月1日，台湾HTC製のスマートフォン「X01HT」で，メールの受信が即座に分かるメール・サービス「S!メール」に対応するソフトウエアを3月16日から提供すると発表した。

　利用には，同社のユーザー向けサイト「My SoftBank for X Series」から「SoftBankメール」と呼ぶソフトウエアをダウンロードして端末にインストールする必要がある。SoftBankメールは，S!メールだけでなく，ソフトバンクモバイルのユーザー同士で電話番号でメールをやり取りするSMS（ショート・メッセージング・サービス）サービスにも対応。携帯電話同士のメールは，SoftBankメールで一括して扱えるようにした。

　SoftBankメールをダウンロードする際の通信料と情報料は無料。

　S!メールは，長文のメールやHTMLメール，画像や動画を添付したメールなどをリアルタイムに送受信できるサービス。電話番号や「softbank.ne.jp」ドメインのメール・アドレスで送信相手を指定できる。従来のX01HTは，SMSとパソコン向けメールの受信にしか対応していなかった。