みなさん、モバイルしていますか? スマートフォンという言葉も一般的になってきて、周りにスマートフォンユーザーが徐々に増えてきました。電車に乗っていても、W-ZERO3シリーズやiPhone 3Gを利用している方を多く見かけます。

 スマートフォンと言えば、NTTドコモが「PRO series」として5機種を発売する予定です。その中でも注目と言えば、台湾HTC製のWindows Mobileスマートフォン「HT-01A(HTCの製品名はTouch Pro)」と、「HT-02A(HTCの製品名はTouch Diamond)」です。このTouch ProとTouch Diamondは、複数の通信キャリアがほぼ同時期に発売するという異例の事態となっています。海外のスマートフォンではよくあることですが、キャリア主導の日本の携帯市場でほぼ同じ機能を搭載した機種が同時期に出るのは、非常に珍しいと思われます。

 Touch Diamondに関しては、イー・モバイル「S21HT」、ソフトバンクモバイル「X04HT」が既に発売済みで、聞いたところでは売り行きも好調なようです。非常にコンパクトなきょう体とiPhoneライクなタッチオペレーションが、従来のスマートフォンユーザーだけでなく、携帯ユーザーにも訴求しているものと思われます。

 さて、好調なTouch Diamondにスライドキーボードを内蔵した機種がTouch Proです。個人的には、スマートフォンでテキスト入力を多用するため、キーボードを内蔵していることは必須です。そこで、このTouch Proには注目しています。このTouch ProをNTTドコモがHT-01Aとして11月28日から発売を開始しました。また、ソフトバンクモバイル、KDDIが発売を予定しています。複数の通信キャリアより発売されることで、ユーザーの選択肢も広がり、ユーザーが増えることが期待できます。

 今回は、NTTドコモのHT-01Aをお借りしました。早速、写真レビューをします(なお、テスト機をお借りしましたので、実際の商品とは違う可能性もありますので、ご了承ください)。