写真●ドコモマーケットのトップページ最上部にあるリンクからスマートフォン向けの「災害用伝言板」にアクセスできる
写真●ドコモマーケットのトップページ最上部にあるリンクからスマートフォン向けの「災害用伝言板」にアクセスできる
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 NTTドコモは2011年3月18日、震災に伴う安否情報の登録や確認をするためのサービス「災害用伝言板」を同社製スマートフォンからも利用できるようにしたと発表した。18日午後6時から利用できる。従来、iモード対応の携帯電話からは同サービスを利用できたが、スマートフォン向けには提供していなかった。NTTドコモでは、「被災地支援のため当初の予定よりも早めて提供開始することにした」としている。

 対象となる機種は、スマートフォン向けのインターネット接続サービスである「spモード」に対応したドコモ スマートフォン端末および「BlackBerry Bold 9700」「BlackBerry Curve 9300」。これらの機種でspモードを契約していることが利用の条件となる。

 対象スマートフォンでは、ドコモマーケットのトップページ最上部にある「災害用伝言板」を開くことで安否情報を登録したり確認したりできる(写真)。安否情報を登録する場合は、自分の状況を「無事です。」「被害があります。」「自宅に居ます。」「避難所に居ます。」の4種類から日本語あるいは英語で選択できる。全角100文字以内でコメントを残すことも可能だ。

 安否情報を確認する場合は、上記ページにアクセスして、調べたい人の携帯電話番号を入力する。他社製携帯電話やPHSから登録した安否情報も確認できるという。

 なお、機種によっては、上記ドコモマーケット以外から災害用伝言板にアクセスするようになっているので若干注意が必要だ。BlackBerry Bold 9700およびBlackBerry Curve 9300を利用しているユーザーの場合は、「docomo service portal」から災害用伝言板にアクセスする。利用に当たっては、別途「docomo service portal」のインストールが必要となる。SC-01BあるいはT-01Aを利用しているユーザーの場合は、「ドコモサイト」(www.dcm-gate.com)からアクセスできる。