ケータイにはアドレス帳、送受信したメール、撮影した画像など、さまざまな情報が保存されている。ビジネスで使う場合、これらを第三者に盗み見られないように注意する必要があることは言うまでもない。そのときに不可欠となるのが暗証番号だ。今回は、この暗証番号を上手に使いこなす方法を紹介したい。

 ケータイを安全に使いこなすためには、複数の暗証番号を使い分ける必要がある。NTTドコモの場合、利用不可欠なものとして「ネットワーク暗証番号」「端末暗証番号」「iモードパスワード」の3種類がある。

 ネットワーク暗証番号は、契約時に申込書に記入した4ケタの数字で、留守番電話や転送電話などのネットワークサービスを利用するときに使う。端末暗証番号は、端末の操作をロックするときに使う暗証番号で、アドレス帳やメールなどを他者に見られないようにロックできる。iモードパスワードは、iモードの有料コンテンツを購入したりするときに必要となるものだ。

 端末暗証番号とiモードパスワードは初期設定が「0000」になっている。そのままで使っていると、どこかに紛失したり、置き忘れたりしたときに悪用される危険性が高いので、必ず自分だけがわかる番号に変更しておきたい。端末暗証番号は4~8ケタの数字、iモードパスワードは4ケタの数字に変更できる。

端末暗証番号は、「メニュー」→「設定/サービス」→「ロック/セキュリティ」などで変更できる
端末暗証番号は、「メニュー」→「設定/サービス」→「ロック/セキュリティ」などで変更できる
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iモードパスワードを変更したいときは、「iMenu」→「お客様サポート」→「各種設定」→「iモードパスワード変更」へ
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