ウィルコムW-ZERO3の新モデルが1月末に発売となった。通話にウィルコムのW-SIM、通信にNTTドコモのMVNOであるW-CDMA(3.5G)が利用できる画期的な端末だ。通信速度が遅いというウィルコムのネックがなくなったのは大きい。また、従来のQWERTYキーではなくテンキーのみを搭載し、ケータイライクな外観のスマートフォンとなっている。今回のレビュー用に借りたのは試作機なので、製品版とは多少異なる点があることに注意していただきたい。

図1 スクエアなフォルムで、見ただけでは一般的な携帯電話とほとんど変わりない
図1 スクエアなフォルムで、見ただけでは一般的な携帯電話とほとんど変わりない
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●HYBRID W-ZERO3(S027SH)の3大特徴
  ・3.5型の高精細な大画面液晶
  ・PHSの通話と、W-CDMA(3.5G)の通信を両立したハイブリッド端末
  ・テンキーとスライド式でケータイライクな外観

製品名HYBRID W-ZERO3(S027SH)
メーカーシャープ
キャリアウィルコム
OSWindows Mobile 6.5 Professional
入力テンキー、タッチパネルほか
画面サイズ3.5インチ(480×854ドット)
本体寸法約W53×H120×D16.9mm(最薄部)
重さ約158g